ニコンF3 新発売時のシステム価格表

ニコンF3新発売時カタログ(1980年2月15日)に挟み込まれていた価格表です。Alls_2

3つ折6ページ1枚物で、表紙はカラー印刷、その他はグレー白黒の3色刷りです。
以前紹介しましたニコンEM新発売時の価格表同様にF3専用及び同時期発表発売予定の物は白抜きとなっています。
大きな画像はこちら。(約1.8MB)

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ニコンF3H/MD-4H 使用説明書

前日のニコンF3/Tに次いで、ちょっと安易ですが、今回もF3の説明書です。
ニコンF3H/MD-4Hは報道機関などの特需向け特殊モデルですが、説明書はいたってシンプルです。
All1s
All2s
All3s

今回のニコンF3H及び同モータードライブMD-4Hの説明書も、基本操作は、F3HPとMD-4に準じますので、それらは以前に紹介しましたニコンF3の使い方 「使用説明書 基本操作編」や「使用説明書 技術編」、「使用説明書 応用編」を参考にしてください。


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ニコンF3/T 説明書

ニコンF3チタンボディは、操作に関するものは、基本的には、通常モデルのF3ハイアイポイントと変わりありません。
その為、下のような専用の説明書がありましたが、その内容はごくわずかな違いを記した程度のものでした。
F3t1s
F3t2s

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ニコンF3AF 新発売広告

1983年3月の各カメラ雑誌に掲載されたニコンF3AF新発売の広告です。

F3afs

ニコンとしては第一世代のオートフォーカス一眼レフで合焦速度の速さがプロにも使える実用速度になったことを前面にだしています、確かMD-4装着時秒3コマまではAFがOKでしたが、個人的には移動体をAFでの追尾がどの程度実用になるのかに興味がありました。

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ニコンF3カタログ一覧(表紙)

ニコンF3カタログの表紙のおおよその種類を一覧にしました。
All1as

これらは同じ表紙でも発行年月の違いがいくつか見られます。
同じ表紙が最も長い期間使われたのは中段左のもので、84年から91年頃までの数年間変わりませんでした。
また、以前に紹介しましたF3PF3Hは1枚もののパンフレットでした。
また、F3Tは専用のカタログは見かけた事はありませんので、多分出ていないと思います。
発売期間が長いカメラでしたが、表紙のデザイン変更などはF2と比べて少なかったです。

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ニコンF3のライバル機種 キヤノンニューF-1

ニコンF3と同時期に登場した高級システム一眼レフ、キヤノンニューF-1です。
とはいえ、登場は1981年9月でニコンF3とは1年半ほどの開きがありました。
F1s(写真工業1981年10月号より)


こちらはキヤノンテクニカルマニュアルに載っていた内部の構造を示したページです。
SニューF-1もハイブリッドシャッターを搭載していました。

参考資料(約4.8MB)

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ニコンF3のライバル機種 ペンタックスLX

1980年3月にニコンF3が発売されました、それより遅れること3ヶ月、ペンタックスから超高級システムカメラ、LXがプロフェッショナル仕様と銘打って登場しました。
ハイブリッドシャッターや防滴構造を採用したり、本革のオプションや自分の手に合わせての加工ができるグリップなどのカスタマイズと実際それにふさわしい仕様と内容でした。
Lxs(写真工業1980年9月号より)
また、生産終了は2001年でほぼ21年間の発売と非常に長期間の販売でした。
私は発売当初、ハイブリッドシャッターと密封構造を羨ましく思ったものでした。

参考資料(約4.4MB)

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ニコンF3AF 裏表紙

下はニコンF3AFカタログの新発売表示のある1983年2月1日版(上半分)と1983年6月1日(下半分)です。
わずか4ヶ月間ですが、いくつかの違いが見られます。
F3afurahyosis

この間にニコンはF3カメラなどで1984年サラエボオリンピックのオフィシャルサプライヤーの1つに選ばれ、ロゴが入れられるようになりました。そう言えば、F3カタログではモスクワオリンピックでも公式記録カメラとなり、ロゴが入っていましたね。
オリンピックの現場ではF3がメインになっていたのでしょうが、このF3AFははたしてどのくらい使われていたのでしょう?スポーツ写真の現場でどの程度実用になっていたのか少し興味があります。

また、愛用者カードを送ると貰える「新・ニコンの世界」が無くなり、「ニコン・ナイスショット」のみとなってしまいました。

これとは別に、ニコンF2のアクセサリーの継続販売のアナウンスがあります。
DE-1、DP-11、DW-1、MD-2、MB-1の5種ですが、実質1986年までの販売を宣言しています。こういったカタログでのアナウンスはニコンFの終了後のモータードライブなどの再生産アナウンスがはじめだったような気がします。
ニコンF再生産品価格表

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和泉雅子 私の"北極点”は、北緯88度40分!!

先日紹介しました「ニコンF3 和泉雅子スペシャル」のインタビュー記事にあった北極点を目指した遠征時のコースです。
1

この年は気温が高く、条件が悪かったために極点までたどり着くことを断念しています。
タイトルはその最高緯度をあらわしています。

記事全文

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植村直己の耐寒仕様F3

画像は植村直己氏の極寒地への冒険の際持ち込んでいたニコンF3です。
F3uemura_spNikon新聞No.227より

このF3チタンは、ファインダーは通常F3TはHPの物になりますが、DE-2と同じアイレベルプリズムを使った物になっているのが外観上の特徴です。

さて、画像の元記事ですが、Nikon新聞の特集記事で植村直己氏と日本光学取締役カメラ事業部長 小野茂夫氏との新春対談にあったものです。

内容で、氏のカメラは低温度でも使えるようのとの要望が発端でリチウム電池を使用するようになったようですが、どのカメラを指しているのかは不明ですが、記事中に小野氏がリチウム電池を標準搭載したカメラはニコンが最初と言っているのが少し気になりました。当時ニコンEMは確かリチウム電池が付属(初期はG13×2個)していたように記憶していますので、このあたりでしょうか?

