ニコンF2 初期のカタログ 英語版

下の物は、ニコンF2の英語版カタログとしては二刷目にあたるようです。
All1s
All2s
All3s
All4s
All5s

この中のEEコントロールアタッチメントやDP-2はプロトタイプのモックアップ、開発段階での巻き上げレバー装着で、画像を以前に少し紹介しましたので、ご記憶の方も居られるかと思います。


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ニコンF2フォトミックS 機能と操作(使い方)

Photomicsalla

ニコンF2フォトミックSの使い方のダイジェスト版ともいえそうです。
ただし、基本的な操作部分はニコンF2フォトミックと同じですのでそちらを参考にしてください。

フォトミックとフォトミックSの違いは結構ありますので、Sをお持ちの方には参考になると思います。その中でも低輝度時のスローシャッターは活用の機会もあるのではないでしょうか。

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DS-12 構造図

Fig18ss

修理指針にあるニコンF2用EEコントロールアタッチメントDS-12の構造を知ることができる分解図です。
子供のこぶし大の小さなアクセサリーですが、二百数十の部品点数であり、価格55000円と中級一眼レフボディ価格と同等(ニコンFM \57000)の高価な物でした。


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F2であるための、100。

1978年春頃の各カメラ雑誌に掲載されたニコンF2の広告です。
F2aalls

初めてキャッチコピーを見た時、何が100なのだろうと、ちょっと戸惑いましたが、左の画像ですぐに理解できました。
視野率100%はニコンF一桁機のお家芸とも言えそうなもので、確かに、F2であるための大きな要素の1つでした。

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ニコンF2 モータードライブMD-1カタログ

販促カタログのMD-1表紙部分です。
1s

下は説明部分などです。
Md1allss

もう少し大きな画像(約1.8MB)はこちらになります、参考にしてください。

少し面白いのは、「すべてのニコンF2と完全互換性を持ち、無調整でそのままカメラボディに取り付けられます。裏ぶたを取り外す必要はありません。」とニコンFまでのモータードライブを意識した文言が並んでいること、また、巻き戻しまでもモーター駆動で行うのもこれまでにありませんでした、更に秒5コマ撮影、7秒で巻き戻しというスペックも充分他社モデルを引き離す性能でしたし、現在でも見劣りすることは無いと思っています。

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      ニコンF2 MD-1の電子回路
      ニコンF2 高速モータドライブカメラ
      ニコンF2 MD-1初期型
      ニコンF2 モードラスイッチユニット
      ニコンF2 モータードライブのコマ速度
      ニコンF2 MB-1
      ニコンF2 モータードライブ
      

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ニコンF2 モータードライブMD-1機能と操作(使い方)

販促カタログの一部です、ニコンF2用MD-1の簡易的な使用説明書に使えると思いますので、参考にしてください。
1
2
3

また、後日にMD-1販促カタログの残りの部分を紹介したいと思います。

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ニコンF2フォトミックAS DP-12使用説明書

ニコンF2フォトミックASのファインダーDP-12使用説明書の表紙は後の2色刷り版を除き、このように2種類あります。
P1
Ai対応機発売時の1977年頃はアクセサリー類の箱などにも青色を使っている場合が結構見られましたが、こちらの表紙も青色の方が新発売時の物で、金色の物は逆に販売終了近くの頃の物です。

内容にほとんど違いは無く、ファインダースクリーンの対応表に新たなレンズが追加された分の変更が加えられた程度でした。
下はその全内容です。(ファインダースクリーンの対応表は後期の物)
Allss

この解像度では内容は読み取れないと思いますので、大きな画像を用意しました、参考にしてください。

>大きな画像(約2.12MB)

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ニコンF2フォトミックS DP-2モックアップ

画像はニコンF2カタログ初版にあるDP-2ファインダーの説明部分です。
F2dp2prototype


製品になって無い構想段階?のモックアプを今更ほじくり返してもしょうがないのですが、長年気にかかっている1つですので、皆さんのご意見を伺いたく載せさせていただきました。

製品段階では付いて無い上の赤い矢印の先にあるスイッチは何でしょう?
私は当初はDS-1との接続後のEE作動スイッチかな?と思っていました、というのも、1秒以上の低速度シャッター速度の際の測光は、製品版と同様にフィルム感度設定ダイヤル中央のポッチが見えますので、これを押しながら回して秒時2秒以上を読み取る方式に変わりはないと判断でき、あのスイッチが低輝度測光時の低速度用の何か?とは思えなかったからです。

以前にも書きましたが、私はこのファインダーを見て、フォトミックSにあこがれDP-2の発売を待っていましたので、販売時のモデルのデザイン変更には少し期待外れの感を抱いたものでした。

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ニコンF2 モータードライブMD-2 使用説明書

先日のニコンF2用モータードライブMD-3の使用説明書に続きMD-2の説明書です。
32001a
32002a

ほぼ最終に近い版ですので、アクセサリー関係も後期の充実した頃のものが紹介されています。

これも細かい表示は読み辛いと思い、別にもう少し大きな画像を用意しました。
MD-2使用説明書前編
MD-2使用説明書後編

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ニコンF2 MDカタログ

ニコンF2用モータードライブ後期4つ折りカタログの中面です。
Alla
ここの仕様?で最大でも1600ピクセルまでの画像しか載せられませんので、見辛いかと思います。
こちらに大きな画像を載せましたので、参考にしてください。(約1.3MBあります。)

1枚もの4つ折りの紙面の都合もあり、機能や使い方のような説明はほとんどありませんが、Ai化以後のものですので、アクセサリーとしてはDS-12など後期の物がメインで載っていますので実用にされる方には、割合見つけやすいものが多いかと思います。

画像を見ていて気が付いたのですが、MC-7やMC-4などモータードライブへのケーブル類のターミナル接続部分ですが、この頃はまだ金属製ですね、これがもう少し後になりますと樹脂製になってしまいます。
また、ターミナルシャッターMR-1は懐かしいです、これは背が高いのでベローズアタッチメントへつける際は邪魔になってしまいます、私はそのつど外して付け直していましたが、そのうちつけ直すことはしなくなって、1つ紛失してしまい、買い直した思い出があります。

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ニコンF2 モータードライブMD-3 使用説明書

ニコンF2用モータードライブとしては最も遅い時期に発売された、普及タイプのモーターで、モーターによる巻き戻しは出来ませんが、コマ速は秒4コマとそれほど遅くはありませんでした。
Md31a
Md32a
Md33a
Md34a
Md35a
Md36a
Md37a
この説明書は初版の物ですが、本当は最後期の物のほうがアクセサリーなどが充実している場合が多いので参考にするには向いていたかもしれません。
比較してみた訳でないのですが、おそらくはそれほどの変更はなされてはいないと思いますので、MD-3所有者で説明書が無い方は参考にしてみてください。


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ニコンF2用高倍率ファインダーDW-2の違い

ニコンF2用高倍率ファインダーには本体で2タイプ、接眼目当てゴムで2タイプ、それらが組み合わさって3タイプのDW-2があります。

初期は(便宜上タイプ1)前期アイレベルファインダーのように裏側にモルトプレンが貼られています。
目当てゴムは円形の物です。下の画像右側の物で、ショルダーカバーの厚み(高さ)が違うのが分かると思います。
Dw2a左タイプ2、右タイプ1


中期は(便宜上タイプ2)裾ゴムタイプで以前に「ニコンF2 高倍率ファインダー DW-2ファインダー」を紹介しました際にその構成図(修理指針より)を掲載しましたが、それがタイプ2にあたります。

後期は(便宜上タイプ3)本体はタイプ2で、目当てゴムがすり鉢状の物で左右非対称の張り出しになっています。以前紹介した時の画像の右側の物です。
Dw2c左タイプ2、右タイプ3




モルトプレンが貼られたタイプ1は意外に少ないようであまり見かけません。
また、タイプ1とタイプ2ではDW-2の本体各部に違いが多く、かなりの主要部分で互換性がありません。
残念ながら違いを示す構成図はありませんが、部品表の番号中1-1、2-1のように*-1や*-2となっているのが変更後のものですからある程度は判断できると思います。
Dw2aaa
DE-1の時のようにモルトプレンから裾ゴムへと変わった為の変更の他に、実は視度補正のヘリコイド部分も大きく変わっており、タイプ1は最大で約180度回転させるだけで所定のレンズ移動しますが、タイプ2以降は約270度回すようにヘリコイドの変更がされています。
視度リングを回すとらせん状の長穴の沿ってレンズバレルに付いたピンが移動する構造のタイプ1と以前紹介したタイプ2以降ではやはりガタの出やすさや微動調節のやり易さでタイプ2以降の方が有利な為の変更ではないかと考えています。

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ニコンF2白チタンモデル

ニコンF2のチタンモデルが一般に限定で販売された頃から、いろいろと言われ続けているF2チタンの白(クローム)モデルですが、私は一度も実物を見た事がない事もあり詳しい事は何も書けないのですが、発売の根拠の1つに下のような新製品情報があったようです。
F2titan_crmodel1(写真工業1978年12月号より)

これによりますと、黒レザートーン塗装のチタンモデルは既発売とあります。おそらくは773や774番台の1stロット~を指しているのでしょう。画像の物は後に一般販売される物と同様にネームが入っています、既発売の報道向けはネーム無しで出ていました、このモデル発表後なぜ一本化してネーム入りで報道向けのブラックモデルを出さなかったのでしょうね?この頃既に一般向けに限定での発売が決まっていて、それとの差別化?をも決めていたのでしょうか?この辺りの事情を知りたいところです。

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ニコンF2 高速モータドライブカメラのカタログ

ニコンF2 高速モータドライブカメラのカタログ(コピー)の中面です。
F2hcat4a
カタログは1枚もの2つ折り4頁で下はその表紙の画像です。
F2hcat1aa

残念ながらオリジナルではありませんが、珍しい物ですし、資料にもなると思います。因みに裏表紙は仕様が載っていますが、モノクロでは黒っぽくつぶれがちでしたので割愛しました。

関連記事
     ニコンF2高速モータードライブカメラの番号
     ニコンF2 高速モータドライブカメラの使い方
     ニコンF2 高速モータドライブカメラ(日報連資料)


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「ニコンF2フォトミック」の発売について

1971年8月上旬、ニコンF2フォトミックの発表がありました。以前にも少し記しましたが、この時、下のように、カタログが間に合わず、後に発送する旨の案内と5頁にわたる報道資料が届けられました。

F2catalogannaia

F2aa
画像は、アイレット(吊り金具)に特徴があります、新発売時(初期型)のニコンF2です。

ニコンF2発表時報道資料


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ニコンF2用モータードライブ MD-3

ニコンF2用モータードライブ装置MD-3の販促カタログにある仕様などです。
Md3a

以前にMD-3新発売時の広告を紹介しました。
その中に在ります様に、MD-3とMB-2は同時に発売されました。
現行時はMD-3を使う場合でも、私たちの回りではMB-2よりMB-1を使うことを勧めていました。
それは撮影コマ速度が有利であることより、撮影可能本数が電池の本数が2本増えるだけでおよそ倍に増えるという理由からでした。
しかし、今ですと、F2用モータードライブの電池(リチウムイオン電池14500への転用)で記しましたように、8本用バッテリーケースでも15ボルト近い電圧と実用可能な電流が得られること、フィルムを現在1日に30本も使うアマチュアは少ないことから、MB-1を使わなくても良いのではと考えています。(MD-1、2含む)
ただし、この場合でも少し不安があります、規定電圧より高い事から、バッテリーチェッカーが正しく使えない可能性を考え、使用しないでいましたが、先日ついうっかり試してしまいました。そこで故障が発覚?、チェッカーが死んでいました。
これがその時チェックして壊れたのか、それ以前から壊れていたのかが分かりませんので、切り分けが出来ないのが辛いところです。
もし、同じ事を試される場合は、このようなリスクが有るということを承知の上でお願い致します

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ニコンF2フォトミック 機能と操作(使い方)

ニコンF2フォトミックの販促カタログにあった機能と操作の説明部分です。
簡易使用説明書として活用できると思います。

F21a
F22a
F23a
F24a
F25a
F26a


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F2 カタログ表紙一覧

ニコンF2カタログのおおよその種類の表紙の一覧です。
F2a
上段左から右へ行くほど発行時期が新しくなり、同じく下の段へ行くほど新しい版となります。
同じ表紙で時期によりレンズやアクセサリーの追加など内容が違うものが多数ありますので、実際にはもっと多いのですが、表紙としてはだいたいこのくらいの種類があったようです。
特に同じ表紙で、内容が違う種類の多い物は銀色の表紙の物で、全ての版を持っている訳ではありませんのでいささか不明確ですが、10種類以上は有りそうです。

販売期間の短かったF2フォトミックSBの載っているカタログは、手持ちの中では中段の黄色文字の物で、1976年10月と翌年1月のカタログくらいではなかったかと思われます。

中断右の物だけF2フォトミックAとなっています、これはAi仕様での新発売時の物で、この時はまだフォトミックASは発売されていませんので、単独機種でのカタログとなったようです。

下段左下の2つは同じ表紙ですが、実は左隅の物は厚手のカタログ、その隣は1枚もので時期も少し新しい物です。

また、カタログの年号が昭和から西暦へ変わったのは1978年の秋頃からで、最終版のカタログは1979年12月の物ではないかと思っています。

変り種は、上段左の1枚もので、裏面がF2フォトミックの新発売の内容になっています、これは単独で店頭配布されていたのか、総合カタログに追加の形で挟み込まれていたのかちょっと覚えがありません。

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ニコンF2高速モータードライブカメラの番号

ニコンF2高速モータードライブカメラは785万台の初めのほうにまとまってます。
具体的には78500**辺りから78505**辺りに見られます。ただ、これらの番号はF2と重複するのか、あるいは他のF2と連続しているのかはもう少し番号を調べてみないと判りません。
たとえ重複していたとしても、通常のF2ではクロームボディですし、これら高速モーターモデルではシリアル番号の上に「H-MD」という刻印があり、外装もチタンの外板で黒のレザートーン(縮緬)塗装ですので、F2派生の別機種という位置付けで問題は無いという認識なのでしょう。

また、これと組み合わされるMD-100ですが、こちらの番号はMD-1、2、3とは別の番号帯で785***と本体の一桁少ない番号となっています。
これらモデルには各ボディにそれぞれ専用に調整されたMDを付けるようになっています、その為裏ブタの内側にボディナンバーとMDのナンバーの刻印が入っています。
一桁少ない番号がMDに付けられていると書きましたが、ボディの下3桁とMDの下3桁は一致せず、例えば、本体がH-MD F2 7850**1としますとMDはMD-100 785**2となるなどバラバラの数字でした。

