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アサヒフレックスI型

1953年春頃、日本光学ではニコンS型が売られていた当時のアサヒフレックスの宣伝広告です。
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一眼レフの特徴を活かした中間リングが付属品として発売中でしたが、100mmの望遠レンズは近日発売となって居ました。

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新生産計画・概要

日本光学工業株式会社四十年史に載っていた、戦後すぐの再生に向けての生産計画概要部分です。
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記事のように終戦日から一月あまりの時期の計画です、しかし、この後11月にはいわゆる会社制限令が出されこれは日本光学にも制約が及び、GHQの許可が必要になり、「事業の経営は著しい制約を受ける事になった」と載っていました。
また、この指定は昭和25年10月12日のGHQ覚書の制限令が解除されるまで続いたとも記してありますので、後の生産品、ニコンカメラにもなんらかの制限が有ったのかもしれません。

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使い捨てカメラを分解する

アサヒカメラ1988年1月号に、当時広く普及してきた使い切りカメラ、レンズ付きフィルムの代表格2機種を分解する記事が載って居ました。
皆さんご存知のように、時代はこのあとフラッシュ付きが定着し、パノラマも登場、しかし、デジカメに移行して市場は小さくなって行くのでした。
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二つのお知らせ

1953年3月頃のキヤノン新製品の宣伝広告です。
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キヤノンIV-Sにスピードライト同調が可能になったIV-Sb型とフラッシュユニットキヤノンFP-2を宣伝したものです。
今から61年前、当時はスピードライト(ストロボ)は高価で装置も大型で一般的ではありませんでしたが、数十年経った現在は使い切りカメラにも普通にスピードライトが組み込まれていますね。

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35ミリカメラ交換レンズの構造とその特徴

月刊カメラとシネ1957年11月号にはタイトルのような記事が載って居り、今回が第一章として長焦点・望遠レンズについて解説してありました。
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当時は高価なレンズ交換の出来る35ミリカメラでも、なかなか標準レンズ以外を複数持っている方は少なかったようで、あまり一般的ではなかったのでしょうから、このような記事が知識を得るには有用だったと思います。


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フジカラーネガフィルムの現像

1966年夏頃のフジフイルムの宣伝広告です。
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富士のネガカラーフィルムの現像所でのおおまかな工程と内容を宣伝したものです。
48年前ですから、フロンティアと言ったようなミニラボ機などは無く、カメラ店や写真館に持って来られたカラーフィルムはこのような現像所に集められて処理されていました。


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ニッカ複写器

1954年初夏頃のひのまるやのニッカカメラの複写装置を宣伝したものです。
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カメラ本体の半額ほどの高価格のアクセサリーですから、数はあまりでなかったのではないかと想像して居ますが、
今で言うユニバーサルマウントのアクセサリーですから、このような文言で広く販売を考えていたのでしょうね。

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パララックス匡正装置

サンケイカメラ1957年11月号には「35ミリカメラの新機構」が特集として組まれ、その中のパララックス匡正装置やトリミングファインダー、連動式の露出計など多くの新機構の説明に、この号から新発売の宣伝がされ出したニコンSPの特徴が取り上げられて居ました。
下はその一部です。
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ニコンFアクション

ニコンFアクションファインダー付の三面図です。
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この後の機種では需要が見込まれなかったのでしょうか、アクションファインダー付きで販売されていた唯一のニコンF一桁機ですね。

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キエフ5型

カメラレビュー26号の記事です。
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田中長徳氏がワルシャワで発掘(笑)してきたカメラだそうです。


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フォクトレンデル

アサヒカメラ1966年9月号に当時のフォクトレンデルの紹介記事が載って居ました。
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工場の写真を見た時の第一印象は、当時の日本光学大井製作所の規模に似ているなという物でした。
調べてみると、大井製作所は10万坪ほどの敷地で確かに同様規模でした。
そして、向こうに見える大きな工場建物が、日本光学の101号館に重なって見えたのも似ているという印象を持った理由のひとつでした。現在の建物群から想像は付け難いですが、半世紀前の様子はなんとなく似ていると思いませんか?