また、この号の出た翌月の2月半ばに植村氏はマッキンリー峰への単独登頂に成功するのですが、下山途中に連絡が取れなくなり、消息を絶ちました。興味深いのは、この記事にそのマッキンリー辺りで訓練をして、南極の最高峰にも備えるような内容の発言が見られました。その訓練も兼ねた登頂だったのかもしれません。

参考記事:1984年新春対談(2.1MB)

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ニコンF3 和泉雅子スペシャル

1985年に和泉雅子さんが北極点を目指した遠征時の画像です。
手にしているカメラはニコンF3植村スペシャルで、これは後に和泉雅子スペシャルとなったようです。
Nikon8510aNikon新聞'85/8号より

和泉雅子スペシャルへとなった経緯はアサヒカメラ2005年2月号の「あの有名人のお宝カメラ」P.134に少し載っています。北極圏遠征からの帰国後に当該カメラに下の画像のように刻印がなされ、雅子スペシャルとなりました。
F3izumispa

また、北極遠征後、和泉雅子さんのインタヴュー記事が先のNikon新聞に今月の特集として載っていますので、そのうちに紹介したいと思います。


関連記事:和泉雅子 私の"北極点”は、北緯88度40分!!


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ニコンF3など購入者平均年齢

下はニコンFA発売直後ころの販売店向け資料にあったアンケートの一部です。
Faf3a

これを見ますと、購入者の平均年齢はいずれの機種も結構高いように感じました。
特にニコンF3AFは高価でもあり、47.3歳とかなり高い数値となっています、出始めではありますが、年齢層データにも見られますように高齢者のAF需要も高かったのかもしれません。
それと対比する訳ではありませんが、FM2は写真を勉強する学生の購入者が多い事も関係しているのか10代の比率が他機種より高く、その為か平均年齢が一番低くなっています、私はてっきりニコンEMが一番低いだろうと思っていました。

また、購入理由の最後にニコン製品だからという部分がありますが、高級機はその比率が高いのもなんとなくうなずけます。

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ニコンF3の使い方 「使用説明書 応用編」

ニコンF3の使用説明書の内容紹介としては最後の応用編となります。実際の説明書にはこの他に目次ページや各部名称のページ、仕様、手入れの仕方などが掲載されています。

Ohyou1a
Ohyou2a
Ohyou3a
所有説明書は古いものですので、AS-17は載っていませんから、AS-17を使い、この説明書にある以降の最近のスピードライトを使う場合は、AS-17の説明書を参考にしてください。


関連記事

ニコンF3の使い方 「使用説明書 基本操作編」

ニコンF3の使い方 「使用説明書 技術編」

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ニコンF3の使い方 「使用説明書 技術編」

先日のニコンF3の使い方 使用説明書 基本操作編の続きで、今回は技術編になります。
大きな画像は説明書4頁ぶんを1600ピクセルにしています。
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ニコンF3の使い方 「使用説明書 基本操作編」

検索ワードやフレーズを見ますと、割合使い方に関するものが多いので、今回ニコンF3HPの使用説明書の中の基本操作に関する部分を紹介します。普段から使って居られる方は改めて見る必要もないような内容ですが、初めて使う方には、多少なりとも不安な部分を払拭できるのではないかと思います。
Kihon1
Kihon2
Kihon3
Kihon4
この説明書は金色の表紙の版ではなく、後期のグレーと白のボーダー模様の地の表紙のものからスキャンしてあります。

全てのページを一度に紹介できると良いのですが、ページ数が多く、ファイル総容量の都合もあり、その他はまたの機会にと言うことにしておいてください。

関連記事

ニコンF3の使い方 「使用説明書 技術編」

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ニクノン誕生?

カメラレビュー26号に下のような記事が載っていました。
楽しい記事なので紹介します。
Niknon1a

画像の暗部がつぶれて分かり難いですが、説明のようにキャノンF1とF3用DX-1の合成で、実現させれば確かにフォーカスエイドは可能なような気はします。
しかし、この記事が紹介された頃には確かキャノンAL-1というフォーカスエイドの出来るSLRが出ていましたので、当時としても、労多くしてあまり実のない改造と言えそうですね。
それなら、むしろニコンFやF2への取り付け改造の方が、変なニコンオヤジに需要があったかもしれません、(汗)

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ニコンF3 初期のシステム一覧

ニコンF3カタログ初版に挟み込まれていたF3システムの一覧と価格です。
3つ折り6頁の一枚もので、本来は表紙部分以外は2色刷り、白いイラスト部分が新発売の物です。
F3system1a
F3system2a

私は、新発売とほぼ同時期に手に入れましたが、この頃はFやF2の時とは違い、割引も結構あり、確か15%以上は引いて購入できたように覚えています。
その前年にF2チタンを購入しましたが、その時は5%程度しか値引きがなく、新製品なのに、思ったより安く手に入れられる事ができ、少し意外に思ったものでした。

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'80年代に向けての一眼レフ2機種 「ニコンF3」および「ニコンEM」の発売について

下の画像は、表題のプレス向け発表資料の1頁目と2頁目です。この資料は25頁にわたる物で、各機種の概要や特徴、当面の月産数などの文字情報やカメラの画像が載っていました。
F31a
F32a

これを見ますと、F3はスペースシャトル計画に使われることや、ニコンEL2やF2とは併売されない事が分かるかと思います。(EL2は発表前年1979年11月に払底しており、また、F2は1980年6月に在庫払底しました。)


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ニコンF3 NASA仕様の条件

ニコン・スペースカメラと呼ばれたニコンF3 NASA仕様は250枚撮りのF3ビッグカメラと72枚撮りのF3スモールカメラがありました。(画像は以前に紹介しました「宇宙へ行ったニコン」を参考にしてください。)