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使用説明書の版数

下は、ニコンF2アイレベルの使用説明書裏表紙右下の英数字が分かるように並べたものです。
F2a
この英数字の意味を日本光学時代に問い合わせた事はありますが、社内管理コードとして使用しているもので、内容については公開出来ないという返答でした。
現在のコードと違い、これら説明書の購入時期や内容とその英数字を照らし合わせると、それら数字のいくつかは、意味の推測もそれほど難しくないのではないでしょうか。
これらのうち括弧内の左の数字ニ桁は説明書発行年をあらわし、ドットで分けたその次の一桁ないし二桁は発行時の月ではないかと思われます。
その右のアルファベットもしくはアルファベットと数字はちょっと推測は難しいのですが、括弧の右のC-*やP-*は版数ではないかと思われます。
これを見ますと、79年5月時点でC-20と20版、その後の79年7月にP-1と新たな版数を付けています。
これらで違いを見ますと表紙のF2のロゴマークがC-20までは金色、P-1以降は白色となっていました。
また、P-4では表紙右下に小さく黒字にJの抜き文字が印刷されていました。
内部ではC-*は白黒青の3色、P-*では白黒緑の3色刷りとなり、説明書の項目順や使われている写真、表現なども変更されています。
F2アイレベルのような、発売当初からほとんど変わることの無い機種でも、20数版の版数が作られています。
77年春にAi仕様に変更になったF2フォトミックでは、75年時点で既に23版の物があります。こちらは生憎それ以降のものは手持ちに無いので、最後の版がどの程度まで行っているのか分かりませんが、更に数版は数字が進んでいるのではないかと思います。

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ニコンF2 高速モータドライブカメラの使い方

ニコンF2高速モータードライブカメラ、いわゆるF2Hですが、高速巻上げに対応する為、固定ミラーにより通常のF2とは多少扱いが異なります。
下はその使用説明書(取り説)です。
F2h1a
F2h2a
F2h3a
F2h4a

以前に少しこのニコンF2 高速モータドライブカメラは紹介しましたのでそちらも参考にして見てください。

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ニコンF2 昭和51年7月1日現在

今回もカタログネタです。
下は昭和51年7月1日現在のニコンF2カタログの表紙です。
2種類出ています。違いが分かる方は居られますか?
F219760701c

実は赤い文字の方は薄手1枚ものを折りたたんだカタログで、白い文字の物は22ページとなっております。
私の手元にはいくつかF2カタログがありますが、このように同じ日付で厚口と一枚ものが存在するのはこれしか持っていません。割合珍しいのではないかと思い紹介しました。


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ニコンF2 使用説明書の表紙

ニコンF2の取り説の表紙は英語版と日本語版では機種によっては結構表紙のイメージが変わってきます。

F2photomicej
以前に少し紹介しましたが、今回取り説を並べて日本ではあまり馴染みが無い英語版の取り説との表示の違いを紹介します。
この画像は上下同じ機種の英語版と日本語版を4機種ほど並べたものです、F2フォトミックや画像には無いアイレベルモデルはほぼ同じですが、画像に無いF2フォトミックSや上のモデルは日本語版ではメーカー呼称どおり「ニコンF2フォトミックSB」や「F2フォトミックA」、「F2フォトミックAS」と表示されているようなデザインになっています。
しかし、英語版ではこれが取り説表紙を見る限り「ニコンF2S(フォトミック)」や「F2SB(フォトミック)」、「F2A(フォトミック)」、「F2AS(フォトミック)」でフォトミックは副次的な表現になっている印象です。また、eBayなどの出品での表示でも「F2AS」などの表現をしている方を多く見かけます。

この辺の表示の違いがどのような経緯で出てきたのか分かりませんが、私自身は日本語版の表示に馴染んでもいますし、呼称と合っていてしっくりきていると思います。

因みに箱は日本語の取り説と同様のデザインで海外でも共通です。

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ニコンF2 DS-12の仕様

ニコンF2フォトミックAS用EEコントロールアタッチメントDS-12の仕様です。

Ds12a

以前にDS-12の小ネタで代用電池としてCR-2を使う事を紹介しましたが、これは説明とおりバッテリーチェッカーを試してもランプは点灯しません。

通常は電池電圧が3.35Vでは確実に点灯し、3.15Vでは確実に消灯していなければならないように調整されている為で、CR-2の電圧では点灯電圧に達していない事を示し、これで正常なのです。

また、このモーターに過大な負荷がかかった場合、スリップさせてモーターの負荷を逃がすようになっています。
その数値は以下のようになっています。
スリップ電流値:420mA以下
スリップトルク:5.5~6.5Kg-cm

数値を見ただけでは分かりにくいのですが、絞り環を回す事からも分かりますように案外高トルクで、高回転はいりませんので相当減速しているのだと思います。

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ニコンF2製造時期データ

ニコンカメラ関連の書籍などで、ニコンFやF2のシリアルナンバーごとの製造時期のデータが紹介されていたりしましたので、今更ながらという感がしないでもありませんが、それらは大体の出所が同じなのでしょう、初期のシリアル部分が抜けていたりします。

下の画像は初期からのシリアルナンバーの物まで製造時期が記されていますので、紹介させていただきます。
F2a(Nikon: A Celebrationより)

私は以前にニコンF2の期毎の機種別製造台数のデータやその他のデータを見せていただいた事があります。
その時にそれらと照らし合わせてみましたが、少し合わない部分もあり、上の画像データなどは最大で2~3ヶ月程度のズレは含まれていると思っています。

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ニコンF2などのプロダクト(製造オーダー)コード

ニコンカメラの社内でのオーダー番号はあまり一般には知られていません。
そんな中で、ニコン物語などの書籍にそれらのうちレンジファインダーニコンの物などがいくつか紹介されている程度ではないでしょうか。
ニコンF以降のものは割合紹介される機会が少ないのかあまり目にしませんので分かる範囲で少し記します。

ニコンF(20F)
ボディ:20FBI
アイレベルファインダー:20FD2(前期型)
フォトミックFTnファインダー:20FD9
F-36:20FA94
F-250:20FA94L

ニコンF2(30F)
ボディ:30FB
DP-1:20FD11
DP-2;30FD15
DP-3:30FD17
DP-11:20FD11(20FD11A)
DP-12:30FD17(30FD17A)
MD-1:
MD-2:30FA97
MD-3:
DS-1:
DS-2:30FA15E
DS-12:30FA17E

ニコンF系はコードの頭3桁が20F、F2系は30Fなのですが、フォトミックファインダーDP-1とその改良型DP-11はなぜか20Fとなっています。もしかしたら、DP-1は元々はニコンF用として開発された物をF2用に変更したのかも知れないなんて想像をしてしまいます。
また、DP-11はDP-1と同じコード、DP-12もDP-3と同じコードですが、末尾にAを付けて識別していた?ようです。

他にニコマートFTnは31F3B、ニコマートEL/ELw/EL2は32FB、FMは33FB、F3は40FB、EMは23FBなどとなっているようです。
ただし、このコード、1980年代に入りますと、FAA○○○○○の数字5桁のものとなり、ちょうどはざ間の機種F3は後にFAA12051となり、EMもFAA11051となりました。
これは1979年6月に制定された図番規程によるもので、それ以前に開発が進められていた物は古いオーダーとの両方を持つことになりました。 この5桁の数字も下2桁目が0だとクロームボディ、5だとブラックボディとなっていて、例えば、NewFM2はFAA14002がクローム、FAA14052がブラックとなっています。

ニコンF3はほとんどがブラックボディのみですのでコードの数字下2桁目は5ばかりですが、唯一ニコンF3Tははじめチタンカラーですから、コードが白黒2種あり、FAA12201/12251となっています。

ニコンF3(40F)
ボディ:40FB(FAA12051)
F3AF:40FBD  (FAA12351)
F3T:40FBT(FAA12201/12251)
F3P:40FBE(FAA12451)

参考までにS系ニコンカメラも記します。
ニコンIからSまで:6FB
ニコンS2:16FB
ニコンSP:26F2B
ニコンS3:26F1B
ニコンS4:26F4B
ニコンS3M:26F1MB

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ニコンF2 MD-1、MF-1の寸法図

Md1a
Mf1a
ニコンF2のモータードライブMD-1及びそれにMF-1着けた場合の寸法などを記した図です。
生憎初期の試作?モデルの時の図ですが、寸法はほぼ同じと思われます。

MD-1も初期型ですので、巻き戻しノブを押し上げてから、巻き戻しレバーを右に倒す操作のみで動作するようになってますが、こちらは割合早い時期にその横にボタンが設けられ、それを押しながらレバーを倒す動作へと変わりました。(この図はそのボタンがありません、ボタン無し仕様は数千台程度ですが、こちらも後からツーアクションでの操作仕様へとメーカーでの改造が可能でした。ただし、後からの改造の物はボタンではなく、レバーが不用意に倒れないようにロックするタイプでした。)


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ニコンF2フォトミックの弱点?

ニコンF2を多数見てきましたが、結構な割合で特定の場所が破損している物を見かけます。
それは、DP-1などに代表されるフォトミック系ファインダーの接眼部で、擬革が貼られていますのであまり目立ちませんが、上部や下部に縦にクラックの入っている物を見かけます。
原因は知りませんが、組みつけの際のネジの締め込み加減のストレス(歪み)と携行時・使用時の衝撃によるものではないかと推測しています。
アイレベルファインダーではそのような状態の物を見たことがないので、素材自体の形状や強度的なものも関係しているのかもしれません。

また、本体のフィルムカウンターカバーの長円形の透明プラスチックも割れているものも結構見かけます。

使用上、これらが割れていても特に撮影に支障が生じる部分ではないので、そのまま使い続けている方が多いのも、見かける割合が多い原因だと思います。

これらの補修用部品はメーカーには在庫が無いようです、ただし、ニコン認定修理店などではまだ部品を持っているところも有るかと思います。

少し形状は違いますが、ニコンEMのカウンターカバーがなんとかF2に代用できそうですが、実際に確認した訳ではありません。もっとも、こちらの部品の調達も今は難しそうですが・・・

そういえば、F2用モータードライブMD-2の後期型とMD-3のカメラの位置を決めるための黒いプラスチックのガイド部品も割れてしまっている物を多く見かけますが、こちらも既に部品は払底していましたね。

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ミラー切れ

ニコンFのファインダー視野率はほぼ100%といわれています。
正確には99.8%でプラスマイナス0.2%との事です。

しかし、ニコンFのミラーでは超望遠レンズを使うとミラーによるケラレが生じ、所謂ミラー切れになってしまい実画面とファインダー像が一致しても望遠レンズを使う場合、それが生かしきれませんでした。
それはニコンF開発当初はほとんどのメーカーの一眼レフでミラー切れが生じ、あまりそれが問題になるとは考えられていなかった事が大きな原因の1つだそうです。
その後、東京オリンピックに合わせて超望遠レンズがいくつか開発されるにつれ、この問題が欠点としてのウエイトが大きくなっていきました。
その後継モデル、ニコンF2ではミラーが2mm長くなり跳ね上がり機構の工夫もあり、ミラー切れの欠点をほぼ克服しましたが、これはカタログなどに記載されてますので、皆さんご存知のことだと思います。

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F2広告

下の画像はニコンF2の初期の頃の広告です。
F2a

ただ、この広告は日本カメラ増刊「ニコンシステムの使い方」雑誌の裏表紙にのみ使われたと思われるもので、おそらく他には掲載されてないと思います。(他に掲載されてましたら情報をお願いします)
この「ニコンシステムの使い方」もニコマートEL発売後は追補版となり、その裏表紙の広告はニコンF2の物でも、他の雑誌にも掲載されている汎用の広告?となってしまいました。

この広告、シルバーのF2とブルー系のバックで実にカッコ良くまとめられていると思いませんか?
私はこの広告と以前に紹介しました、写真工業のニコンF2の特集号の新発売広告と表紙のF2が好みです。

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最後発のニコンF2専用アクセサリー

ニコンF2用のアクセサリーとしては最も遅くに発売されたアクセサリーは何だと思われますか?

発売年はなんと1979年でF2が発売中止になる前年です。

それは、セミソフトケースの上カバーCF-3で、Aiズーム35~70mmに対応したレンズカバー部の長い物でした。

私は生憎持ってませんが、あまり数が無いと思われますので、機会があればこれも入手したいと思っています。

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F2用モータードライブの電池(リチウムイオン電池14500への転用)

以前にニコンF2用モータードライブのバッテリーケースMB-1に収まるMS-1ホルダーにリチウムイオン電池14500を4本使う考えを紹介しました。
先日それを実行したのですが、結果は良好で、通常の単3型アルカリ電池10本使う場合となんら遜色はありませんでした。
容量的には900mAhでしたので、撮影可能本数はアルカリ10本よりは少ないと思われますが、軽量化でき、巻き上げ、まき戻し共にアルカリ10本の場合より若干早いというメリットがありましたので、私の使用では充分実用になるという判断になりました。
MB-1のコネクタ部分で電圧を測りましたら、16.1ボルト(36枚撮り3本撮影後計測)でしたので、内部抵抗などは分かりませんが、作動状況より判断しますに、オリジナルのニッカド電池MN-1と同等以上ではないかと思っています。
MN-1の中身を入れ替えて復活させるより工作などの手間も少なく実用的ですが、古いMN-1やMH-1が無駄になってしまうのが難点です。

私はMD-1、2、3ともにバッテリーケースはMB-1を使ってますが、リチウムイオン電池14500を4本使うだけならば、MB-2でも可能で若干軽量化にもなりますので、こちらを使った方がより良いと思います。

私は現在、ニコンF5ではエネループ9本を使っての撮影をしていますが、こちらもそのうち、MS-30にCL14500リチウムイオン電池を3本(ほぼ12ボルト)使って試して見たいと思っています。
ただ、この場合は容量的にはエネループの4割ほどになってしまいますので、撮影可能本数も相当減ってしまいそうで、あまりメリットは無いとも思っています。

同様にニコンF-36の直結バッテリーケースにもCL14500を3本入れてやってみたいと思ってますが、ホルダーを使わないタイプですので、ちょっと短絡させる線の取り回しが面倒かなと想像しています。それかダミー電池でも作って入れてやるかですね。実行しましたら、またこちらに書き込みしたいと思います。

リチウムイオン電池は液漏れなどを起こすと火災の危険があるそうなので、多少デリケートに取り扱いをしないといけないようです。このタイプは電池に保護回路が組み込まれている物が販売されてますので、もし、使われる場合はこちらを購入してください。
また、これらの結果は充分使い込んでの結果ではありませんので、皆さんが同じようにやられる場合は自己責任でお願いします、万一何らかの不具合が生じましても、当方では何も対応できません。

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F2補修用パーツ

これは何か分かりますか?
F2_shoe_cover

ニコンF2の巻上げクランク基部にあるアクセサリーシューのカバー(飾板)です。

下の画像のようにこのカバーはビスではなく、接着剤で留められています。(図中22番)
修理などで左のトップカバーを外す必要がある場合、これを剥がさないといけませんが、アルミ製の薄い板なので、結構簡単に曲がってしまいます。

その為、補修用の部品としては交換の頻度が高い部分なのですが、最初の画像のように、今のパーツはクランクの回転方向を示す矢印が無いものとなってしまいます。

F2repair011

もし、ご自身で分解する場合はこの部品を予備で持ってないでしょうから、接着剤を有機溶剤で少しずつ柔らかくしていく感じで慎重に剥がすようにしてください。

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F2アクセサリーの生産終了時期

 ニコンF2関係の製品の生産は一斉に終了した訳ではありません、F2フォトミックA(DP-11)は1980年初め頃まで、DP-11発売の約4カ月後に発売されたF2フォトミックAS(DP-12)は、同じ時期の1980年6月に生産中止になっていますが、モータードライブMD-2(1974年発売)の生産中止は1983年9月でした。また、MD-2の機能を簡略化し軽量化したMD-3(1977年発売)はそれより更に後まで生産されていましたが生産数はそれほど多くは無かったようで、在庫はこちらの方が先に払底しました。因にF2関係の主要アクセサリーは一応F2の生産終了後7年間は継続販売するというアナウンスが有りました。(実際にDE-1、DP-11、DS-2、DS-12、MD-2、フォーカシングスクリーンなどは1987年の価格表にも載っていました。)