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再掲 1969年ニッコールレンズ総合カタログ

以前にタイトルのカタログを紹介しましたが、内容は今は見られなくなってしまいましたので、こちらに全ての頁を再掲します。
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シネ・ニッコール2

1969年頃のシネニッコールの仕様などです。
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数年前に昭和30年代半ば頃のシネニッコールのデータなどを紹介しました。その頃より若干整理されズームレンズも新しくなって居ます。

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彼の次にライカと出会うのは誰だ。

1979年末頃のシュミットの広告です。
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この「彼」とは文中にもありますようにライカ使いで有名な木村伊兵衛氏の事です、右の写真の機材が木村氏の物かは分かりませんが、それと左の当時の現行機をモノクロとカラーで分けている所に時間の流れを表しているのでしょうね。

余談ですが、右のM3の製造番号は923728のように読み取れます、これはノーラチェットのシングルストロークになった初めのほうのモデルだと思います。

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日本光学初のAFコンパクトカメラ ニコンピカイチ発売記事

アサヒカメラ1983年3月号のには、当時のカメラショーに出展された新製品を取りあげた記事が載っており、その中にタイトルのニコンピカイチL35AFも有りました。
後発なだけに、スペックも当時の常識的なもので、可も無く不可も無くまとまっている印象でした。
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そして、その翌月のカメラ雑誌には、各社広告のページ数を増やして一斉に新製品広告が誌面を賑わして居ました。

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このカメラ名を当てて下さい。

この画像はあるニコンカメラのカタログ内のクローズアップ部分です。
この僅かな部分からカメラ名を当ててみて下さい。

Shutterdial
特徴あるカメラですので、ノーヒントです、正解とコメントは後日追記します。

続きを読む "このカメラ名を当てて下さい。"

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レオタックスとズイコー

1951年春頃のカメラ雑誌掲載のレオタックスカメラと交換レンズを宣伝したものです。
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これには標準レンズの他にやワイドレンズ(当時は広角レンズの範疇)のズイコー4cmF2.8が紹介されて居ました。
私はオリンパス以外の広告で、このライカマウントのズイコー4cmF2.8を見たのは、昭和光学のレオタックスだけでしたので、少し珍しいかと思い紹介させていただきました。

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ンノャキザンハ

1936年4月頃のハンザキヤノンの宣伝広告です。
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この頃に有名カメラ店に商品が並びだしたのではないかと思っています。
新発売の宣伝広告はこちら

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ニコンの広場 鉄橋

ニコン新聞1974年3月号最終面にはとして日本光学製品を使用して撮った作品が載って居ました。
この号ではニッコールUDオート20mmF3.5で撮ったものでした。
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※「ニコンの広場」は当時の最終面を飾るシリーズもので各種ニッコールレンズやアクセサリーを使った作品が載って居ました。

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ズバリ安値!

1978年年末のあるカメラ店の広告です。
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この広告、他店10店舗ほどの価格調査をし、それらの大体の相場を載せているので興味を持ち、紹介した次第です。
相場を載せるのはそれより安値で売っている自信の現れなのでしょう。ただし、新品旧型品が多く見られますので在庫整理なのかもしれませんね。

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Nikon その歩みと明日

1982年末頃日本光学工業より配布されていたNikon Nice Shotの中にタイトルのような記事が載って居ました。
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誌面の都合上病む負えないのでしょうが、かなり簡便にそれまでの日本光学の主にカメラ関係の歴史的な流れがまとめられていますので、興味のある方は読んでみて下さい。