このNASA仕様の製作は1978年12月にスタートし、そのプロジェクトチームは「S2」と呼ばれていたそうです。
NASAからの要求は自動露出のスペースカメラで、皆さんご存じのように、当時開発中のF3がベースになりました。
その他のNASA仕様の要求項目は、250枚撮りで撮影途中でもフィルム交換が可能なこと。シン・フィルムと普通の厚さのフィルムの両方が使えること。打ち上げ時や帰還時の振動に耐えること。真空状態でも使用可能なこと。真空状態でも蒸発しない潤滑油を使うこと。真空状態でも変化の無いフィルムを使うこと。可燃性のプラスチックは使えない(火がついた場合、自然消火できるプラスチックは可)。カメラから電磁波をださないこと。といったような条件だったそうです。また、そのほかにも、メッキの厚さや半田付けの際の半田の量や、防湿シール材など細かく規定があったそうです。

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プロスペックAF ニコンF3AF

ニコンF3AFは1983年4月に発売されました、下は発売月1983年5月の写真工業誌に掲載された広告です。
F3af1a
広告冒頭部の「プロに応えるフォーカス・レスポンスのオートフォーカスを実現する。」に当時のニコンSLRオートフォーカス技術の自信が表れているように感じました。
また、それまでのオートフォーカスと比べて確かにレスポンスは良く、実用できるオートフォーカスでした。
しかし、サイズや価格、使えるレンズなどの制約からかあまり数量は出ませんでした。(約9200台)
当時、DX-1の価格は、実際の製造コストに見合うものではなく、低く抑えて出したと言われていましたが、私自身はそれを確かめた事はありません。

余談ですが、F3AF用レンズは唯一?所謂カニの爪標準装着のオートフォーカスレンズです。
画像や仕様などは以前に紹介しましたニコンF3AF用レンズを参照してみてください。

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ニコンF3 貴重?な使用説明書

ニコンF3の使用説明書の初版1980年1月版と2版同年4月版の変更箇所の画像です。

F3a

違いは底にある電池蓋の開閉時の画像のみで、使われているコインが25セントから100円硬貨へと変わっています。
この25セントの画像が使われている日本語版はおそらくこの初版のみだと思われます、また、4月出荷分では既に2版へと変わってしまって、実質1ヶ月強ほどしか添付されていない事になります。
初版の説明書が添付されているのは、本体の番号ではせいぜい120~121万台あたりまでのF3くらいでしょうか。

なぜ、写真を入れ替えたのか理由は判りませんが、F3の説明書でもF2時のように多数の版が存在し、発売年である1980年だけでも、11月までに5版の数字が見られます。2~3ヶ月ごとに版が進んでいたようです。また、横幅が数ミリ短くなり、後の版では端の余白がほとんどなくなってしまいました。

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ニコンF3 発表展示会

F3a
これはニコンF3とEM、及びシリーズEなどの新しいレンズなど新製品の発表展示会開催のDMはがきです。
たしか全国各地で日程をずらして行われていたはずですが、私の手元には、1980年3月13日から16日まで銀座松坂屋にて行われた際のものが残っていました。

ニコンのプロ機が初めてAE搭載、電子シャッターで出てきた事で、私は、非常に興味を持って迎え入れたという覚えがあります。
また、共通のデザインによるAE専用の普及機EMは海外で先行販売され、雑誌でも既に取り上げられていましたので、こちらも興味を持っていました。

そして、発表展示会で実際に手にし、すぐにF3とEMの予約を入れてしまい、EMとシリーズEレンズはすぐに入手出来ましたが、F3を実際に手にするまで2週間近くかかってしまいました。当時、プロ仕様のニコンで電子シャッターによるAE機の耐久性、信頼性を危惧する声をいくつか聞いてましたので、販売においての出足はそれほどでもないだろうと勝手に思ってましたので、手元に届くまでの期間が長かったことを意外に感じたことを思い出しました。

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ニコンF3AFの光路など

下の画像はニコンF3販促資料にあるニコンF3AFの光路(フレーミング、測光、測距)やAFレンズの機構などを分かりやすく紹介したものです。
F3afa

カタログなどには、DX-1ファインダーに使われているレンズやプリズムなどのイラストはもっと簡略されたものしか載ってなかったようであまり実感がわかないのですが、実際は下のように多数のプリズムやレンズなどが使われ
ており、かなりのコストが掛かっている事が分かると思います。以前に紹介しましたDX-1展開図も合わせて見ていただきますとより分かると思います。
Dx1a


発表された当時、各部(*1)部組品として、工数を減らしてはいますが、あのサイズ内への組み込みや検査などは、ニコンSPなみに手間が掛かっているという勝手な印象を持ってました。
当時のDX-1ファインダーの価格110000円は実質赤字でメーカーではペイ出来る価格設定ではなかったと聞いています、しかし、本当の所は知りません。

*1:DX-1展開図にある部品番号の前にB文字が入っているものは全て部組品(assembly)です。

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F3Pカタログ

以前にニコンF3Hを紹介した際にそのカタログを掲載しました。

今回は同じく以前に少しF3HPとの違いを紹介しましたF3Pのカタログを紹介します。
F3pcataloga

これらカタログはNPSなどで配布され、通常店頭にて配布されるものではありませんので、印刷数もそれほど多くはなく、割合珍しく目にする機会も少ない物の1つです。

とはいえ、御覧のように内容自体は変更部分の紹介などで、今となっては決して目新しい物ではないです。

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ニコンF3 シャッターダイヤルの変更写真

ニコンF3の改良箇所などは以前に少し紹介しましたので、既にご存知の方も居られると思います。
F3a
その中のシャッターダイヤルのバルブの“B”の文字の色が変わった際にカタログなども写真の入れ替えた物に切り替わっていきました。
下はその切り替わる前後のアクセサリーカタログの表紙です。
日本光学時代からカメラなど製品に変更が加えられると、写真を差し替えたカタログや取り説など直ぐに新たな版の物に切り替えてましたので、この表紙もそうだと思ってました。
しかし、よーく見ると実は同じ写真だということが分ります。巧みにバルブのBの文字だけ画像処理で色を変えてあります。想像しますに、今なら素人の私たちでもソコソコできるようになりましたが、当時はDTPなどという言葉もなかったような時代ですから、きっと手作業で地道に修正を加えたのではないでしょうか。