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30FB A17-1

クイズです、下の画像は何でしょうか?
F2a
ファイルに2枚重ねたままはさんだ物をスキャンしましたのでヒモ状のものが2本づつ出ているように見えますが、実は1枚に上下1本づつです。
また、ファイルごしですのでボヤけて分かり難いですが表面にエンボス状の凸凹があります。

ということで、答えは、もう皆さんお分かりだと思います。

ニコンF2の新品のチタン製シャッター幕です。

縦横の比率から判断できるかと思いますが、24×36mmの露光面より充分長いことが分かりますね。
これは後幕になります、下の画像を見ると分かるかと思いますが、先幕は露光面を覆い、且つ巻き取りドラムに僅かに巻かれるだけの長さがあれば良いのですが、後幕は画面左の大きなシャッタードラムに巻かれていて、さらに露光面を被わなければなりませんので、長さが先幕より長くなります。
そして、ドラム接着面はつや消し処理がされてませんが、その面が大きいことからも後幕と判断できます。
F2


因に表題はF2のシャッター後幕部品アッセンの型番です。また、これはニコンF(20FBI)にも流用は可となっています。
また、型番末尾の「-1」はその部品が改良版であることを示しています。(改良がさらに進むと「-2」となります。)
ただ、この幕の何処が変わっているのかは分かりませんでした。

私はこのF2用のシャッター幕を先巻、後幕とも各2枚づつあるところから興味本位で譲っていただいたのですが、果たして使うことは有るのでしょうか。1枚3000円ほどしたので結構な無駄遣いをしたような・・・(汗)

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ニコンF2 EEコントロールアタッチメント モックアップ

ニコンF2発表時すでにキヤノンF1が出ていて、それには無人撮影などの自動撮影を意識したサーボEEファインダーというものが発表されていました。
ニコンF2もそれに対抗していた訳ではないのかもしれませんが、同じようなコンセプトで自動撮影を行う為?のDP-2とDS-1、EEコントロールアタッチメントとフォトミックSがF2発表時に公表されていました。(その前にはニコンFに付けたオートフォーカスレンズ80mmF4.5もシカゴのフォトエクスポで発表しています。)
しかし、内情は開発が間に合ってなく、カタログには急遽モックアップが掲載されたということらしいです。
下の画像はそのモックアップですが、これも初版(上)と第2版(下)でモックアップも進化してきています。絞りリングとのカップリングやF5.6付近でのクリックキャンセル機構などは有りませんが、下の2版の物は製品版に近くなっているのが判ると思います。
F2ee1a
F2ee2a

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28mmネジ径リング

私は、いろいろとニコンカメラを触っていますが、何やかやと言ってもやはりニコンF2が好きなようで(笑)、結構ニコンF2に合体ロボ宜しくゴチャゴチャとアクセサリーを付けた物で遊んでいたりします。
その中でもDS-1や2、12といったEEコントロールアタッチメントを付けたF2での使用頻度が高いのです。
で、悩みはオリジナル電池DN-1がもう使えず、バッテリーをいろいろ試行錯誤しながら安価且つ簡便に長時間持つ容量の多い電池などの組み合わせを考え使って見たりしましたが、今のところ、簡単で長時間、と言っても容量的にはオリジナルDN-1の3倍弱程度ですが、使えるのは16340というリチウムイオン電池を使うという結論になりました。

ただし、これは径が細いので厚紙を巻いたカラーを嵌め、電池もオリジナルに比べ長いのでキャップ(もしくは電池収納部分)を延長してやる必要があります。また、キャップを延長した場合の導通も確保してやる必要があります。
キャップの延長は数ミリで良いので、28ミリのフィルター枠2段重ねやステップアップリング+ステップダウンリングを使うなどそれぞれ工夫してやればOKです。*フィルター枠の場合、DS本体の電池蓋との干渉に気を付けてください。タイトルの28mmネジ径リングとはこのことを示しています。
また、導通は真鍮などの薄板を曲げて(電池ボックスの接点に使っている物などを流用、説明はし難いのですが、実物合わせで割合難しくはありません)テープなどで固定してやれば良いです。

私の場合、これで数時間飽きるまで動かし続けましたが、問題なく使い続けられました。
ただし、これの欠点は電池ボックスが数ミリ延長されますので、レンズによっては、ピントリングを回す際、若干邪魔に感じることです。

このように28ミリ径リングをいくつか延長してやることで電池の長さの違いに対応できますのでいろいろと試す事ができると考えています。
他に何か良い案やバッテリーなど有りましたら紹介してください。

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ニコンF2の貯金箱

30年くらい前にDP-12を買った際、何かのキャンペーンでいただいた金色のニコンF2フォトミックAS型実物大貯金箱があったのですが、当時すぐにクリアー塗装でも吹いてやればよかったのですが、そのまま飾っていて、金色が褪せて、しかもブツブツと腐食まで出てきてしまいました。

その為、10年ほど前からはつや消しブラックで化粧直しして飾っていました、手ズレした部分は金色の地が見えて、本物っぽかったのですが、この連休は暇で、ちょいと再化粧を施してやりました。

銀色の部分はシルバーのペイントマーカーとアルミテープ、白い部分は紙テープ(汗)、銘板の文字部分は初めクレパスを塗り込んだのですが、掘り込みが正確でなくキチンとNikonの文字が表示できてないので、これまた紙に印刷したもの(笑)を貼り付けてやりました。本当はテプラで作ってやりたいところですが、生憎持ってないので妥協しました。製作時間は塗装30分、乾燥1日、化粧に1時間といったところです。
F2
この貯金箱ですが、金色の他にブロンズ仕上げの物も有りました。また、ヨドバシカメラでもニコンカメラ購入者に配布していたようです、ただし、ヨドバシの物はブロンズ仕上げのみで、裏蓋部分にヨドバシカメラの銘などが入っているようです。
素材はアンチモニーのようで、よく見ると、マウント部とファインダー部は別の物をロウ付けしてありますし、型から抜きやすいよう各部がテーパー状になっています。
レンズはバヨネットマウントで着脱可能です、Fマウントと逆回転に約90度回転して取り外します。持った重量感と質感はけっこう実物に近いものがあります。

企業秘密ですが(笑)、実は過去には、妻を誤魔化す為のアイテムでもありまして、遠目には一応素人さんが見ると本物に見えますので(汗)、台数の増減時にいろいろと活躍してくれました。
他にもジャンクを何台か仕入れていて、同じように過少申告していたりしますが、世のカメラ好きお父さんたちはどのようにして、奥様の目を盗んで(汗)カメラを仕入れているのでしょう?


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ニコンF2 ファインダーシリーズ

下の画像、パッと見て違いが判りにくいかと思います。実は1976年にF2フォトミックSBとそのファインダーDP-3が発売された時のデータシートとその翌年1977年にAi化されたフォトミックAとAS、そのファインダーDP-11とDP-12が出た時のデータシートを並べたものです。

F2nonaia
F2aia

ファインダー内表示される絞り値は、従来、シャッターの数値同様にファインダー内の(表示用ダイヤルの)数値を表示してましたが、AI化された時、レンズの絞りリングに刻まれた数字を直接光学的に読み取るものへと変わりました。
下の画像はそれを表しているのと、従来のデータでは描かれてなかった測光経路も追加されています。

さて、ここでクイズです。(笑)

上の2枚のデータシートのファインダー画像で使いまわしていないのはいくつあるでしょう?簡単ですね。

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ニコンF2新発売広告

未来を見つめる《ニコンの眼》がいま輝く」ニコンF2新発売広告のコピーです。
F2a
「写真工業1971年10月号より」


レイアウトは多少違いますが、カタログにも使われている6面図(イラスト)です、この頃配布されていたF2初版カタログには、巻き上げレバーのプラスチックの指あて形状がノッペリとした試作品のものが使われてましたので、こちらが発売時の正しい姿をあらわした最初のものだったように思います。
因みにこの広告が出た時点では、資料によると完成検査を通って出荷されたF2は国内分でおよそ1000台、輸出分もほぼ同数しか用意されてなかったようです。
当時、カタログも発表後すぐには手に入らなかったのですが、本体は予約を入れてもなかなか手に入らなかった事が伺えます。しかし、生産が本格化し、年内には1万台ほど出荷されたようで、その後の混乱はなかったようです。

特に重要ではない事なのですが、背面図が裏ブタが開いた状態なので、ニコンF2の実物を見たこと無い方がこの広告だけを見ても背面からの姿は想像しにくいんですよね。
当然、背面にフィルム箱の蓋などを入れるメモホルダーが付いているなんて全く分かりません。

とは言っても、この広告、私はとても好きなものの1つです。ついでと言っては何ですが、広告が掲載された「写真工業1971年10月号」の表紙の写真もニコンF2なのですが、こちらもとても気に入ってまして一時パソコンの壁紙に使ってました。
7110aa
「写真工業1971年10月号表紙より」

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ニコンF2 MD-3新発売

ニコンF2用モータードライブとしてはかなり遅れ、Ai化とほぼ同じ時期に出たものです。
当時キヤノンAE-1に代表される一眼レフカメラの自動巻上げ装置がアクセサリーとしてかなりブームになっていました、そんな関係で高級機F2にも需要が高まり、普及型のモータードライブが出たのではないかと考えています。
Md3a
F2md23a
画像は1977年当時の各カメラ雑誌に掲載された新発売時の広告の1ページとモータードライブカタログ最後に載っている仕様表です。

MD-3の良いところはMD本体の着脱にはカメラ内のフィルムの有無に影響されない事と、私感ですがグリップがこちらの方が握りやすい事だと思っています。

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ニコンF2フォトミックS

ニコンF2フォトミックSはF2発売からおよそ1年半ほど遅れた1973年3月に発売されました。
この時ニコンF2を速度優先AE化するEEコントロールアタッチメントDS-1及びその周辺機器も発売されました。

画像はニコンF2フォトミックSのカタログの一部です。
F2s1a
F2s2a
F2s3a
F2s4a
F2s5a

このカタログの本体上面から撮った写真は7100060番と初期の機体写真の使いまわしと思われます。

フォトミックSのファインダーDP-2の受光素子Cdsや抵抗の経年劣化、汚れなどでLEDが細かく点滅したり、LEDの不点などが見られる固体が増えてきているように思います。抵抗やブラシ部分を清掃して一時的に回復する物もあるようですが、状況はDP-1のメーター指針が大きく振れたり、吸着したり、断線するのと同じように芳しくありません。実は私の所有する1つがこのような病気持ちで、防湿庫の肥しになっています。幸いあと2台は元気ですが、これもいつ同じように壊れてしまうかと思うと、EEコントロールユニットを着けて遊ぶのも長時間はやれないです。そんなわけで、実用にはDP-3とDS-2とオートニッコールの組み合わせか、DP-12とDS-12、Aiニッコールの組み合わせで撮影に持ち出しています。


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ニコンF2 DE-1ファインダーの変更点

ニコンF2用DE-1アイレベルファインダーの変更点について分かっている事を記します。
大きく分けて3タイプになると思います。

初期は外観で見える部分のネジは全てマイナスネジです。
擬革はFと同様のシボ、下面内部にモルトプレンが貼ってあります。(Type1)

その後擬革はF2の通常のシボに替わりましたが、ネジはマイナスでした。(Type2a)
いつ頃から替わったのかはっきりしませんが720万台初め頃にはアイレベル付きでもF2のシボになってましたのでその頃、昭和47年10月頃出荷の物からと思われます。
その後抑えバネやDE-1を単体を接眼部側からみると接眼部奥左右に見えるネジなどがプラスに替わりました。
ただ、この時期は判りませんでした。(Type2b)

その後モルトプレンからDP-1などと同様に裾ゴムを使うタイプに変更になりました。この時期は昭和48年からですが、詳しい時期はこちらも判っておりません。(Type3)

その後はチタンのDE-1も含めこのタイプで終了したようです。ファインダーブロックを留めている下側から見えるネジはマイナスで3タイプ共終始しています。

因みにアクションファインダーDA-1の擬革は初期はやはりFと同様のシボ、かなり在庫があったのか結構永い期間このタイプを見かけました。その後はF2のシボです、抑えバネのネジも初期はマイナスでしたが途中からプラスネジに替わりました、ただ下面内部のモルトプレンタイプは最終まで変更されず、おそらく製造ロット数も多くは無かったのではないかと見ております。こちらは単体販売のみでしたので流通在庫などの関係もあり、発注記録などを見ないと時期の特定は難しいと思われます。

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ニコンF2のフォトミック系ファインダー調査結果

ニコンF2のフォトミック系ファインダーの情報をまとめてみました。
現時点で87台の情報が集まりました、皆さんのご協力感謝いたします。

 DP-1付きF2の製造数は40万2000台余りあります。
他に単体での発売数も何パーセントか在りますので実数はそれより多くあります。
DP-1の番号は先日記しましたように20万台~60万台まで見られます。
DP-1の番号で初期は20万台から始まったようです。

 20万台のDP-1は710万台から737万台のF2で見られました。製造時期で言いますと、昭和46年7月から49年4月までに該当します。*1初期型から*2中期型にあたり、期間が永く、過度期なのかその中間のバリエーションも見られました。
 40万台のDP-1は714万台から736万台のF2でみられました、他に752万台の物に46万台のDP-1が付いた物もありましたが、こちらのDP-1はマイナスネジでしたので時代が違うようで付け替えと判断しました。こちらの製造時期は昭和47年6月から49年4月までに該当します。タイプは*1初期型から*2中期型が見られます。
 50万台のDP-1は740万台から761万台のF2で見られました。製造時期は昭和49年5月から50年8月までに該当します。*2中期型から*3後期型にあたると思います。
 30万台のDP-1は757万台から764万台のF2で見られました。製造時期は昭和50年7月から51年6月までに該当します。この頃は*3後期型となっています。
 60万台のDP-1は759万台から783万台のF2で見られました。製造時期は昭和51年9月から52年9月までに該当します。こちらも*3後期型です。
 因みにDP-1付きF2の最終製造時期が52年4月から9月でブラック773~776万台、クローム786~787万台でこの間に合わせて1000台余りが出荷されています。
Ai仕様のDP-11の販売開始後、半年ほどは出荷が続いていたようです。

 DP-2は50万台の番号のみ確認、735万台から800万台のF2でみられました。DP-2付きF2の最終出荷はDP-1付きと同時期でしたので、800万台ボディの物は付け替えと考えています。
DP-2付きの製造台数は72800台余りです、単体DP-2の販売分と合わせても10万台に満たなかったのではないかと推察しています。

 DP-3は70万台のみ確認しています。本体番号は763万台から787、792万台、で見られました。DP-3付きF2の出荷台数は少なく21400台余りですので、こちらも70万台のDP-3以外は見られませんでした。最終出荷時期は昭和52年12月頃ですので792万台のSBはファインダーの付け替えと考えています。

