レンズのヤケ

アサヒカメラ1958年12月号に当時の時の話題として「レンズのヤケ」を取りあげていました。
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近年のレンズでは話題になる事はほとんど無いのですが、当時では特に戦前の古いレンズを使ううえではやはり避けて通れない話題でもありました。
しかし、それとは別に製造段階でのヤケを防ぐ方法を研究し、記事の時点では発生率はかなり減少した事などが書かれています。

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図書館がヒキダシに入る話

アサヒカメラ1950年7月号にはタイトルのような記事が載って居ました。
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これは、当時コダック社の書籍などをマイクロフィルムに納め、閲覧する装置を紹介したものです。
日本光学やキヤノンなど日本の光学メーカーも数年後にはRニッコールなどマイクロフィルム作成に適したレンズをいくつか発表しています。

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超広角レンズの迫力!

これは1957年夏頃のキヤノンレンズの宣伝広告ですが、キヤノンに限らず一般に当時は28mmは超広角レンズという認識でした。

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ニコンマウントの2.8cmレンズはF3.5ですからキヤノンより約2/3段暗い訳で、室内撮影などでは少しでもシャッター速度が稼げ、僅かですが深度を浅く表現できるので羨ましく思ったものです。

その反動もあって、後にキヤノン6L型と100mmF2、50mmF1.4、35mmF1.5、28mmF2.8を揃えました。

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素晴しい解像力で絶賛の超大口径広角レンズ

1957年9月頃のニッコール3.5cmF1.8を宣伝したものです。
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「待望のライカ用好評発売中」とありますが、当時品薄状態が続いていたようでそれが解消されつつあったのでしょう。

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益々好評 メルコンとニッカ

1957年夏ころのひのまるやが発売元のライカ型カメラ2種の宣伝広告です。
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比較しやすいように並べますと、ひのまるやの広告なので両者同様のデザインや文言ですが、さすがに見開きでは掲載されて居りませんでした。


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大口径望遠レンズの威力・・・

1961年初めころ、ブロニカ用の望遠ニッコールレンズ新発売を宣伝したものです。
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前回同様に、この頃のブロニカの宣伝では、なぜかニッコールブランドを出して居ませんね、何か理由があるのでしょうか?

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ニッコールコーテッド 5cm F1:1.5鏡玉

ニコンカメラ(とLマウント)の新しいニッコール標準レンズを宣伝したものです。
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寫眞レンズの出来るまで

アサヒカメラ1950年4月号では日本光学での写真用レンズ製造行程を紹介して居ました。
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今までにも何回か同様の行程の資料を紹介して来ましたが、戦後間もない頃で最も古いものです。
以前に昭和27年頃の出来るまでの割合詳しいものを紹介しましたので興味のある方は比較してみて下さい。

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ニッコール5cmF1.1など新製品記事

アサヒカメラ1956年4月号写真界ニュースにはキャノンVT型と新型レンズやタイトルにあるニッコールの新型レンズなどが紹介されて居ました。
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新型ニッコールは他に3.5cmF1.8で、いずれも当時は最も明るいレンズの1つでした。
また、接写向けのRニッコール(後のマイクロニッコール)やCマウントのシネニッコールもいくつか紹介され、新しいアクセサリーには小型複写装置も出て居ました。

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6x6判が“6つの画角”をとらえる

ゼンザブロニカS型の交換レンズを宣伝したものですが、ニッコールブランドを大きく出すことはして居ませんでした。
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因みに当時の交換レンズは全てニッコールで広角5cmF3.5 39000円、標準7.5cmF2.8 23000円、望遠側は13.5cmF3.5 34000円、20cmF4 52000円、35cmF4.5 115000円、50cmF5 129000円でした。 

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