続きを読む "ニコンF3 シャッターダイヤルの変更写真"

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ニコンF3の全パーツ

F3a

画像はナイスショットに掲載されていたニコンF3を構成する部品をディスプレイしたものです。
F3は初期品で、まだ、防滴性向上の為のシール品は追加されてません。
シャッターダイヤルのB(バルブ)もオレンジ色で8秒と同じ色となっています。
右下のカラフルな線はリード線で、ディスプレイ用で実際の長さとは違います。

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ニコンF3AF専用アクセサリー

ニコンF3AFには専用のレンズが80mmと200mmの2本しか用意されませんでした。
その為、既存のレンズを利用してAFで使うことのできるようにと専用のテレコンバーターTC-16Sが用意されました。
ただし、このテレコンバーターも使用には制限があり、使うレンズは開放F値が2.0以上の明るいものでなければいけませんでした。
このTC-16Sのデータシートは以前に紹介しましたので、そちらを参考にしてください。

さて、このテレコンTC-16Sですが、写真工業1984年4月号に「メカニズム最前線」として、2ページに渡り解説記事が掲載されています。興味のある方はこちらを見てください。

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F3+MD-4+緊急作動レバー

私は以前少しMD-4に単3型3.6ボルトリチウムイオン電池を4本のみ使う考えを記しました。

先日実施しましたが、MS-3に14500型を4本セットした状態の電圧は16.3ボルトほどで容量は900mAhといった内容です。
実使用は36枚撮りネガ8本のみで、さわりだけなのですが、巻き戻し時間の短さや最高速状態連続撮影での実力はMN-2と同等以上ではないかと思っています。
これで、撮影可能枚数がアルカリ電池並み以上であれば申し分ないのですが、これは私の場合はまだ未知数です。(汗)

また、カラ打ちのみですが、この電池を使い、禁断のF3+MD-4で緊急作動レバーを使ってみました。
これはシャッター速度が安定しない(幕の間隔が安定しない)ので実際の撮影では使えない(故障の要因にもなりえますのでやってはいけない)のですが、連写速度は秒6コマより速い速度で巻き上がります。
この状態で、マウント側から見たところ、全開で作動しているように感じました。(手持ちの4台で確認)
ただ、この緊急作動レバーを使っても連続撮影するものと、途中で止まってしまう物があります。
この件に関して、内部的な改良が施されてはいないと聞いていますが、本当のところは分かりません。
Md4a
注意書きに記されている禁止事項なので、皆さんに伺う事は出来ませんが(汗)、皆さんのF3は連続撮影可能なタイプでしょうか、それとも途中で止まるタイプでしょうか?


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DX-1展開図

下の画像はニコンF3用AFファインダーDX-1の修理指針にある展開図です。
Dx1a


図のB117はレンズ側(カメラ本体側)との接点部分なのですが、見るとリード線が5本しか出ていません。
接点用のミゾは7箇所分ありますが、電気接点として5箇所しか金属が入ってないのがDX-1の外観を見ても判断できます。
一応この接点ですが、本体マウント側から見て左より順に Vcc(3ボルト)、距離制御信号用,
最短から無限への焦点信号用、無限から最短への焦点信号用、空き、GND、GNDと6接点なっています。
これはレンズ側を見ても同じです。(4:2に接点が分かれていて、その2つになっている方がGNDです。)
レンズ側や本体マウント部とDX-1では数が合いませんが、レンズ部などの2つのGNDはファインダー側からは1つしか出てませんので実質1つとなるようです。

また、外部接続用コネクタB139もリード線が5本でています。
こちらはちゃんと5つのピンで数はあっています。
参考までにこちらのピンアサインも記します。
コネクタの一番下に来るピンがGND、それから時計回りで次がフォーカス制限信号、合焦信号、最短から無限への焦点信号、無限から最短への焦点信号となっています。

AF-SもVRも距離情報も利用してない、初期のシンプルさが、20数年の年月を感じます。

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MD-4のコネクター

ニコンF3用モータードライブMD-4にはコネクターが全部で4箇所あります。

本体正面から見て左下の長尺用コネクター、これはMK-1やMF-4などで使います。

正面右下のはリモートコネクターで、リモートコードMC-12(A/B)やMC-4AなどのほかMR-3などのターミナルシャッターもここに繋げます。

その上の一番小さなコネクターは電源コネクターで、MA-4や他の安定化電源などの外部電源用コネクターです。

本体上面にある7ピンのコネクターがカメラとの接点に繋がるコネクターで通常モデルでは7ピンのうち2番のプロテクター解除は使いません(有りません)、これはMD-4Hには装備されています。

下はそれらコネクターのピンアサインを示した画像です。
Md4


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ニコンF3用MD-4のバッテリーチェッカー

ニコンF3用のモータードライブMD-4は公称9~18ボルトで動作します。
とはいえ、通常の状態では電池の消耗度を知るのに、バッテリーチェックボタンを押して、ランプの点灯数で判断します。
この時のランプ数切り替わり判断時の電池電圧を紹介します。

MS-3にアルカリ単3電池を入れた場合、新品時は12ボルト以上あります。
バッテリーチェック時にランプ1つへの切り替わり時の電圧は10.2Vプラスマイナス0.2V、また、ランプ1つから点灯無しへの切り替わりはそれより0.1~0.3V低くなった時にそうなるよう調整されているようです。

MN-2装着時の電圧はランプ1つへの切り替わりでは、通常16.8Vから15Vプラスマイナス0.7V時との事です。
また、ランプ1つから無点灯までの切り替わりはそれから0.2V程度低くなった時点でそうなるように調整されています。