 DP-11は本体付き出荷台数が153000台余りで、番号は10万台と30万台が見られ、クロームの789万台で12万台のDP-11、クローム804万台で12万台のDP-11、ブラック791万台で34万台DP-11、ブラックの775万台のDP-11で32万台と、番号が箱などで確認できている物に関しては、白黒でDP-11の番号が分けられている印象ですが、サンプル数が少なく、偶然そのような物が集まったに過ぎないのかもしれません。10万台と30万台の時期はほぼ被っているようですが、サンプル数が10台に満たなかったので特定は出来てません。

 DP-12は80万台のみ確認できてます、こちらも本体との組み合わせでの出荷数は83100台余りで単体物と合わせても10万台には行かなかったと思われます。
こちらは販売期間の短さの割りに多かった印象で最大番号は893***を確認していますので、もしかしたら80万台以外の番号帯もあるかもしれません。
ファインダーの付け替えが多いのか、本体番号は715万台から804万台まで見られました。

各ファインダーのバリエーションですが、DP-3以降の物は違いを見つけられませんでしたが、内部的な部品の変更はあるかも知れません。
 DP-2は50万台の初期に抑えバネの留めネジ部、裾ゴム留めネジともマイナスネジの物がありました、54万台では抑えバネのみマイナス、59万台では全てプラスネジでした。

とりあえずDP-1を便宜上分けますと、、、
 *1初期型は擬革がFと同様の物でネジ類はマイナスが使われ、着脱レバーは押し下げるのみのワンアクション、対象型のメーター、接眼部カバーは角ばった物で擬革は上下に巻き込んでいる物。
 *2中期型は擬革はF2の物、見える部分のネジはほぼプラスネジ、着脱レバーは軸方向に押し込んで下げるツーアクション、対象型メーター、接眼部カバーはラウンドが付いて角のアールも大きめの四角形のDP-11やDP-12などと同形状の物。
 *3後期型は中期型に非対称右下に指針退避場所のあるアンプル型メーター、ダイヤルカップリング部に赤か緑の点状の刻印、見える部分のネジ類は全てプラス。
、、、としましたが、それらの中間的な物もみられます。

 DP-1は最初期から最終までに期間も永く、台数も多いので、細かく変更が見られますが、番号帯が被っている事、修理の際の部品の入れ替えが有る事、本体との確かな組み合わせ確認数が少ない事などで特定できずにいるどころか、サンプル数が増えるに付き混乱の度が増してしまいました。
 現時点でいえるのは、30万台のDP-1に関して緑の点が付いた物のみ確認できている事くらいです。
50万台は赤点付き、なし、対象型メーター、非対称型メーター、いろいろで中期から後期への端境期に感じました。引き続き調査は続けますので、その他は今後の宿題とさせてください。


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ニコンF2フォトミック系ファインダーの製造番号

F2のフォトミック系ファインダーでDP-1の製造番号を見ますと、20万台、30万台、40万台、50万台、60万台が有ったようで、そのうち50万台の途中どうやら526***台くらいから耐磨耗対策が始まったように思います。
DP-2は50万台、DP-3は70万台、DP-11は10万台、30万台 DP-12は80万台の番号を見かけます。
DP-1の30万台はDP-11と、50万台はDP-2と被ってますが、それ以外では、今のところ、私が調べた範囲では、数字が分けられている印象です。

【こちらを見ている皆さんにお願いです】
F2のフォトミック系ファインダーの型番と製造番号、さらに、DP-1やDP-2の場合ファインダーを裏から見てスクリーンを押さえるバネ(部品名bottomplate spring)を留めているネジがマイナスかプラスか、DP-1では裏から見てシャッターダイヤルカップリングの部分に赤い点か緑の点の有無、メーター形状で左右対称型かアンプル型か?をこちらにコメントいただけないでしょうか?
また、本体とオリジナルの組み合わせの場合、本体の番号も合わせてコメントいただけますと参考になります。
DP-1の場合、20万台と40万台に初期型の特徴のファインダーが見られます。
下の画像のように、擬革がF同様の物か?接眼部が角型で上下に擬革が巻き込んでいるか?着脱レバーがワンアクションか押し込む動作が必要かなども合わせてコメントいただけますようお願い致します。


Dp1a_2
上の画像は45万台のDP-1で擬革はF2の物で接眼部やネジなどは初期型の特徴を持っています。
右上の小さい画像は初期型20万台前半のもので擬革がFと同様の物です。
これらの初~中期型特徴を持ったDP-1付きF2のボディ番号も調べていますので、該当機種をお持ちの方が居られましたらご協力お願い致します。

*データが集まりましたら、後日、当ブログにて発表させていただきます。しかし、個人的な情報も含まれますのでコメントは非公開とさせていただきますので、皆さんのご協力、宜しくお願い致します。

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ニコンF2 DE-1Titan

これはあまり知られてはいませんが、ニコンF2チタン販売後の一時期に報道機関などの強い要望によりDE-1のチタン外装の物が単体で発売されました。

生憎私は入手出来なかったのですが、知人のを見せて貰った時は、箱は普通のDE-1で、それにネーム入りのTitanのシールが貼ってありました。
また、これとは別にネームなしのTitanのシールが貼ってある箱もあるそうです。

このファインダーは、F3の場合、DE-3のチタン版がDE-4であるように、DE-1のチタン版なのでDE-2と型番が振られてもよかったように思いますが、既にF3用にDE-2が出来ており、また、価格表にも載せないExtraPartsの意味合いが強かったので型番もそのまま、シールによる区別となったと考えています。

ところでこのDE-1チタン外装品ですが、F2チタンに標準で付いていますし、F2H-MDモデルにも標準で付いています。このほかにこの単体販売品が存在しますので、実数はゆうに1万個を超えている筈ですから決してレアでは無いのですが、なにぶん実用の場合は一番傷める部分ですし、コレクタブルアイテムなので、綺麗な物を単体で見つけるのは困難なのには違いはないです。

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ニコンF2 フォトミックファインダー

フォトミックファインダーDP-1では摺動抵抗の耐磨耗化の変更が行われた事は以前紹介しました。
その番号帯はおそよ523000番~536000番辺り以降から始まったようです。
ただし、まだ、526000番台では露出計のメーター形状はアンプルタイプにはなってませんでしたので、メーター変更時期とは同時期ではなかったようです。
メーター変更が始まった番号帯はもう少し調べてみないと判りません、皆さんの情報をお待ちしております。

また、以前にF2の変更箇所もいくつか紹介しましたが、もれていた部分がありますので追加します。
電池ボックス内のプラス接点が初期717万台くらいまでは無く、電池蓋が接点になってましたが、720万台くらいから接点が追加されました。

2008/02/01追記
先日入手しましたDP-1では、525***番で耐磨耗対策は施されてませんでした、また、別のDP-1(5266**)が対策済みでした。

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DP-12の適正露光範囲

ニコンF2フォトミックASのファインダーDP-12は+○-で露出状態をファインダー内に表示します。
このうち○のみ点灯の時は取り説によりますとプラスマイナス1/5段以内の適正露出と記してあります。
しかし、テレビ画面を撮影する場合は+○-全て表示されている時が適正値でこの場合はプラスマイナス1/2段以内でこの表示状態になるとありました。
これは、SPDの反応速度が速いためこのようになると理解してます。(液晶画面などではこのような状態にならず○のみ表示されます。)
DP-12の仕様を下に載せておきますので参考にしてください。
Dp12a
Dp122a


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海外のF2カタログなど

海外向けの日本で印刷されたニコンF2時代のカタログ表紙の一部を紹介します。
サイズは左上から2番目がA4サイズで、上半分に1番目のカタログを重ねていますので下半分のみを掲載していますが、左上と左3番目から4番目(カメラに添付されていた物のようです)、右上と2番目まではA5版です。

右3番目は少し大きくB5版くらいあります。
その右3番目のカタログは英語版の第2版の物ですが、こちらではDP-2+EEコントロールアタッチメントのモックアップモデルを付けたF2を表紙に堂々と載せてしまっています。
現地の販社が独自に出したカタログではなく、日本光学が出している物で試作品段階以前の物?をカタログの表紙にもってきているのは珍しい事かと思います。
因みにその下はそのシステム図(部分)ですが、そちらにも絞りリングとのカップリング部分が無い構想段階?のDS-1が掲載されていたりします。(最下図右ページ8参照)

F25a
その全体画像です。
F23

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初期型ニコンF2のマイナスネジ

ニコンF2の初期の頃は、擬革(貼り革)がニコンF同様の物で、各部のネジ類もマイナス頭のネジが使われている事は、以前紹介しました。
F様の擬革とマイナスネジの変更時期が同時期と思われている方が結構いますが、実はそうではありません。
擬革がFと同様の物は720~721万台辺りまで使われてましたがマイナスネジはそれより少し前にプラス頭のネジに切り替わっていきました。
それらネジの中で最も早くにプラスネジに切り替わった部分は蝶番の部分だと考えてます。
だいたい712~714辺りで1972年夏頃に切り替わりました。
蝶番部分以外は、ブラックモデルでも見える部分のマイナスネジは、クロームのネジが使われていたのですが、蝶番部分はマイナスネジでも黒い塗装が施されていましたので、何か関係があるのかもしれません。

さて、初期型のF2でも修理やオーバーホールなどでかなりプラスネジに取替えられて戻ってきますが、その中でもマウント部のネジはプラスネジに取り替えられて戻ってくる頻度が高く、底板部取り付けのネジはマイナスネジの生存率(汗)が高かったようです。

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ニコンF2初期の価格表

ニコンF2カタログ初版に挟み込まれていたニコンF2システムの価格表です。
F21a
F22a

発売1ヶ月前の段階での価格で「*近日発売」の物も多数ありますが、発表後間もない段階としては結構充実していたのではないかと思います。

とはいえ、自動露出撮影に関するシステムは開発が遅れていて、DP-2やDS-1などはこの2年ほどあとの発売となりました。

F2専用品の型番に**-1と一番の数字が多く見られることからも型番をこの頃から使い出したことが伺えます。

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F2データのデートユニットの年号

ニコンF2データ用MF-10の時計は機械式で精度が低く使用頻度がほとんど無い(動かしていない)コレクション用ですとさらに信頼性は低くなっているものと思われます。この時計と互換性のあるF3用データバックMF-17の時計はクォーツ制御の電気式で定期的に電池交換して動かしているものならこちらの方が数段の精度が期待できると思われます。
現在は入手困難ですが、この時計は数年前は確か30000円ほどで入手可能でした。
また、日付写し込みユニットですがこちらもF2データMF-10の物とF3用MF-17の物とは互換性があります。
こちらの日付ですが最長で09・12・31までですのであと2年ほどで年号は使えなくなりそうです。
因みにこちらのユニットは8000円程度でした。

F2dateunit2


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小さなやっこさん(F2DATA)

F2datamaska
この黒い1cmほどの小さなやっこさんのような板は何でしょう?

これはニコンF2DATAの記録部分にレンズからの光が入らないようにマスクするパーツです。
巷にまれにですがF2データボディのみが普通のF2に混ざって出ている事があります。
それらは大概はこのマスクが付属しておらず後から見つけることは結構大変だと思います。

そのような方は(スキャナの調子が悪く不鮮明ですが)この画像から型紙をおこしてブリキ板などで自作される事をお勧めします。
その場合、素材は真鍮などの薄板(厚みは0.2~3mm程度)が適当ではないかと思われます。
身近な物ですと大きめの電池ボックスの接点に使われている板などを流用するのも良いかと思います。

F2dataa


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Nikon F2A 25th Anniversary

これはニコンのUSA販売25周年を記念して現地の販社が独自に限定販売したものと聞いています。
特徴はシルバーボディF2フォトミックAの4000台限定で、底板に25-1~25-4000までのシリアル番号が刻印されている事、ボディ前面に「25Anniversary」のプレートが貼られていること、シルバーの専用箱に収められている事、オーナー名の入った記念額が贈られた事でしょうか。
F2anniversary
使われたボディの製造番号ですが揃っているわけでは無く、800万番台から802万番台あたりに散らばっていて、しかも限定のシリアルナンバーが200番台で本体802万台、1500番台で本体800万台などと前後していたりします。当時日本光学が正式に出した物ではありませんし、番号も整合性が無く私は興味も薄くあまり魅力を感じてはいません。

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ニコンF2ウエムラスペシャルのレンズ

北極点単独行とグリーンランド縦断時に使われたカメラ、「ニコンF2ウエムラスペシャル」についてはいろいろと情報を見ますが、それに着けられていたレンズに関してはあまり情報がありません。
私が知っていることはNewズームニッコール28mm~45mmF4.5が主に着けられていて、それに使われているグリスを耐寒用(-50度)のものに換えた特殊仕様の物だったという程度の情報です。
ただ、グリスのみを入れ替えた物なのかその他のパーツも変更した物なのか詳細は知りません、また、他に持っていったレンズに関しても情報を持ってませんので皆さんからの情報をお待ちしてますので宜しくお願いします。

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ニコンF2のできるまで

画像は写真工業社刊行のニコンテクニカルマニュアルに掲載されていたグラビアページのニコンF2の製造現場の写真類です。
F2a

組み立てがほぼ終わった段階でカメラのメカニカルバックを高精度に出す為にフィルムレール面の研削が行われていますが、これはニコンS系から行われています。
画像を見る限り、これら工程や作業風景は、S系後期からニコンF2の時期まであまり変わってないように感じました。

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F2用モータードライブバッテリーMN-1の再生

今年5月1日のブログで紹介しましたニッケル水素のボタン型代用電池ですが、これの3セルの物と4セルの物を繋げてMN-1の中身との入れ替えを行う事を考えました。
(DN-1に使われている電池のセルとMN-1に入っている電池のセルは数は違いますが同じ物が使われていました。)
まだ、実行に移してはいませんが、電圧は1.2V×14セル=16.8Vです、また、初期の電圧が高い場合でも許容電圧に入ると考えてますので若干モータードライブのコマ速度の向上も望めると思います。
実際に同様の事を既に何年も前からやっている方も居られると思います。
ただし、モーターから出ているピニオンギヤは樹脂製で劣化し割れてしまいやすいのでMD本体を壊す恐れもあります、参考程度に見ていただき、万一実践される場合は自己責任でお願いします。

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ニコンF2 セルフタイマー長時間露出機構

画像はニコンテクニカルマニュアルに掲載されていた、他のカメラには見られない珍しい機構といえるニコンF2のセルフタイマーを利用した長時間露光の仕組みを分かりやすく解説した部分です。
F2a
内容を見ますと、レリーズによりミラーアップし先幕が走行するとほぼ同時にセルフタイマーが作動し、任意の秒時の後にドラム上部の掛け金がセルフタイマー終了と連動して解除し、後幕が走行するようになっています。
セットには手順が多く少し手間は掛かりますが10秒までの露光が内蔵露出計で使えるのは美点です、例えば非連動の低輝度側露出計の4秒と8秒の間で適正値となった場合などでも、機械式のセルフタイマーですから中間値のセットも容易です。
この後の高級機などのセルフタイマーもシャッター同様に電子式が主流となり、このような機械式の精度の高い物は無くなってしまいました。

続きを読む "ニコンF2 セルフタイマー長時間露出機構"