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高級35ミリカメラの上手な選び方と使い方

光画荘刊カメラ誌1956年4月号の特集の中にタイトルのような記事が載って居ました。

その高級機の中にはキヤノンIV SbやニコンS2、ニッカ5型が取り上げられて居ました。12s
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余談ですが、これら高級35ミリカメラは当時ステータスシンボルでもあり、それを当時買う金銭感覚は、今の上級軽自動車やリッタカーを買うのに匹敵すると私は思っています。
とはいえ、車も昭和3~40年代はじめ頃は自家用車と呼ばれ(笑)ステータスシンル的な存在だったのが、高級カメラ同様に、今ではただの耐久消費財でしかなくなり、若い方には今ひとつイメージ出来ないかもしれませんね。

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カメラ名を当てて下さい。

下の画像はあるカメラのパーツリストの部品構成図の一部です。
これからカメラ名を当ててみて下さい。
画像がつぶれて判別し難いですが、この図よりなんとか機種を特定する事ができるかと思います。
Shutter2


いつものように正解とコメントは後日追記致します。

続きを読む "カメラ名を当てて下さい。"

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鮮やかなZUIKOの描写!

1958年3月頃のオリンパス光学がズイコーレンズを宣伝したものです。
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この広告は主に交換レンズ用と言うよりコピー「カメラはレンズでお決め下さい!!」とあるようにカメラと一体に設計されたレンズの描写が良い事を宣伝しています。
画像は「H・Zuiko」となっていますのでオリンパスワイドスーパーのレンズ部分でしょうか?。ワイドスーパーは8枚構成で35mmF2とズミクロン並のスペックですね、写りはどうだったのでしょうね。

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ニッコールレンズは、なぜ40本もあるのでしょう。

1972年11月頃のニッコールレンズのカタログです。
Fマウントレンズのマルチコート化が本格的に始まりだした頃のものです。
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速写ケース

1958年初めころのシュミット社がライカを宣伝した広告です。
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宣伝によると、他の海外向けと違い、日本の気候その他に合わせた物を取り寄せているとの事です。

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SP、再誕。

ニコンSP復刻版の予約受付が始まった事を宣伝した広告です。
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2500台限定でしたが、このモデルの前にクロームボディS3のミレニアムエディションとリミテッドエディションブラックが出て居り、それらは結局予約注文しなくても手に入れる事が出来ましたので、予約して買うか、流通在庫を安くなってから買うか迷いましたが、これは注文してしまいました。
幸い何台かの中から好きな番号を選ぶ事ができましたので、個人的には良番を得られた事で、結果オーライとしています。

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キヤノンL1 ニューフェース診断室

アサヒカメラ1958年2月号のニューフェース診断室にはキヤノンL1が取り上げられて居ました。
これはいわゆるGマーク(グッドデザイン)選定の第一号カメラでした。
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最もシンプルな広告?

写真工業1956年6月号のニコンS2の宣伝広告です。
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文字はカメラの機種名と会社名のみ、あとはカメラの画像と社マークだけと言った私が知る限りで一番シンプルな広告でした。
通常は特徴を宣伝したコピーや文言が加えられ、会社名の所にも「東京・品川」やもう少詳しい住所が添えられています、これはそれらが全くないのが特徴といえそうなものでした。

想像ですが、広告締切にギリギリ間に合わせたのではないかと・・・それは、この月の各雑誌に一斉にニッコール5cmF1.1が発表された記事が載って居り、それに合わせてS2に1.1を付けた広告に急遽差し替えた?のではと思った次第です。

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プリモフレックス

1951年末頃の東京光学の二眼レフ、プリモフレックスの宣伝広告です。
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販社の大澤商会からの広告ですが、右下のほうの文章が初め大きく、最後は納まりきらないとみて文字が小さくなってきているのが、いかにも手描きで味があって私は好感が持てました(笑)

この頃の広告は手描きレタリングが多く、日本光学のものにしても、会社名やカメラ名ロゴも毎回微妙に違いがあって味があるように思います。

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