単3使用時ランプ1つになったら10ボルト、MN-2使用時同様になったら15ボルトと覚えておくと良いでしょう。

バッテリーホルダーMS-3とニッカドバッテリーMN-2との違いを検出しているのは、本体電池ケース収納部奥に見える金色の接点の押し込みの有無でやっているようです。

いつか試して見たい事では、単3形の保護回路付きリチウムイオン電池14500が3.6~3.7ボルトでオリジナルのニッカド電池に近い容量あります、それを4つ直列にMS-3に入れて使うことです。電圧は15ボルト近くなり、速度はMN-2に近いものが期待できそうですし、撮影本数もおそらくMN-2同等ていどにはなると考えています。しかも少しは軽量化できます。えっと、実は、これはF2用のMS-1に入れてみたいと思ったのが初めなんです、こちらも電池がトータル6本分軽量化できますからね。
まだ電池と充電器を入手してませんので、もし入手したらやってみたいと思っています。とはいえ、フィルム使用量がめっきり減ってきたので、F5の電池の件同様、自分では電池の残量を使い切るまでは試す事が出来ないでしょうねぇ・・・

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CEマーク

ニコンF3は1980年より20年以上に渡り製造販売され続けましたので、その間に多少なりとも微小な変更が見られます、それは以前少し紹介しました。
私は初期型が好みで、後期型を持ってなかったので気がついておりませんでしたが、底板のMD用巻上げ用カプリング横にCEマークが追加されていたんですね。

このCEマークはいろいろな電気・電子機器についているのを見かけたことがあると思います。
これは欧州市場において、その製品が「EU指令」に適合し、定められた安全及び健康に関する必須要求事項に適合していることを証明する為のものです。
因に「CE」とは「欧州の法律に適合している」という意味のフランス語"Conformite Europeenne"の頭文字をとった略語です。
ヨーロッパで製品を販売する為にはこのマークの取得が必要となり、F3など電子回路を持つカメラの場合ですと電磁波妨害関連(電磁波障害と耐電磁波)の要求をクリアしていなければならないとの事です。

F3はそのCEマークを1995年下期に取得、それ以降底板にCEマークが付いているそうです。
番号帯でいうと190万台半ばあたりから見られるようです。(F3最後の数年で数万台の生産と言う事になると思います。)
CEマーク取得の為の変更点はちょっと分からなかったのですが、出荷先が何処でも内部に違いは無いようです。

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F3限定品

ニコンF3の限定生産品といえばF3Limitedが有名ですね、こちらはちゃんとニコンが企画し販売された物ですし、中身も報道向けのF3Pで一般販売されてない物でした。
さて、他の企業などが企画しニコンへ生産を依頼し独自の販売ルートで売られた物に下の広告のラピタ2000メモリアルエディションがありました。
Lapitaf3a
こちらの場合中身は普通のF3HPでした、他にこれより少し遅れて安藤カメラクラシックよりF3Tの特注品として同様にClassic銘をいれて発売されましたが、こちらも中身は普通のF3Tでした。

これらニコン以外からの企画で別の刻印をいれて発売されたのが、広く知られるようになったのはネットの普及も有るのでしょうが、さきがけ?はNewFM2Tの戌モデルからではないでしょうか。(F2の米ニコン25年記念モデルはプレート貼り付け、ニコンでの加工はしてないようです)

ニコンに限らず、他の企業などからの依頼で商品に別の銘を追加するのは良くあることで、極端な事を言えば、1本数十円のボールペンに広告を入れた物も同列に見ることができます、ですので、私はこれらニコン以外の企画の刻印物カメラは、イロ物を買って使うという事はありますが、少数限定だからといって有り難がる?事は全くありません。

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F3&F4試作品

かつてグッズプレスに「ニコンFシリーズのすべて」という特集記事が掲載されました。
それをニコンが95年にF4販促のカタログの1つとして出していました。
その中にニコンF3とF4の試作モデルの画像などが割合詳しく出ていますので紹介します。
F3f4a

F3がボディ内測光ではなく、74年試作のF3のファインダーロゴがニコンFやSPと同様で少し違和感がありますが、F2そっくりさんのようなフォトミックファインダー形式だったら、はたしてF3AFは出せていたのでしょうか?

F4は85年試作の物が金属外装で出ていていたら、デザインやNikonの書体も含め私の好みに合っていたので、より魅力的に感じていたと思います。


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ニコンF3調整用抵抗の項目

前回のF3ダイキャストの穴に関連した話題です。
F3で本格的に露出制御など電子化されましたが、それらの調整用の抵抗が前面右に7個、左に3個の計10個ほど並んでいます。(下の図を参考にしてください。)

F3

その抵抗の調整項目を参考までに記します。
1:AE時シャッター速度制御γ調整用
2:バッテリーチェック電圧調整用
3:スピードライトレベル調整用
4:AE時シャッター表示γ調整用
5:AE時シャッター表示レベル調整用
6:マニュアルシャッター速度表示シフト調整用
7:AE時シャッター速度制御シフト調整用
8:FREγ調整用
9:マニュアルシャッター速度表示調整用
10:ディレイタイム調整用

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ニコンF3のボディダイキャスト

ニコンF3は長期にわたり製造されました、また、AFやチタンなど機種の追加もありそれらと共用する為にボディダイキャストも何度か変更されたようです。
画像は初期カタログにあるF3のダイキャスト(上)と中期のカタログ掲載のダイキャスト(下)です。
F3a
F3a_2
前ボディのマウント周りの形状の違いが分かりやすい部分ですね。
他にミラーボックス内やネジ穴の数など細部での違いを見ることができます。

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液晶表示部の寿命

ニコンF3は1980年に発売されました。今から20数年前のことです。
このカメラにはF一桁機としては初の液晶でのシャッター速度などの表示を行うカメラとなりました。
新発売当時は「高性能な液晶表示素子を使用しておりますが、液晶表示素子の寿命は通常の使用で約7年です。有償となりますが交換はサービスセンターでおこないます」といったような内容の文言が明記されていました。