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ニコンF2最終番台

ニコンF2の最終番台はクロームが80番台、ブラックが79番台です。
たまにオークションなどでこれらの番台のF2が最終モデルとして出品されたりしていますが最終番台といっても
クロームの場合800から806番台までありますし、ブラックも同様に790から796番台まであります。
で、実は800番台と806番台では製造におよそ1年半の開きがあり(ブラックも同様)本当の最終ロットはやはり1980年初めまで製造された806番台と796番台ということになります。
因みに補修などで取り替えられていないオリジナルで私が把握している最も大きな番号は80660**番のフォトミックAです。
もっと大きな番号の情報をお持ちの方が居られましたらコメントなどをお寄せください。

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ニコンF2フォトミックSB+F2データ新発売広告

ニコンF2フォトミックSを見直しコンパクト化されたDP-3ファインダーを装備したニコンF2フォトミックSBが発売されたのは1976年10月1日でした。(発表は同年9月1日)
これと同時にEEコントロールユニットDS-2も発売されました。
画像はその当時の広告です。(写真工業309号より)
F2sba

広告にあるようにDP-3はSPDやモノシリックIC、FREの採用など大幅な変更がなされ、またDS-2はスピードライトとの組み合わせや翌月発売された(受注生産)F2フォトミックSBデータ+データバックとの組み合わせに対応できるようにシンクロソケットが追加されました。

F2フォトミックSBの出荷台数ですが(生産終了1977年9月26日、最終出荷は翌年春)具体的な数字は国内分が10275台、海外分が11190台の21465台でした。(ファインダー単体販売は含まず)

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ニコンF&F2用スピードマグニィ

画像はニコンF用とF2用のスピードマグニィを紹介した1ページです。日本ではあまり使われてなかったようですが海外ではそれなりの需要があったようでいくつかの紹介ページが見られます。
F2speedmagnya
これらは通常のポラバックでは撮影画面が小さくて確認し辛い欠点を補う目的で製作されました。
仕組みは単純で135サイズのフィルム面の画像をリレーレンズで伸ばし、拡大像をポラに写しこむものです。
ストロボなど補助光の影や光の回り具合などの確認をその場で行いたいなどの用途で使われていたようです。


F2用の場合、使用するフィルムサイズによりMAGNY100(3.25 x 4.25 in)、MAGNY45(4 x 5 in)の2種が有りました。(後に改良版の2型になりました。F用はMAGHY RF)
ただ、これらも使用レンズの種類により画面が大きくケラレたり画像全体が暗くなったりしますのでけっして使い易いものではなかったようです。

因みに画像でも確認できると思いますがリレーレンズはELニッコールの50mmF2.8が使われています。


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ミラーアップレバー

ニコンF2では以前記しましたように割合早い時期から各所の操作やそれに伴う形状の小変更が行われてきました。
その中でもロックアップレバーの変更では資料が残っていましたので紹介します。
F2a


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ニコンF2の標準ファインダースクリーン

ニコンF2に標準で付けられていたファインダースクリーン(フォーカシングスクリーン)は発売当初はA型のスプリットプリズムタイプでした。

従来からの赤文字のK型との識別は特にないので気がつかないのですが、76年頃にそれまでのK型のマット面を明るくした新タイプになりました。
それに伴いニコンF2の標準で付けられているスクリーンもA型からK型に切り替わりました。
時期としては76年末ころからでその後Ai化対応のフォトミックAやASなどのフォトミック系やアイレベルモデルなどF2の一般品は全てK型でした。因みにプレス向けのチタンモデルなどはB型が標準採用されています。
プレス向けのB型採用はチタンモデルが出る前、76年ころからですが、一般向けのK型への変更よりは早い時期だったようです。

また、ニコマートELやFT2などは標準ではA型とJ型から選べましたが、こちらも新K型をA型に代わり採用するようになってA型の選択はできなくなりました。
その後のモデルニコマートELWやFT3、ニコンEL2ではK型のみでの発売のはずなのですが、ユーザーからの要望などにより互換性のある旧機種補修用のA型やJ型との入れ替えでそれらが存在はするようです。
しかし、公式に交換のサービスを行っていたわけではないので数としてはとても少ないものとなっています。(EL系はそのほかB型マット式も補修用に後から追加されました。)
もしそのようなカメラをお持ちならプチ自慢の品として(汗)とっておくのも良いかと思います。

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ニコンF2チタン発売記事

画像は写真工業1979年7月号の新製品ニュース記事の一部です。

F2tian

当時F2チタンの事はこの記事のようにサラッと発売を知らせる内容がほとんどで注文受付開始すぐに情報を得ていた方は案外少なかったように思います。
かく言う私も注文開始すぐではなく一月半ほど遅れてようやく手に入れる事が出来ました。

受注終了後も販売店からの注文が収まらず結局予定の2000台を大きく上回る5000台ほどが生産され、報道機関向けとされたノーネームと合わせて10000台程度が出回っていますので珍しいカメラでは無いのですが、人気は今もそれほど衰えず高値安定で取引されています。

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DS-1の使い方

画像はF2のカタログにあるアクセサリーDS-1の説明の一部です。
簡易取り説にちょうど良いと思います。

Ds11a

Ds12a


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ニコンF2のうわさ

 画像はニコンF2の情報をうわさという形にまとめて記したものです。この記事は写真工業1971年9月号ですのでこの稿のすぐ後くらいにプレス発表がでたのではないでしょうか。

F2a
 電子シャッターの件は結果的にははずれてしまいましたが、この頃から電子制御のシャッターをニコンカメラへ搭載を期待する声が結構あったことを伺い知る事ができます。


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愛用者アンケート

画像はニコンF2の後期、昭和53年から54年までの1年間に届いた愛用者カードからニコンを選んだ理由の集計結果と同時期の東京でのニコンショウで行われた来場者アンケートでニコンのブランドイメージ部分の集計結果グラフです。

A_8


これの選んだ理由部分を見ますと、ニコンF2などは機構が優れていて頑丈で日本光学製だから選んだという方が多く、反面、格好が良くて使いやすく、価格が手ごろと思っている方は非常に少ない(汗)といえそうです。
私の感想はこのアンケート結果を反映したものとほぼ同じですが使い勝手も及第点ですしデザインもスマートとはいえないが機能美を感じさせる良いデザインだと思っていますのでグラフにするともう少し起伏の少ないものになりそうです。

A_9

ニコンのブランドイメージのアンケート結果は私の意見を反映しているといっても良いほどで違和感はありません。
古いデータで現在のユーザーの意見とは多分にズレがあると思いますが、これらの結果を見て皆さんはどう感じましたでしょうか?

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ニコンF2 裏ブタ開閉キー

ニコンF2のブラックボディの裏ブタ開閉キーは初期から中後期頃まではキーの三角マークが有る方半分が黒、残りはクロームボディ同様の梨地メッキでした。
これが後期になるとクロームボディと共用になり全て梨地メッキの物になりました。
この変更時期ですが昭和53年後半頃、番号でいうと77*万番台の遅い番号辺りからです。
ですのでF2チタンでは開閉キーは通常品クロームモデルと共通の梨地メッキの物が採用されています。

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ニコンF2ボディ 初期モデルの特徴

ニコンF2もニコンFのように初期から後期までに若干の部品などの形状の変更がありました。
とはいえニコンFほどの変更はありませんが以前書き込みした分も含めて判っている範囲で記したいと思います。
下記の他にも中期以降に変更された部分もありますが、取りあえず初期型から中期までに変更されたと判断できる部分を記しました。

分かり易い変更では、貼り皮がFと同じシボです。

スプールの溝が6本です。

巻き戻しボタンに、マイナス溝が無く点が刻印されている。これは中期頃まで続いてます、巻き戻した際にフィルムカウンターが進むか否かの変更に関係があるのかもしれません。

各所に マイナスネジが使われてます。
分かり易いのはマウントのネジですがこちらは割合早い時期にプラスネジへ変わってしまいました。
また、オーバーホールなどでも積極的に変更されてます。

ミラーロックアップレバーがワンアクションから押して回すツーアクションへ変更されました。
これは1972年6月に公式にお達しがありましたので時期もその通達の少し前に変わったと思われます。

巻き上げレバーの形状が違う?これは巻き上げ軸の化粧のメクラキャップ?の丸い部品の形が違います。
初期型の方がちょっと平らに近く面もエッジが鋭角な感じです、またレバーのプラの部分も一見すると形状は同じに見えるのですが、裏のプラの合わせの形が初期型はラウンドの付いた角型ではなく丸くなっています。
しかし、こちらは710台でも角型が多数見られますのでステンレス無垢材アイレットのように初期の少数ロットのみなのかもしれません。

シャッターボタンの上面の面取りのアールが僅かに大きいようですがこれは比較しないとほとんど分からないレベルのものです。

底板の巻き戻しボタンの周辺のへこみ部分が、ボディーの長手方向に長くなっています。

裏ブタのメモホルダーの押さえ板に溝様な縦線が無くスッキリしています。

マイナスネジの使われているモデルは黒ボディーでもネジはクロームのネジで白黒モデル共用となっています。

ミラーボックス内側の向かって右側についている部品(緩衝用?)がI型から、L型に変わっています。

フィルムガイドレール4本のうち内側2本の左端曲がり部分が初期型は小さくダイキャストの変更があった事を示しています。バラすと分かるのですが他にもダイキャスト部分の変更が見られます。

フィルム巻き戻し軸のパトローネ側の仕上げが変更されています。梨地のようなくすんだ仕上げからクロームメッキのような仕上げになっています。また、形状も初期から中期までは先が三角状に面がとってありますが、後期は角型で太めです。

フィルム巻き戻しクランクの先が円錐状だったものが球面状へとカシメ方?が変わっているようです。

多忙ですのでいつになるか分かりませんが、時間が取れましたら変更部分の画像を撮りましてアップしたいと思います。


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ニコンF2モータードライブシステム用カメラバックMF-1、MF-2

昨日のF3に続き今日はニコンF2です。このモータードライブシステムの中でもとびきり大型のアクセサリーがMF-2です、カタログ画像やや左上中央の物と回りのF2を比較してみてください、その大きさが判るかと思います。
MF-2発表当初は800枚撮りとなってましたが早いうちに750枚撮りへと表現が変わりました。
私は100フィート缶の物をマガジンに詰めて実際に撮影した場合、800枚程度撮れる計算なので変えなくても良かったように思います。

F2mdsystema

充分大型の250枚撮りのMF-1付きF2が普通サイズに見えてしまいます。

MF-2ですが大きすぎて通常のSCユニットが付いているグリップ部分では到底レリーズは出来ません、その為背面に専用のスイッチが設けてあります。また、SCユニットも専用の物と付け替えて使用するようです。

因みにMF-1は背面ではなく通常のSCユニットから右側へ数センチよったマガジン収納部にある銀色の丸い物がスイッチです。
価格は発表当初はMF-1が60000円、後に70000円に改定されました。
MF-2は受注生産で440000円でした。MF-2の数は相当少ないと思われますが生産数はわかりませんでした。

案外知られていない事ですがこれらモータードライブ用長尺フィルムバックはモータードライブ本体のモータによる巻上げが出来ませんので専用にモーターを内蔵しています。(MD本体のモーターはシャッターのチャージなどに使用します)

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ニコンF2 フォトミックファインダーDP-1

フォトミックファインダーの摺動抵抗の耐磨耗性向上の改良の事を以前少し記しましたが修理指針にもそのブラシ変更部分の表示があります。画像はその新旧比較です。(挿絵自体の変更はありません)
155のブラシ部品が154-1と155-1のへと変更になっているのがわかると思います。(いずれも右が変更後)

Dp11

Dp12

ブラシの触れる印刷抵抗体も改良版に変わっていますが、生憎その部分の乗った修理指針を持ってません。
しかし、DP-11とこの部分は共通です、こちらは所有していますが、これを見る限り、2度ほど変更されているようです。

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DS-1、2、12用代用電池

以前にEEコントロールユニットDS-1などに一応使える1次電池としてCR-2リチウム電池を紹介しました。
これは直径が小さいため電池の周りになにかカラー状の詰め物をしてやらないといけませんでした。
また、一応動作しますがバッテリーチェックのランプも点かない心もとない状態での使用です。


他に1.2Vのニッケル水素のボタン電池を組み合わせた物もいろいろと探せばあるようで下記URLの物は直径はほぼ同じで容量的にもオリジナル(225mAh)と同じ程度(240mAh)、ただ厚みが薄いのと端子がついているのが難点です。
しかしバッテリーチャージャーDH-1での充電やDS-1、2、12への装着、使用は可能ですし安価なので私は最近はこちらの物に上げ底をして利用しています。

http://www.inedenki.co.jp/nickel/button/details06.html

また、同じボタン電池を4個繋げた物もあります、サイズ的にはこちらがDN-1に近いのですが電圧が4.8Vですので充電した初期の高い電圧(5V超)で使用すると壊してしまう可能性もあり私は試してませんが、もし普通に使えるなら絞り動作も若干速くなりそうな気がします。

http://www.inedenki.co.jp/nickel/button/details09.html

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F2H+DP-12+DS-12=露出オーバー

高速モータードライブカメラニコンF2Hはご存知のとおりハーフミラーによってファインダーへ1/3の光を導き、普通絞り(開放測光で言う絞込み状態)で使用します。
またピントを合わせやすいように通常モデルのプレビューボタン位置に絞り開放ボタンが付いています。
このカメラにDP-12とEEコントロールユニットDS-12を着けて普通のF2のように扱うとどうなるでしょうか?
(勿論ファインダーへの光は通常の1/3しか行かないのでその分の補正はあらかじめしておきます。)

答えは絞込み状態ですと露出計には絞りリングの位置と、実際に絞り込むことにより、暗くなった状態の情報を二重に露出計に伝えてしまいますので、開放から適正絞りまでの段数の半分のところに絞りを制御してしまいます。(例えば開放値F1.4のレンズで開放測光で適正値F5.6だとしますとプレビューを押したまま動作させますとF2.8付近で絞りは止まります。)
普通のF2にDP-12+DS-12でもプレビューボタンを押したまま動作させて確認する事が出来ますので暇な方は(汗)は試してみてください。

また、F2Hの先の組み合わせで開放ボタンをおしたまま測光しますと適正値まで絞りは動きますが撮影のタイミングに合わせてボタンを離す必要がありますのでこれも結構難しいですね。

勿論DP-2或いはDP-3+DS-1或いはDS-2の組み合わせでも同様の動作をします。

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ニコンF2 取り説の変遷

ニコンはカメラやレンズなどシステムの変更がありますと割合早くに修正した版のカタログや取り説などを出すメーカーです。
今回はその例としてニコンF2フォトミックの取扱説明書の一部を比較してみました。
画像は各部の名称の1ページを初期、前期、中期、後期で一覧にしたものです。
初期~前期は試作品が使われていた為一部パーツが異なっていました。
前期~中期は擬革やネジ類の変更、レンズのマルチコート化が進みました。
中期~後期は耐磨耗化対策が施されたりレンズがニューニッコールへと変わるなどシステムの変更がありました。
左上が初期、右上が前期、左下が中期、右下が後期です。

F2photomica










また、F2フォトミックの場合は初期の物とそれ以降の物とは構成や配色などが違っています。
上が初期で下がそれ以降のものでだいたい構成はかわっていません。


F2photomica_1

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ウエムラスペシャル

1978年の植村直己による北極点単独行とグリーンランド縦断に使われたF2のウエムラスペシャルは3台有り、そのうちの1台はマッキンリーにも持参、もう1台は故郷である兵庫県日高町の「植村直己冒険館」に、そして3台目は(株)ニコンに保管してあるそうです。
皆さんご存知のようにカバー類はチタンが使われていますがマイナス40度以上の耐寒性能を維持するのには真鍮素材より有利だった事も採用された理由の1つだったそうです。
F2ウエムラスペシャルの外観で特徴的な巻き戻しクランクの赤いラインですが、フィルムの巻き上げが確実に行われている事を確認しやすくしたためだそうです。また、他に枚数計の数字は30以上をやはり赤くして、終端でのフィルム切れやパーフォレーション切れがないように、赤が出たら巻き戻す目印にしていたそうです。
その時使用されていたレンズですが28mm~45mmF4のズームで、こちらも通常のレンズのヘリコイドグリスを、低温域で使用する耐寒用グリスと交換した特別仕様の物でした。
マッキンリー冬季単独登頂時には使用されることのなかったF3チタンのプロトタイプ(ウエムラスペシャル)は2台が現存し、現在ニコングループ会社(水戸ニコン)で保管されているとの事。このカメラは後日女優の和泉雅子さんが北極に持って行き、オーロラの撮影に使用されたそうです。

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ニコンF2 S型とT型スクリーン

ニコンF2用で当時カタログに掲載されなかったのであまりみないタイプのスクリーンですので画像を掲載してみました。
左がSタイプ(F2データ用フレーム付き)、右がT(TV)タイプでテレビフレーム付きのスクリーンです。


Tvs

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視野率100%

ニコンFからF6にいたるまでのニコンカメラF型一桁機ではファインダーの視野率はほぼ100%を維持してます。
F2の場合の一例ですが焦点精度など細かな調整作業でフォーカス アジャスティングライナー(調整座金)が0.05ミリの物から0.12ミリの物まで8種類、ファインダーフィールドフレーム(視野枠)が1.1ミリ厚から1.5ミリまでの5種類用意されそれぞれを組み合わせての精度出しをしてました。

F2repair0018


画像の143と144がその部位になります。

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ニコンF2用モータードライブMD-1、2、3の仕様

ニコンF2用モータードライブMD-1、MD-2、MD-3の仕様や違いを簡単にまとめました。

[MD-1仕様]
撮影速度        最高1秒間に5コマ
フィルムコマ数計    自動復元残数式、手動セット可能、
            0位置でモーター停止
使用シャッタースピード 1/4~1/2000秒(連続)
            B,1~1/2000秒(1コマ撮影時)
巻き戻し        自動巻き戻し可能、時間約7秒
使用電源        直結式バッテリーケースMB-1
            AC/DCコンバーターMA-2
            AC/DCコンバーターMA-4、MA-2
大きさ         148X147X78.5mm(MB-1付)
重さ          約695g(MB-1付、電池別)
その他         250フィルムバックMF-1使用可能
発売          1971年10月
価格          70000円

*初期タイプは貼革がニコンF同様で巻き戻しレバーロック解除ボタンがありませんでした。また、その頃は底板にも貼革が施されておりませんでした。
 
[MD-2仕様]
撮影速度     最高1秒間に5コマ
フィルムコマ数計 自動復元残数式、手動セット可能、
            0位置でモーター停止
使用シャッタースピード 1/4~1/2000秒(連続)
            B,1~1/2000秒(1コマ撮影時)
巻き戻し        自動巻き戻し可能、時間約7秒
使用電源        直結式バッテリーケースMB-1
            直結式バッテリーケースMB-2
            AC/DCコンバーターMA-4、MA-2
大きさ         147X110X77mm(MD-2のみ)
            147X147X78.5mm(MB-1付)
重さ          約470g(MD-2のみ)
            約695g(MB-1付、電池別)
その他         250フィルムバックMF-1使用可能
            750フィルムバックMF-2使用可能
            カメラバックMF-3使用可能
発売          1974年9月
価格          80000円

*MD-2はMD-1の改良型で基本的な仕様はMD-1と同一です。
相違点は背面にLEDランプが追加されシャッターを切ると点滅する、SCユニットの形状の変更、MF-3を併用するとフィルム先端を感知しランプが点灯して自動巻き戻しが終了する。(その為の端子部の追加)


[MD-3仕様]
撮影速度        最高1秒間に4コマ
フィルムコマ数計    残数式、手動セット可能、0位置でモーター停止
使用シャッタースピード 1/80~1/2000秒(連続)B
1~1/2000秒(1コマ撮影時)
使用電源        直結式バッテリーケースMB-1
            直結式バッテリーケースMB-2
            AC/DCコンバーターMA-4、MA-2
大きさ         147X106X62mm(MD-3のみ)
重さ          約355g(MD-3のみ)
発売          1977年10月
価格          39000円

*MD-3はMD-2からフィルム巻き戻し装置、駒速度変換装置等を省略した普及型のモータードライブ。

[バッテリーケース]
F2用モータードライブに接続できるバッテリーケースには、MB-1とMB-2があります。
MD-2とMD-3、MB-1とMB-2は相互に着けられますがMD-1、2にMB-2を使用する場合コマ速度低下の他に撮影可能本数の大幅な減少がありますのであまりお勧めできません。

[MB-1仕様]
価格10000円
単3ホルダーMS-1に入れた単3電池10本か、専用ニッカド電池MN-1を2個使用。
前期と後期でバッテリーチェックの表示で、針式のものと、LEDランプ2灯式のものがあります。針式の方が前期タイプです。

[MB-2仕様]
価格6000円
単3ホルダーMS-2に入れた単3電池8本を使用。

連続撮影時のコマ数
F2用モータードライブは使用する電源で、連続撮影時の1秒間のコマ数が
変わります。

MD-1&MD-2の場合
コマ速度 MB-1 MB-1 MB-2 AC/DC 使用できる
リング 単3電池 ニッカド電池 単3電池 コンバーター シャッタースピード
H 4 5 2.7 5 1/125~1/2000(ミラーアップ)
M3 3.5 4.3 2.5 4.3 1/125~1/2000
M2 3 3.8 2.1 3.8 1/60~1/2000
M1 2 2.5 1.7 2.5 1/8~1/2000
L 1 1.3 0.9 1.3 1/4~1/2000

MD-3の場合
MB-1 MB-1 MB-2 AC/DC 使用できる
単3電池 ニッカド電池 単3電池 コンバーター シャッタースピード
3.5 4 2.5 4 1/80~1/2000

*1コマ撮影(Sポジション)の場合はいずれも使用できるシャッタースピードはB(バルブ)、1~1/2000


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ニコンF2 フィルムカウンター

ニコンF2の中期頃までは巻き戻しの際フィルムカウンターがカウントアップされていました。
これがいつの頃かはっきりしませんが中期頃から改良されましてカウンターは進まないようになりました。
因みに私の手持ちのF2では740万台前半までの4台は全て進み、770万台後半以降のデータやチタンボディなど4台は進まない仕様になっていました。
現在はこの部品も在庫はないので変更は出来ませんが初期の物でもオーバーホール時に顧客からの要望などで進まないように換えられている物もあるそうです。

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ニコンF2チタンの底板

ニコンF2チタンの底板はビスの数が追加されています。
通常モデルですと底板のプレス工程で開閉キーの部分が一段と深く絞り込まれているのですがチタン材ではその加工が難しかったので形状を変更し部品を追加して対応してある為です。
画像はF2チタンと通常モデル(初期型)との裏板部分の比較です。
判りやすいように開閉キーは外してあります。

F2a

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ニコンF2 モータードライブ ガイド部材

ニコンF2用モータードライブにはMD-1、2、3と3種類出されていました。
これらモータードライブをカメラに着ける際のガイドとなる小さな爪状の小部品がモードラ上面巻き戻し側前後に各1箇所づつ付いています。
この爪状の部品ですが初めの頃は銀色の金属製の外観に段差の無い物が使われていました。
その後上部が薄くなった段差付きの黒いプラスチック製へと替わりました。
変更理由ですが金属製の爪ですと急いで装着している時など乱暴に扱うとその部分に当てて傷になりやすかったのでプラスチック製に代わったのではないかと想像できますが、反ってこれがアダになって弱いプラスチック部品の折れてしまったMD-2が売られているのをみかけます。
プラスチック製の物は薄くなっているので、もしかしたらわざわざ強度を弱くしてカメラ側へのダメージを回避してあるのかもしれませんが、今ではこの部分の部品すら払底してしまい、付け替える事も出来ませんので、モードラ単体の時は目につきやすく爪が折れているとちょっと気になってしまう部分ではありますね。

変更の時期ですが、MD-3が出て以降はこの部分が黒いプラスチック製で段差が付いた物に変更されました。MD-3が1977年10月発売ですから、その前後くらいからMD-2でもこちらへ変更されたようです。
また、ほぼ同時期にMD-2のコマ速変換ダイヤルのあるプレート部の表示が「MADE IN JAPAN」から「JAPAN」へと変わりました。

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ニコンF2 SB-2とSB-7の違い

ニコンF2(ニコンF含む)用のクリップオンタイプスピードライト(ストロボ)にはSB-2が1973年頃用意されてました。
その後1977年にSB-7へと刷新されましたがこの2つの違いについて少し書いてみます。
まず、ひと目で判るのが大きさですが、これはSB-2が110×104×40(mm)、SB-7が100×79×37(mm)とSB-7が一回りほど小さくなってます。
放電管のサイズにも違いがあるようでSB-7のほうが発光面が小さくなっています。
重さは130グラムも軽くなりました。これらコンデンサの大きさの影響が大きいと思われます。
機能の違いはガイドナンバーは双方「25」で変わりはありませんが自動調光の際選べる絞りの段数がSB-2は3に対しSB-7は2に減っています。
発光可能回数はSB-7になって10%以上増えました。

単3電池ホルダーは双方電池の挿入方向は同じで互換性がありそうなのですが実は幅や取り外しのつまみの形状が少し違い使いまわしはできません。
余談ですが、このSB-7用の電池ホルダーMS-2は同時期のSB-8や後のSB-10、モータードライブバッテリーケースMB-2のホルダーとして共用されてました。
またF3時代のSB-17やSB-15、SB-21の単3電池ホルダーMS-6はMS-2と互換性があります。
ですのでこれらとは使いまわしは可能です。
SB-2のホルダーの共用ですがこちらはSB-3の他ML-1の送信機とレアな後期のニコンF高速モータードライブカメラの外部電源が有り、この電源ケースにSB-2、3で使われているホルダーが4つ入り計16本の単3電池を収めてました。
SB-2は\22000、SB-7は\18000でした。

Sb2
SB-2の仕様表です。


Sb7
SB-7の仕様表です。

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ニコンF2 DP-3とDP-12

ニコンF2の交換ファインダーの中でフォトミックSB用のDP-3とフォトミックAS用のDP-12は受光素子にSPDを使い摺動抵抗に金属薄膜抵抗FREを使うなど測光に関する基本的な構造はほとんど同じと思えます。
しかしレンズからの絞り情報をファインダーへ表示するのは光学的に絞り環を直読する(DP-12)のと機械的に連動させた目盛りを表示させる(DP-3)など違いが見られます。
また、実際には測光機構はほとんど同じなのですがこちらもFREは互換性が無いなど意外な違いがあるのでジャンク品からのパーツの使いまわしには注意が必要です。

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ニコンF2 DS-12の小ネタ

ニコンF2用アクセサリーDS-12とDS-1、DS-2とはファインダーから受け取る制御信号ピンの位置などは互換性があります。
ですので物理的にDS-12付きF2ボディにDP-2やDP-3ファインダーを付ける事は可能です。
このパターンの場合、露出計連動爪(いわゆるカニの爪)付きAiレンズ(Ai改含む)を使えば一応シャッター速度優先AEが可能です。*勿論非AiレンズはNGです。
ただしDS-1、2のようにF5.6付近でクリック負荷が増えるのをキャンセルする機構がありませんのでサーボモータへの負荷も若干大きくなります。
あくまでも自己責任での実証となりますが、私が数種のレンズを試した結果ではあまり影響はないように感じました。
しかし、当時でもニコンでは認めて無い組み合わせですので長期的には当然宜しくないのでしょう。
蛇足ですが逆パターンDP-12とDS-1、2の組み合わせではNGです。

DS-*への使用電池ですが純正品のDN-1は在庫払底から10年以上経ちますので劣化してほとんど使えない物が多いと思います。
私はMA-4にDM-1でEEコントロールユニットを繋げて遊んでますが、屋外へ持ち出す場合は電圧が少し低く径も小さいが高さがほぼ同じで実用上使えるCR-2リチウム電池にカラーを自作して使ってます。
この場合、バッテリーチェッカーは点かないし動作も少し緩慢ですが一応使えてますので、もし、電池が無くてお困りの方は是非試してみてください。

個人的にはオートニッコールを楽しめるDP-3とDS-2の組み合わせをF2で使うのが好きなのですが、これからF2でEEコントロールユニットを着けて楽しもうと思われる方には比較的入手しやすいDP-12とDS-12の組み合わせ(その他DP-3やDP-2も使いまわせる点も加味して)がお勧めです。

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ニコンF2 高倍率ファインダー DW-2ファインダー

ニコンF2のファインダー関係で接写や複写の際便利なのがこの高倍率ファインダーDW-2ですが、これは一応ファインダー画面内を見渡すように覗けば1.2倍の高倍率(ルーペ倍率は6倍)で全視野が確認できます。
また視度調節が+3~-5Dpまで出来ますので眼鏡を掛けている方でも裸眼での使用が可能です。
左右逆像なので少し慣れも必要ですがアングルファインダーを使うより見易いく使い良いと思います。
私はニコンF2での複写の際は必ずDW-2を使いましたが今はデジカメやスキャナを使いますので防湿庫の肥しになってしまってます。
Nikondw2a
Nikondw2b

Dw2c


















写真は中期(左)と後期(右)DW-2です。アイピースゴムが変更されています。

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ニコンF2 フォーカシングスクリーン

ニコンF2に取り付け可能な純正スクリーンはF時代の物も含めA、B、C、D、E、F、G1、G2、G3、G4、H1、H2、H3、H4、J、K、L、M、P、R、S、TVがありました。


このうちFタイプはFの中期頃出ていた物で一般撮影全般に向くフレネルレンズ付き、マット面と中央12mmがマイクロプリズムになっている物です。(下図参照、昭和38年発売)
Fタイプは後にJタイプに置き換わり廃盤になりました。
Sタイプはデータボディ用でデータ写し込み範囲フレーム付きのAタイプスクリーンです。

F2screen

上の画像のFスクリーン以外はF3のフォーカシングスクリーンのデータですがこれらは全てF2にも同様のタイプが出てましたので流用しました。また、スクリーンのサイズ、コンデンサレンズのサイズなどはF3の物とも同じですのでこれらを枠を残して入れ替えることによって若干ですがファインダー像が明るくなります。
また、F4用のスクリーンでもこれは可能ですがAF範囲のフレームが入っている事や被写界深度で少し違和感がありましたので私の場合、現在はF3用Eタイプに入れ替えて使ってます。