当時としては、液晶という新しい素材の寿命を評価する上で加速テストをし、更に評価を低く見積もってだした数字が7年でしたが、結局7年程度で液晶表示が見難くなるほど薄くなってしまった物はほとんど無く、その数字の倍ていど経過した物でも充分実用レベルの物がほとんどでした。
また、この表示部はとても小さく、それは低温下での反応速度や消費電流、耐久性を考慮しての事だったように記憶しております。
それらの実績でその後のカメラには液晶の寿命に関する注記の記載はなくなりました。

続きを読む "液晶表示部の寿命"

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DE-2,3,4,5展開図比較

画像はニコンF3用アイレベルファインダーDE-2、ハイアイポイントファインダーDE-3、同チタンノDE-4、同F3P用のDE-5の展開図です。
DE-4、5は破線の四角で囲った番号のパーツはそれぞれの専用品でDE-3と替わっている物をさします。

De2a

De3a

De4a

De5s


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ニコンF3用スピードライトSB-12

このニコンF3用スピードライトSB-12はF3発表当初から用意されたアクセサリーの1つでニコンカメラとしては初めにTTL調光対応になった物です。

Sb12aa


Sb12ba


今となっては普通ですが27年前ではTTL調光時に使える絞りはf/2~f/22(ISO100)と広く、フィルターやテレコンを使っても補正の必要が無いのはこのうえなく便利なものでした。

このSB-12ですが本体とシューを結ぶ足の部分のカバーがゴム系接着剤で着けてあるのですがこれが外れて
壊れてしまった物を結構見かけました。私のSB-12も10年以上前にここが壊れてSB-17へと代替わりしました。
また、電池の蓋の部分もヒンジになってますがここも弱点のようです。


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ニコンF3モータードライブ・250フィルムバックMF-4

ニコンF3用モータードライブアクセサリーの中でも大きな物の1つに250枚撮り長尺フィルム用バックMF-4があります。
特徴などを掲載した発売当初のMF-4販促カタログの1部を紹介します。
Mf41a

Mf42a

Mf43a

価格は100,000円でこのカタログが出た販売当初('81夏頃)はまだMF-4用のデータバックMF-17(250,000円)は用意されてませんでしたが'83頃にはそれも発売されました。

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ニコンF3ダイキャスト部分のロット番号?

ニコンF3初期の物には見られませんが、おそらく81年半ば?辺り頃からダイキャストボディに製造のロットを示すと思われるスタンプが押されるようになりました。時期的には防滴強化の改良が始まった頃とリンクするように思います。

スタンプの場所ですが、普段は裏蓋のヒンジ部分に隠れて分かり辛いのですが蓋をはずすと分かると思いますので興味のある方は確認してみてください。

このアルファベットと数字の意味ですが聞くところによると初めの2桁が製造年月を示すらしいです。

初めの数字もしくはアルファベットは1~0までは1月から10月に対応、11月はN、12月はDで、もしかしたら10月は0ではなくO(アルファベット)かもしれません。

次の数字が年で1~9までですがシリアル番号とあわせて考えると80年代か90年代かの識別は難しくないですね。

3番目のアルファベットはボディタイプを示すものと言われてます。
Vが通常ボディ、Tがチタン、OがPとLimitedですが、初期のチタンはVの刻印です。

4番目は仕様?の識別に使われているらしいのですが不明です、この辺の事情に詳しい方が居られましたらコメントをいただけますでしょうか。

そういえばキヤノンは古くからこのようなスタンプが有りましたね。

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ニコンF3の部品比較

画像は通常のニコンF3(40FB)とF3P(40FBE)、F3T(40FBT)の大まかな展開図です。

外観の違いなどは広く知られてますが内部の違いがこれで比較するとよく分かると思います。
四角囲みがF3P用、二重四角囲みがF3T用で通常と違っている部品です。

上がF3、中がF3P、下がF3Tの展開図です。
F3


F3p

F3t_1

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ニコンF3の電池寿命

ニコンF3のマニュアルシャッター速度は以前書きましたようにクォーツ制御されています。これはレリーズされてない時も動作しておりますので微弱の電気を消費している事になります。
想定された普通の使い方(36枚撮りフィルムを月2本消費)でおよそ1年間は銀電池もしくはリチウム電池で持つと言う事になってます。
しかし、バルブ(B)も電子制御されてますので長時間露光を繰り返せば飛躍的に寿命は短くなってしまいます。
気温20度程度の時バルブのみで使うとおよそ7~9時間でバッテリーチェックできる液晶表示限界電圧の2.45Vを下回って使えなくなるそうです。

F3で長時間露光をする場合はメーカーではタイム(T)を推奨しています。
ただし(T)も通常のレリーズボタンを使用しますと電池を消耗してしまうのでレリーズロックレバーをロック位置にして緊急作動レバーを使う必要があります。

余談ですがMD-4を着けた状態で緊急作動レバーを使って良いのはシャッターダイヤルが(T)の時だけです。
タイム以外の通常位置で使用しますと連写状態になってしまい適正露光が得られない場合が出てきます。

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ニコンF3 ル・マン仕様

1982年にニコンがスポンサーとして付いた時、そのレースカー(サバンナRX-7)にニコンF3が搭載されました。

そのF3ですが振動対策として電気部品の基盤への実装をより強固にし、MD-4+MF-4を着けた物をリモートコントロールでドライバーが操作できるようになっていたそうです。

IMSA-GTXクラスに2台参戦しそのうちの1台が総合14位となりました。
翌年以降も何年間かニコンはスポンサーとなりましたがそれらに車載カメラが提供されたかは未確認です。


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MD-4の巻上げ巻き戻し機構概要

ニコンF3用モータードライブMD-4の巻上げ巻き戻しはニコンF2用のMD-2同様に1つのモーターで行っています。
駆動ユニットには巻き上げ用クラッチ、巻き戻し用クラッチを使用する事によりモーターの回転方向は常に一定になっています。
また、モータードライブのレリーズはMD-2のように機械的な連動ではなく、モータードライブとカメラとはパルス信号による電気的な連動になっています。

画像は巻き上げ及び巻き戻し機構の概要を説明したものです。
デザイン的に傾斜を持った形になってますし、MD-2と違いバッテリー部とは一体構造になってますのでギヤなどのスペースは薄くシンプルですが機能的に収められているのが分かると思います。

反面画像にはありませんのでイメージし難いかと思いますがグリップ部はFPCとスイッチ関係の部材しかなく中はほとんど空いてますのでデザインの変更などの自由度は高かったのではないかと想像できます。

Md4b

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ニコンF3 イルミネーターボタン

ニコンカメラではF2以前は暗い時にファインダー内情報を照らし出すイルミネーターが用意されていましたが、ニコンF3以降では本体にそれが内蔵されるようになりました。
しかし、F3の場合はそれがとても使い辛く不評でそのスイッチ部分を小さなディップスイッチに交換して使っているプロも見かけました。(プロサービス引き受け)
F3AFではファインダーが大きく横にもせり出していますし、アクセサリー用ターミナルに何か繋がっていますとほぼ利用は無理?と思えるほど使い辛いものでした。

このイルミランプを点灯させますと結構電池の消耗が激しい為頻繁に使われないように?あえて小さく使い辛くしたのではという意見もきかれましたが実際のところは未確認です。

さて、このイルミランプを露出計ONと連動させて点灯させる事は自己責任での簡易改造になりますが、それほど難しいことではありません。
本体のイルミスイッチ部分の内部にアルミ箔などをつめて短絡させればOKです。
ただ電池の消耗が激しいのでMD-4併用などMD-4側から電源供給されている場合のみそのようにするのが望ましいと思います。
因みに私はこの方法で120万台の初期のF3を使い続けてますが使用頻度も落ちてきている事もあり未だにイルミランプの球は切れていません。(この機体のオーバーホールは過去に一度のみでその後改造したものです。)

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ニコンF3のTTL調光スピードライト

ニコンではスピードライトにおいて最初にTTL調光を可能にしたカメラは1980年発売のニコンF3です。
F3のアクセサリーシューはニコンFやF2と同じように巻き戻しクランクのある部分に独自規格で設けてあります。
専用のスピードライトもこの独自規格に合わせて作ってありますので結果的にこの後にでた他のカメラのTTL調光ストロボ(スピードライト)とは互換性が保てなくなってしまいました。
具体的には専用スピードライトはその構造を利用してカメラ本体にセットしたフィルム感度を直接読み取る構造と(スピードライトの基部をロックする形で回転させるとフィルム感度も同時に設定される)なっています。

F3の後には、FGを初めとしてFE2やFAにもTTL調光機能が盛り込まれました、この時のアクセサリーシューはペンタプリズム部に設ける一般的な形状となってます。その為、対応するスピードライトはF3用のものとは異なるものとなってしまいました。
また、これらのカメラの場合には、対応するスピードライトがフィルム感度を機械的に読み取る構造にできず、全く別のTTL調光方式になりました。

F3の後継であるF4やF5、F6もアクセサリーシューは一般的な形状のものを採用したために、F3のみが異なる方式で残る結果となってしまった訳です。
F3の後に出たTTL対応スピードライトを使えるようにするには1999年9月23日発売のガンカプラーAS-17の出現まで待たないといけなかったのですが、おそらくニコンF3用アクセサリーの中でこれが最も遅くに出たものの1つだと思います。

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ニコンF3 クォーツ制御

ニコンF一桁機で初めにボディ内にAE機構を組み込んだのは1980年発売のF3でしたが、その中でのマニュアル秒時の制御などにはクォーツが使われてました。しかし、クォーツは発振の立ち上がりが遅く、常時で電圧を印加する必要がある。(F3に実際に流れている電流は微量)マイコン制御する上でクォーツの32KHzのクロック速度では処理に時間がかかりすぎる。(F3はマイコンでなくデジタル/アナログの回路で必要な処理を行っている)などの理由からF4以降では小型で立ち上がりがよく発振周波数の高い振動子を用いるようになったそうです。
その事もあり「クォーツ制御」などの文言はAF機では見かけることは無いのだと思います。

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コマ速変換機MK-1

ニコンF3のアクセサリーMK-1はモータードライブMD-4と併用した場合に撮影コマ速度を変換するアダプターです。
開発当初の目的はニコンF3AFをモータードライブMD-4で連続撮影する場合にAF機能に連動した秒あたり1コマ、2コマ、3コマ撮影できるように制御する為です。
その為発売もAFファインダーDX-1と同じ時期となりました。
しかし、普通のF3プラスMD-4でも縦位置でのレリーズや三脚アダプターとしての使い易さなどからF3AFで使われるよりも遥かに多くのMK-1が使われる事になりました。

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ニコンF3 フィルムバックMF-6とMF-6B

MF-6はF3が発売された当初に用意されていたMD-4併用でのフィルム巻き戻し時のベロ残し自動停止機能の裏ブタです。
これの改良版が83年頃に出たMF-6Bです。
違いは、フィルム装填がより確実になるようフィルムガイド用固定ローラーを追加した点です。

Mf6baa

下がMF-6Bです。

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ニコンF3のタイムラグ

ニコンF3、またはMD-4付きでMDのレリーズボタンを押してのタイムラグは、
レリーズボタン半押し(測光回路ON状態)から先幕が開き始めるまでは0.04秒
この状態でさらにミラーアップしての場合は0.03秒
レリーズボタン半押しなしからレリーズした場合は0.1秒
同ミラーアップからの場合は0.09秒