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データバック フォトレコーザー

ニコンFやデータ専用でない普通のニコンF2には純正では日付などを写しこめるアクセサリーは在りませんでした。
しかし社外品でフォトレコーザーDH-1という物がに出ていてFやF2にも取り付け可能でした。
DH-1といえばニコンではDS-1、2、12などのバッテリーDN-1を充電する装置ですがこちらは各種一眼レフに付けられる裏ブタ交換式のデータ写し込み装置でした。
光軸ペンに連動したペン(というかアーム先端)を使い書記板に書き込み、これが5分の1の大きさで画面左下に写し込まれる物でした。
データ量も最大30文字程度可能で、ペン操作中は赤ランプが点灯し書き込み中であることが確認できました。
電源は単4電池2本使用でメーカーで裏ブタに取り付け加工をしてもらうものでした。
加工費込みで当時65000円、因みにミノルタでは加工済み裏ブタの販売をしていたようでこちらはケース付き70000円でした。(XD系用、XG系用)

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ニコン リピーティングフラッシュSB-6

ニコンのフラッシュアクセサリー関係でもレア物の1つで、生産期間が1982年から1986年の足掛け4年間では出荷台数が60台ととても少ないのです。(それ以前、1970年代半ばまでのデータは有りません)
ガイドナンバー45、秒間3.8コマまで同調可能、1秒間あたり最大40回の発光で当時のストロボとしては高価だったのも売れなかった理由の1つかもしれません。(本体のみで180000円)
SB-6関係の電源アクセサリーはAC電源ユニットSA-3、DC電源ユニットSD-5(電池SN-3、充電器SH-3)がありました。
価格
SB-6本体:\180,000
ACユニット SA-3:\150,000
DCユニット SD-5:\110,000
ニッカド電池SN-3:\22,000
充電器   SH-3:\35,000
F用電源コードMC-9:\3,500
センサーユニットSU-1:\9,000
センサーリモートコードSC-9:\7,000

Sb6a

総合カタログの1ページですが1/4発光時のガイドナンバーが「32」となっていますが「22」の間違いですね。

Sb61a
Sb62a

ガンカプラーAS-3を介してF3に付けられたSB-6の大きさもさることながら、その後のSA-3の大きさは異様なものがありますね。


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ニコンF2 MD-1の電子回路

ニコンF2ではモータドライブとの連携は機械的に行われてます。
その為にコマ速度を変えての連続撮影を行う際はシャッター速度の使用制限など注意点が多々あります。
そしてコマ速度の可変には単純な回路によって実現されてます。
簡単に説明しますと、コンデンサーに流れる電流を可変抵抗器で調整することでそのコンデンサーが一定の電圧に達するまでの時間が変わる事を利用してコマ速度の可変を行います。
以前書きましたコマ速度の変更は無段階でできるとしましたのはこれが理由です。

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ニコンF2 フィルム面位置表示

接写や複写などで実際の撮影距離を測る際に必要なフィルム面の位置表示は一般に○に-を足したような(Φを横向きにした感じのもの)マークが使われてます。
ニコンF2やFにはそのマークが見当たりませんがシリアル番号の上面がフィルム面の位置を表してます。
ニコンカメラでフィルム面の位置表示が付けられ始めたのはニコンS型からといわれてます。

この頃は赤点がその位置を示してました。


Sb

これはニコンS型ですが通常はシリアル番号が刻印されていてその下に赤い点があるのですがこれはその番号刻印漏れ?もしくは補修パーツと入れ替え?の物です。

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ニコンF2 高速モータドライブカメラ

ニコンF2の特需向けモデルの1つに高速モータードライブカメラが有ります。。
これは秒あたり3コマから10コマの連続撮影が出来る主に報道機関向けに出されたもので当時の価格はボディ172000円、MD-100が140000円、MB-100が35000円、チャージャーMH-100が35000円でした。
本体は外板にチタンを使われ、塗装もレザートーン(縮緬塗装)でぱっと見た目はノーネームのチタンモデルと良く似ています。
しかし些細に見ますと高速撮影を実現する為にハーフミラー(レンズ65%ファインダー35%)で固定式としてますのでファインダーを覗き、シャッターを切れば違いはすぐわかりますしシャッターダイヤルもバルブや1/2000が省かれている、セルフタイマーが無いなど区別は容易です。
絞り込み測光がデフォルトのこのモデルでは通常モデルとは逆にプレビューとなるボタンも絞り開放ボタンとなり、ミラーアップレバーも省略されています。
モータドライブ側、直結バッテリーケースMB-100は一見MB-1を2つ重ねたような風貌で重箱と形容されたりして特徴の1つになってます。

F2md100


Md100


Md100h
















参考資料:日報連会報F2H記事

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ニコンF、F2の部品点数

ニコンフォトミックFTnの部品数は1252点です。
ニコンF2フォトミックの部品点数は1498点です。

その内訳は下記のとおりです。

ニコンフォトミックFTn
   内容          種類    個数
ボディと外回り        57      99
バヨネット          13      23
ミラーボックス       121     154
ファインダースクリーン    4       9
巻き上げ、シャッター   327     449
ガバナー           36      41
シンクロ           22      34
セルフタイマー       60      68
裏蓋             31      46
フォトミックFTn
ファインダー        227     329
合計            998     1252
フォトミックTn
ファインダーの場合    176    264

ニコンF2フォトミック
   内容         種類     個数
ボディと外回り       58      66
ミラーボックス       74       81
巻き上げ系        149      156
シャッター系       115      130
ガバナー          35       41
シンクロ          20       26
裏蓋            46       75
セルフタイマー      70       73
ビス類          126       295
バネ、座金類       97       164
フォトミックファインダー 278      391
合計           1068     1498

どちらも意外と裏蓋の部品点数が多いですね。
特にF2は蝶番式でFより少なくなった印象があったのですが・・・・

*ニコンF2フォトミックAは1605個と発表されてます。
  Nikonf2


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ニコンF2 多重露出

ニコンF2では各所F以前の使い勝手を改善されました。
そのなかのひとつに多重露光も含まれ、手軽に且つフィルムカウンターも動かず正確に行えるようになりました。
とはいえ精密な多重露出を行うには不十分でコンマ何ミリかのフィルムの移動は認められます。
しかし、パトローネ内のフィルムのたるみをしっかり取り、巻き戻しクランクをテープなどで仮固定してその後のフィルムの移動を規制してやれば更に精度の高い多重露出が可能です。
詳しくは知りませんが、非純正でニコンF2の裏蓋を改造し独特なフォーカシングスクリーンを持つピンレジスターモデルがあります、この裏蓋はレバーでフィルムを固定できるようですので精度の高い多重露光を目的の1つにしているのかもしれませんね。詳細をお知りの方が居られましたら情報をお寄せください。

画像はスライドマジック(手動式)です。
Ssf201

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ニコンF2 スローシャッター

ニコンF2では2秒から10秒までのスローシャッターを切ることができます。

その方法を紹介します。

1:シャッターダイヤルを「B」バルブにセットします。
2:シャッターボタン同軸のT-Lリングを「T」タイムにセットします。
3:セルフタイマーを使いたい秒時のメモリ位置まで回転します。
4:シャッターボタンを押して露光開始。

と、まあ、あまり使い勝手のよいものではありません。

モードラ使用時、スローシャッターを切っている最中にモータードライブのレリーズボタンを離してしまうと巻き上げが始まってしまい故障の原因になりますので注意が必要です。
機械的にしか繋がっていなかったMD-3までの弊害?ですが電気接点によるリンクが使われるようになったMD-4以降はこのような事はなくなりました。

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ニコンF2の擬革

ニコンF2の擬革は初期はFと同様のシボの物が使われてました。
これは具体的にはおよそ720万代の初めころまででそれ以降はF2やニコマートELに見られるシボの擬革となりました。(当方所有でのFと同様シボの物の最大番号は7211***番台です。)
時期でいいますと昭和47年の10月から12月ころでそれまでにF2は7万~8万台製造されてます、F2全体からいえば1割弱ですので特に珍しいものではないのです。
ただ、その後の整備などで擬革は新しいタイプに更新されたりしますので若い番号のF2でも通常タイプのシボの擬革になっている物を見かけますので現存する古いシボのF2はもっと少ないのでしょう。

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ニコンF2 DS-1

ニコンF2の自動露出化アクセサリーDS-1、2、12はご存知のようにサーボモータで絞りリングを回転させ適正値まで移動させます。
この時間はおよそ1絞りあたり0.4秒ですので特別遅い訳ではありません。(到底速いとは言えませんが・・・)
もし長時間露光をするとどうなると思います?
露光中は絞りが絞り込まれて測光値が変わり絞りを開く動作をすると思う方もおられるかもしれません。
しかし、実際はそれを防ぐ為シンクロ接点からの情報によりサーボ動作を停止するようになってますので適正露出から変わってしまうことはないのです。

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ニコンF2 巻き上げ角度

ニコンF2の巻き上げレバーの作動角は140度、そのうち20度は予備角で露出計への電源スイッチにもなっています。
ニコンFより作動角が小さくなりましたがシャッターの幕速や耐久性は上がってますので内部機構としてはロス(摩擦など)をそうとう軽減した結果です。
これは手巻上げとあまり関係ない様に感じられるかもしれませんがモータドライブのコマ速アップなどにも寄与してます。
余談ですが、個人的には手巻上げでの最高機種はニコンF3だと思っています。
フィルムの有無にあまり影響されることない巻上げの軽さはスゴイですね

F21

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ニコンF2 SB-2

ニコンF2のスピードライトSB-2からファインダー内にあるレディライトに対応するようになりましたがそろそろ30年を過ぎようとしているSB-2も多くコンデンサが壊れてしまったり、パイロットランプが切れてしまったりと不動品や半ジャンク品が多くみられます。
古いストロボなどを少しでも長持ちさせるコツは発光後もチャージしておいてコンデンサに電気を溜めておくことだそうです。

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ニコンF2 AH-1

ニコンF2用のアクセサリーの中でも安価だったけど割合見かけない物にハンドストラップAH-1という物があります。
これはモータドライブと併用すると持ちやすく手が疲れにくくなり私は重宝してました。
ストラップ部分は合成皮革で痛んでしまい捨てられ下の台座部分だけ中古カメラ店のジャンク品に混ざっていたりしたのをかつては見かけもしましたが今ではこれさえも見かけなくなりました。

実はデータ写しこみ用バックMF-10ではこのAH-1が標準付属品でもあったんです。

Ah1

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ニコンF2フォトミックSB

ニコンF2フォトミックSBは販売期間が短い為製造数も割合少なく国内10000台強、海外11000台強と合計で21000台余りです。(ファインダー単体販売は除く)
このファインダーDP-3は測光範囲などスペックこそDP-2とあまり変わりませんが内容はかなり変わってデザインサイズ、受光素子や露出表示、アイピースシャッター追加などほとんど見直しを受け、低輝度での反応速度の向上など仕様だけでは判り辛い部分の改善が行われてます。
これは後のAi対応のDP-12へと発展してますが意外と人気が無い?のかDP-2とあまり価格差がなく取引されているのを見かけます。それを反映しているようにDP-3の在庫は長期間あったようで価格表には昭和60年末までの物に載ってました。
*DP-3最初の検査通過(完成)は昭和51年6月29日、発表は同年9月1日、生産中止は52年9月26日でした。
F2用NonAiのレンズを使う露出計組み込みファインダー最強のDP-3をもっと見直しても良いと思います。

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ニコンF2 MD-1初期型

ニコンF2用モータドライブMD-1の初期モデルには巻き戻しレバーのロック解除ボタンが付いてませんでした。
3000番台後半には既にロックボタンが付いてますので、ボタンなしの初期MD-1は多くても3000台程度ではないかと思われます。
MD-2以降の巻き戻し機構が付いたF一桁機用のMDや内蔵ボディにはボタンとレバーを倒す、ボタン部分のカバーを上げるなどのツーアクションで行う安全機構が組み込まれるようになりました。

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ニコンF2 モードラスイッチユニット

ニコンF2用モータドライブMD-1のSCスイッチユニットですが初期はボタン部分が平たい四角形で上から下へ下げるタイプの物でした。
その後スイッチ部に触れやすい(不意に触れてレリーズされる)ということから改良されて丸い押しボタンタイプに切り替わりました。
切り替わった時期は1974年の半ば頃だったようです。

私は冬季など手袋の上からMD-2のレリーズをするときボタンが押し辛いので初期のMD-1に付いていたSCユニットと取り替えて使っていました。

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ニコンF2 モータードライブのコマ速度

ニコンF2のアクセサリーMD-1ですがその中のコマ速度リング「H」はアルカリ電池では秒間4コマ、専用ニッカドMN-1では秒間5コマ「M3」では同3.5コマと4.3コマ、「M2」では3コマと3.8コマ、「M1」ではそれぞれ秒間2コマと2.5コマ、「L」では同1コマと1.3コマです。
AC電源MA-4ではHで4.5コマなど安定した15Vの供給でコマ速度も他の電源以上に安定正確なものとなってます。
意外に知られてはいませんがMD-1、2のコマ速度リングではクリックの無い中間でも使え自由に速度が変えられるんですよ。
ただし、私は正確なコマ数が把握できないのであれば、それにたいした意味があるとはあまり思ってはいないんですが(苦笑)....でも、ちゃんと速度の変化は実感できると思いますので皆さんも試してみてはいかがでしょう。

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ニコンF2 アイピースシャッター

ニコンF2フォトミックSのファインダーDP-2はEEコントロールアタッチメントを付けて無人での自動露出撮影をする場合などファインダーからの逆入光の影響が結構ありました。
その後測光素子など見直しを受けて新設計されたDP-3へと変更された際にこちらも改良されアイピースシャッターが設けられました。

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ニコンF、F2のプリズム

ニコンF2のアイレベルファインダーDE-1はFのアイレベルファインダーのペンタゴナルダハプリズムとは互換性があります。
しかし、その後のF3のDE-2とは残念ながら互換性は無いとのことで、劣化が進んだF2やFのアイレベルファインダーとのプリズム交換はできないと考えてください。
倍率や視野率を考えるとうまくいきそうな気がしますがF3のファインダー内表示の関係があるのかもしれません。
またその後のF一桁モデルのプリズムともF2やFの物とはうまく合わないそうです。

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ニコンF2のタイムラグ

ニコンF2はニコンFを改良したモデルですがその機構のほとんどが新設計でした。
シャッター幕はチタンでFと同じ素材ですが機構は改良され幕速も14.5msから10msと高速に、露光開始までの時間も32.5msから28msとタイムラグが少ないと評判だったF以上に短くなっています。
また、F2のシャッターダイヤルの「X」の位置で1/80なのですが、その時のシャッター幕スリットの幅がおよそ45mmと広く、幕速の高速化で安定したものとすることに寄与してますし、1/2000secの信頼度や秒5駒の連続撮影の安定性は高いものとなっています。
とはいえ20数年以上経っているカメラですので今では1/2000secがきちんと出ているカメラは少ないと思います。
永く使えるカメラですので、できれば定期的に点検して場合によってはオーバーホールをしましょう。

F2_2

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ニコンF2 フォトミックファインダーの摺動抵抗

F2フォトミックファインダーDP-1は後期になって摺動抵抗を耐久性(耐磨耗)向上の為に変更がありましたた。
時期的には75年頃からでメーターも長時間の非使用での固着防止効果の高いアンプル型の物へ変わりました。
その後のDP-11でも同じ物が使われてますのでご存知の方も多いと思います。
一応変更の見分けはいささか曖昧ではありますが、ファインダー単体を裏から見て、本体シャッターダイヤルとのカプリング部分にDP-11同様で赤い点か緑の点がある物はそうなっているらしいとのことです。
曖昧というのは古い物でも修理調整に出されたものはこの頃ドンドンこちらに替えられたのでそれらは裏からみても見分けがつかない場合があるからです。(この場合でもメーターと抵抗がセットで替えられた物は多い)

因みにニコンカメラで最初に耐磨耗性の高い金属薄膜の抵抗体(FRE)を使い出したのはニコマートELで1972年発売でした。
余談ですがニコンカメラで初のAE一眼レフはニコマートELと思っている方が多いようですが実はそれより数年前にニコンオート35というレンズシャッター式シャッター優先EE(当時)の一眼レフがでてました。

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ニコンF2 DP-1接眼部

ニコンF2フォトミックの初期のDP-1の接眼部の角が当たって痛いというクレームが寄せられ改良されたと聞いてます。
しかし導入当初から純正のアイカップを使っていた私は全くそのような感じを持ってなかったので意外な変更でした。本当の理由は別のところにあるのかもしれません。

その頃から擬革のシボもF様なものからF2以降普通に見られるタイプに変わりました。
時期としては本体は72年頃で番号では721万台に入る頃、ファインダーはそれより少し(3-4ヶ月程)遅れた頃だった思います。


F2catrog1

接眼部やレバー形状、巻きとりスプールでの説明など違いが分かると思います。

F2catrog2

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ニコンF2 巻き上げレバー

ニコンF2の生産は71年6月頃から始まりました。それより3ヶ月ほど前には量産の前段階の量産試作が日本光学のカメラとして初めて行われました。

量産試作のF2は製品とほとんど変わりませんが若干の違いがあります。
例えば巻き上げレバーですが最初期の黒モデルはクロームモデルと共通で違いは飾り蓋が黒塗装されているのみでした。
イメージとしてはニコンFの黒モデルと同じような感じでした。
また、巻き戻しレバー基部のアクセサリーシュー部分ですがこちらもニュー以前の黒いFと同じように全て黒くなってました。
巻き上げレバーは初期から指の当たりをソフトにする目的で樹脂?の指当てが付けられてましたがデザインは製品版と若干デザインが異なってノッペリと薄い物となってました。

下に画像の一部を掲載しますので比較してみてください。
アイレットも最後の画像以外はステンレスの無垢材で出来た物で大きさも若干小ぶりです。

A


B

C












F2_1
英語版カタログの一部ですがこちらの角度のものだと指当ての形状の違いが良くわかると思います。

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ニコンF2のチリトリ

ニコンF2のパーツの中に「チリトリ」と呼ばれる物がある事をご存知でしょうか?
形状を想像するとなんとなく分かると思います。
答えはミラーホルダーです。
これの素材ですがチタンが使われているそうです。
高強度で軽量化でき、耐久性の向上、シャッタータイムラグ短縮に寄与してます。
因みに「チリトリ」ですがニコンFからF3までこの表現が使われています。

F2
ニコンF2パーツリストの1ページです。

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ニコンF2データ

ニコンF2DATA(ニコンF2デ-タ)は発売期間はおよそ昭和51年11月頃から55年末
までで販売が終了したとされてます。MF10付きで当時の価格236,000円と高価でした。
受注生産品で製造数は1000台に満たないと聞いてます。
F2data6

データバックMF-10、MF-11がF2データ用のアクセサリーですがこれらはなんと時刻記録に手巻きの機械式アナログ時計を写し込む構造になってました。

他に手書きのデータも写しこめるメモプレートもありました。

設計の古いF3のデータバックMF-17も同様の仕組みになってますがこちらの時計は手巻きではなくクォーツ式です。
日付移しこみの際使うダイヤル式のデートユニットがありましたがこちらもMF-17と互換性がありますので新しい年号の物も使えるのですが今となっては入手は難しいかもしれません。
カメラのほうでは専用のフォーカシングスクリーンS型が用意されておりデータ写しこみの範囲が示されてました。
F2data2
時計とデートユニットです。


F2data4
メモプレート挿入部

F2data3
上部が時計ブロック、下部が日付ブロックの取り付け部です。

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ニコンF2 MB-1

ニコンF2のモータドライブのバッテリーケースMB-1の初期は擬革がFと同様のシボの物が使われていましたが、その他に底板には擬革が施されてないなど後期の物とはすこし印象が違ってました。
バッテリーチェックも中期頃まではメーター式、後にLED2灯式になりました。
このような違いは他のアクセサリーにも見られ、例えばF2のアクセサリーとしては初期から発表されてたにも関わらず発売が遅れていたDS-1なども後期物とは塗装が違うなど若干印象が異なってます。

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ニコンF2の製造内訳

ニコンF2の出荷台数はおよそ815000台、そのうち国内は446600台あまり、輸出分が368400台あまりでした。
ニコンからの最終出荷はなんと昭和60年で中止アナウンスから数年間も続いていました。
その中で最も出荷されたのは大方の予想通りだと思いますがF2フォトミックです。
フォトミックの総出荷台数はおよそ402300台強で国内分が218000台、残りが海外出荷分でした。
アイレベルファインダー搭載モデルは割合少なく全生産数の1割程度、81400台程度でした。
他フォトミックSは72800台、SBは21400台、フォトミックAが153800台ASは83100台でした。
これらはボディに付けられた状態の物ですのでファインダー単体のデータはありません。

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ニコンF2チタン

報道特需向けニコンF2チタン初期の物は裏蓋が鉄製でした。これは強度アップが目的でした。
通常モデルの裏蓋はアルミ合金、チタンモデルのネーム入りなどその後のチタンモデルは裏蓋もチタン製です。
後にチタン材の加工技術の向上で複雑な曲げ加工もできるようになったからですが、ウエムラスペシャルやその後の報道向けに出した初期のころはまだそれが間に合わなかったようです。
さて、鉄製の裏ブタのF2チタンですが最初期は773万台と774万台で約100台、920万台で約300台の計約400台ほど作られています。


ネーム入りモデルでチタン外板が使われているのはペンタカバー、裏蓋、底板、エプロン部、トップの左右各カバーです。これらのうち裏蓋以外は黒のレザートーン塗装(ちりめん塗装)が施されていました。

当時、私の注文時に色の指定は無かったのでこちらは疑問符が残るモデルではありますがネーム入りでチタンカラー(素地?)モデルも僅かに出回っているようです。
聞いた話で恐縮ですが、色合いはF3のシャンパン色のチタンカラーよりは黄色味が弱くどちらかというと鉛色に近い素地に似た感じのチタンカラーです。番号は若くないので、もしかしたら後塗りか素地を出して軽くサンドブラストのような仕上げを後に施した物かもしれません。

ほかに通常モデルのF2に黒のレザートーンを施して社内で希望者にごく少量頒布したと聞いてます。
一見するとノーネームのF2チタンのように見えますが外板は真鍮ですのでペイントの落ちた部分や重量、底板のOCキー廻りにチタン製は3つビスが追加されていますが、真鍮製はそれがありません、あとは番号から判断するしかないと思います。
これの市場に流れたのを1台77*番台で確認してます。時期的にはネーム入りモデルが出る以前のことだったようです。

一般販売されたネーム入りのF2チタンですが、当初(1979年初夏頃)は2000台限定で受注してました。
しかし注文が多数におよび増産されたようです。増産、追加注文のアナウンスが一般向けに行われた形跡は無く一部の有力な販売店などのみへの追加だったのかもしれません。
*チタンモデルはネーム入り、なしとも製造数はおよそ5000台づつとそれほど希少ではないのですが人気は高く、価格は高値安定してます。

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ニコンF2のファインダー

F2のファインダー類の中で初期から後期までにマイナーチェンジされた物がいくつかあります。
例えばDE-1は初期は擬革がFと同様のシボの物でしたしその後のF2の革の物でも初めの頃というか中期頃まではF同様にファインダーと本体とのパッキン部分にモルトプレーンが使われてたのですが後期にはDP-1などと同様にゴムの物に変更となりました。
防水性の向上、キズをつきにくくする事などを考慮しての変更だそうです。
他にはDW-2などもアイピース部分の変更がありました。
下の画像は最初期のDW-2です。この後接眼部分に円形のアイピースゴムが付けられ、後期にはそのゴム形状がF3やF4同様デザインのつの型となりました。
ニコンF2はAE機構をボディに内蔵してない為逆入光の考慮の必要がないのでつの型のタイプでも便座蓋(汗)のようなアイピースキャップはついてません。
DW-2a

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ニコンF2 DP-2とDS-1

ニコンF2初期のカタログに掲載されているDP-2+DS-1+MD-1+MB-1の付いたF2ですがあれは実はDP-2とDS-1は実物がまだ開発途中で実物がカタログに間に合わずモックアップが用いられていました。
細かく見ると確かにマウント周りの絞り環とのカップリング機構などが省かれているのが分かります。
当時私はあのカタログに載っていたフォトミックSにあこがれていたのですが、後にデザインが変わってしまい残念に思ったのを覚えています。

Dp2all


Dp2mocup

Dp2ds1

F2s


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ニコンF2のケース

F2のカメラケースはいくつか出てますがその中でもレアな物の1つにEEコントロールユニットを付けたまま収納できる物があります。
この頃はモータードライブはまだ一般的では無かったのでMD-1やMD-2を装着した状態で収納できるケースは無かったようですが、F3時にはかなり普及していましたのでMD-4付きで収納できるものが有りました。
雑感ですがMD付きより一般的でないEEコントロールユニット付きのケースが在るのは何か日本光学らしいと思えてしまうんです。
カメラケースですがF2のCH-1、2とCH-11以降はニコンF一桁機種では下ケースにストラップが付いていません。
個人的には本体保管時にストラップが邪魔と感じているのでストラップ付き下ケースのCH-1は普段使いに欠かせません。
ニコンF2用ケースとしてはCH-1、2、4、5、11、CF-1、2、3、CS-4、5、6、12、専用消音ケースCE-4、共用の消音防寒ケースとしてCS-13がありました。
しかし消音ケースCE-4についてですが、どうも一般販売はされなかったようです。
もとは昭和47年に開催された、札幌冬季オリンピックの報道関係者向けに、消音及び防寒を目的として支給するために開発されました。
その後消音を目的として改良が加えられましたが、レリーズの際の音が取りきれず、販売用としては製品化されなかったようです。

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ニコンF2 モータードライブ

ニコンF2のアクセサリー、モータドライブMD-1とMD-2の違いですが大まかにはMF-3使用時のフィルムエンド巻き戻し停止機能の追加です。
細かくはMD-1でもいろいろと時期によって違いが見られ変更されていますがSCユニットの変更やMD-2時に駆動音の低減をはかるためギヤの一部が金属から樹脂製へ変更されました。
しかし、その為、今ではギヤが割れて空転するなど使えなくなってしまったMD-2を見かけます。
これは巻き上げ、巻き戻し両方で症状を散見できます。
ニコンでは数年前に僅かですがこのギヤの再生産を行い一時修理が可能な時期がありました。
少量で正式なアナウンスはされませんでしたが今はこの部品も払底してしまい今後もニコンでは再生産の見込みは無いそうです。
しかしサイトなどを検索しますとモータードライブのギヤを独自に金属で作成し修理や部品の販売をしている所もありましたのでこのような所を利用すればまだ現役で使えるのではないでしょうか。Md2gears画像は再生産されたMD-2及びMD-100用のモーター軸部ギヤ

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ニコンF2のシリアルナンバー

ニコンF2のシリアル番号は710万台から始まって806万台で終わっていると言われてます。
その中で製造に使われてない番号帯がいくつかあります。
若いほうでは718万台と719万台、後期では797万台~799万台です。
初期の頃は頭2桁で色分けして製造してなかったのですが中頃から奇数は黒、偶数は白(クローム)としてました。
製造打ち切りが白は800万台の中頃の806台、黒が790万台中頃の796台の数字で終わった為黒の番号帯の797番台以降が使われなかったのです。
初期の718、719台などの欠番は補修部品として一部使われていたかもしれません。
因みにニコンFの場合は745万台前半が最終でしたがそれ以降746万台までは補修用として使われていました。
私も746万台の外板に交換して補修したニコンFを所有してます。

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ニコンF2三面図

F22

ニコンF2の寸法などを記したものです。
レバーの形状が違うのがわかると思います。

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ニコンF2 DP-1

ニコンF2の標準的なファインダーであるDP-1には大まかに3種類あります。
初期型の接眼部の角が角ばっている物、こちらはFと同じシボの擬革で判りやすいですね。
次にごく普通に見られるタイプ、最後が露出計窓がDP-11と同じアンプルタイプの改良型でしょうか。
初期のものは取り外しレバーが時計回りへ回すワンアクションでしたが、不用意に触れてファインダーが浮きかかるというクレームが寄せられ、後にこのレバーを押して回すツーアクションへ変更になりました。

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ニコンF2 量産試作

ニコンF2の本格量産が始まったのは104期で昭和46年7月頃からになります。
しかし量産試作は3月から始まりました。
104期には2000台弱の生産ととても少なく最初期のロットは主にサンプル品などと考えられます

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ニコンF2 6本の溝

ニコンF2の巻き取りスプールは初期は6本の溝になっていました。
これはすばやくフィルムをセットできることを考慮してのことだった
のですがフィルムの先を深く挿しすぎると反対側にでてしまい、
巻きムラなどのトラブルを引き起こしやすくなってしまいました。
そのため割合早い時期に変更されました。

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ニコンF2 初版カタログ

最初期のF2はいろいろと細かい点で違いが見られます。
まず解りやすいのが張り革でこれはニコンFと同様のシボの物が使われてます。
また、ストラップを着けるアイレットがステンレスの無垢材でできてます。
聞くところによりますと、初期2000台弱がステンレスの無垢材のアイレットとの事ですおそらく104期に製造された固体がそれにあたると思われます。
しかし、71004**番のモデルでもステンレスの無垢材のアイレットではなく真鍮にステンレスをブッシングしたものに変更されているのでもしかしたら試作品など以外の市販品にはほとんど使われてないのかもしれません。

ネジ類も初期はマイナス頭のネジが多用されてます。
カタログにある物は量産前の試作品か量産試作品である可能性が高いので一般には流通されてたか不明ですが巻き上げレバーの形状や素材なども違いが見られます。

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ニコンF2 初期資料

ニコンF2は1971年9月21日に発売されました。
プレス発表は同年8月10日、特約店説明会は同年9月3日でした。
発表時すぐにカタログを請求した方はカタログが間に合わず文字のみの発表資料がとりあえず送られてきました。
後日正式なカタログが送られてきましたがこちらに掲載された写真なども初期の試作品か量産試作段階でのモデルが使われていたので販売時の物と若干違いが見られました。
今後それらの比較画像などもアップしていこうと思います。

初版のニコンF2カタログの一部です。
F2-9b.jpg

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