とレリーズ半押しが無い場合からのタイムラグは一般的なコンパクトカメラ同様で特別遅くもないが決して速くは無いといったレベルのものです。

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ニコンF3HPとF3P/Limitedの違い

F3ハイアイポイントモデルとF3P及びLimitedモデルとの違いの要約です。

〈変更点〉
 ・ファインダーペンタ部にチタン材を使用し強度を増加。
  (塗装も変更されています)
 ・ファインダーペンタ部にフラッシュ接点およびレディライト接点付きアクセ
  サリーシューを追加装備。
 ・ファインダースクリーンにB型(マット式)を標準装備。
 ・フィルムカウンター窓の形状を丸形に変更。
 ・フィルムカウンターの色を白に変更。
 ・レリーズロック機構をメカニカルロック機構に変更。
  (レリーズロックは、レバーを赤いマークの位置にセットすると、ロックが
   解除されます。)
 ・フィルム感度(ASA/ISO)目盛表示窓にカバーを装備。
 ・シャッタースピードダイヤル及びシャッターボタンの高さを変更。

〈注意点〉
 ※スピードライト撮影の際ファインダーペンタ部のアクセサリーシューにスピ
  ードライトを装備してのTTL調光撮影は行えません。
 ※AFファインダーDX-1は装着できません。
 ※次の装備はされていません。
  ・フィルムカウンターが1を示すまでのシャッタースピード固定機構
  ・多重露出レバー
  ・セルフタイマーレバーおよびセルフタイマー作動表示ランプ
  ・裏蓋ロックレバー
   (裏蓋は巻き戻しノブを引き上げれば開きます)
  ・ケーブルレリーズ用ねじこみ穴
  ・アイピースシャッターおよびアイピースシャッターレバー

大きさ:約148.5mm(幅)×108mm(高さ)×69mm(奥行き)
重量:約770g(ボディのみ)

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ニコンF3H 高速モータードライブカメラ

1996年6月に主に報道機関などの特需向けに出されましたF3高速モータードライブカメラですが99年3月末までの出荷台数は341台にとどまっています。
下の画像はF3Hの取り説の特徴などのページとカタログです。


F3h1a

F3h2a

F3h1a

F3h2a


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ニコンF3 改良箇所

12月29日の書き込みと重複しますがもう少し初期の頃のF3とその後の物との違いについて簡単に書いてみたいと思います。
外観での特徴は先日のフォールディンググリップ部の素材とシャッターダイヤルのバルブ「B」の文字の色の変更、多重露出レバーの形状の変更、AEロックボタンの形状の変更くらいでしょうか。
他にイルミネータースイッチも少し押しやすくなりましたし、防滴性能の向上の為の改良もいくつかなされています。
これらの変更時期ですが同時期に全て変わった訳ではなく81年頃からF3AF発売の83年頃までにおもに変更がなされました。83年春頃には150万台の番号になっていますのでそれ以降の物は改良がほぼ終わっていると考えてよさそうです。
具体的にはシャッターダイヤルのバルブの文字の色ですが初期は隣の8秒の表示と同じ橙色でしたがこれが白色へと、AEロックボタンは少し出っ張りが多くなりより押し易く、多重露出レバーは長くなりました。
防滴性向上対策は底板周りにパーツリストからの部品名でいうと18-1番「電池ボックス環カバー」が追加され、シャッターダイヤル周りや巻き戻しクランク周りなどにオイルバリヤを施してあるとの事です。
また、判りにくいですがシャッターダイヤル基部のセルフタイマーレバーの部品もφ16からφ16.5へ変更されてますし、ミラーボックスダイキャスト変更に伴いバヨネット環も変更されました。
F3
初期のF3の外観図です。

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ニコンF3 MD-4修理用検査規格

ニコンF3用のモータードライブMD-4の修理などの際にチェックする項目などの一覧です。
Md41
Md42

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ニコンF3 ボディグリップ部材

ニコンF3は1980年3月に発売されました。120万台の番号から最終の200万台まで欠番が無ければおよそ80万台のF3が作られた事になります。
ニコンカメラF一桁機としてはボディの右手で持つ部分が持ちやすいようにブリップ部分に膨らみを持たせた初めのカメラではないかと思います。デザインはジョルジェット・ジュージアーロ氏で外部のデザイナーによる意匠を全面にだした広告もこれが初めのものだったように思います。
このグリップ部の擬革素材ですが発売当初はドイツのある高級車のハンドルに使われていた物と同じ物が使われていました。これはジュージアーロ氏のこだわりの1つだったような事が紹介記事にも表記されていました。
しかし、実際のカメラマンなどの評判は芳しくなかったようでより滑りにくいゴム素材の物へとの変更されました。
時期的には防水性能の向上の変更などとほぼ同時期で発売後2年ほど経った82年末頃だったと思います。
初期のF3でもオーバーホールをするとこのグリップ部の擬革も剥がさないといけない為ゴム部材と交換されてしまいますので、今ではこの素材の使われているF3は少ないのではないかと思います。

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ニコンF3 DE-5ファインダー

一眼レフカメラで比較的よくぶつけてしまう部分の1つに軍艦のでっぱりである「ファインダー」があります。
その為ニコンF3のプロ仕様のF3Pなどはファインダー外板をチタン材へと変更し更にアクセサリーシューを追加してあります。(アクセサリーシュー部の強度確保が主な目的でチタン材を採用してあるそうです。)

カタログに載っていなかった為一般にこのファインダーの型番は知られてはおりませんが「DE-5」と型番が振られFAB01901の製品コードが付けられてます。
画像はDE-5修理指針の1ページです。De5__02a


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ニコンF3AF

ロングセラーモデルであったニコンF3の中にあって短期間の発売に終わったのがニコン一眼レフ初の市販AFモデルであり本格的プロ用AFカメラとして登場したニコンF3AFです。
当時としては使えるオートフォーカスの意欲的な一台でしたがコスト高で営業的には失敗だったようです。
発売期間が短かった事、高価だった事、AF速度や精度の向上が進んだ事などから販売台数は少なく昭和58年4月からの約5年間で8949台でした。
内訳は国内が5695台、海外3254台です。
余談ですが、ニコンAFSLRの中で唯一の横走行シャッター搭載機種です。

F3af

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