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フジフイルムのネオパンSSS長尺の宣伝広告です。
当時、主に屋外撮影にはこれを、室内やスポーツにはトライXの長尺フィルムをマガジンに詰めて使って居ましたので、懐かしく思い出しました。
2014年5月24日 (土) Nikon etc. | 固定リンク Tweet
70年代、新聞社にフィルムや現像液を卸していたフィルムメーカーが、現像所にたまった空パトローネ(若い人は知ってますかね?)を定期的に大量に配ってくれました。 この頃のパトローネは、コダックのもの以外(フジとサクラ)は上下のリングと胴と芯が簡単に組み立て、分解ができました。後に80年代後半になるとフジも簡単に分解できない構造になり、コニカ(旧サクラ)だけが再生可能なものでした。 100フィート缶からは36枚フィルムが19本くらい作れます。確か20本は無理だったような。新聞社では人によっては50枚くらい撮れるパトローネ限界のフィルムを作ったりしていました。こんな勝手なことをしている人の撮影フィルムが野球場などから本社に送られてくると、それを知らずに自動現像機に入れて、フィルムが全部流れたと思ったころ次のフィルム現像のために現像機のフタを空けると長尺のフィルムがまだ続いていて露光してしまった、という逸話もあります。 使い終わった100フィート缶には、パトローネが約10本詰められるので、フィルムケースとして重宝します。フジの他コダックやアグファなどのモノクロネガ、カラーネガ、カラーポジ各種がありましたが、小売店ではあまりカラーフィルムは目にしないようでした。
投稿: しんじ | 2014年5月24日 (土) 14時15分
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コメント
70年代、新聞社にフィルムや現像液を卸していたフィルムメーカーが、現像所にたまった空パトローネ(若い人は知ってますかね?)を定期的に大量に配ってくれました。
この頃のパトローネは、コダックのもの以外(フジとサクラ)は上下のリングと胴と芯が簡単に組み立て、分解ができました。後に80年代後半になるとフジも簡単に分解できない構造になり、コニカ(旧サクラ)だけが再生可能なものでした。
100フィート缶からは36枚フィルムが19本くらい作れます。確か20本は無理だったような。新聞社では人によっては50枚くらい撮れるパトローネ限界のフィルムを作ったりしていました。こんな勝手なことをしている人の撮影フィルムが野球場などから本社に送られてくると、それを知らずに自動現像機に入れて、フィルムが全部流れたと思ったころ次のフィルム現像のために現像機のフタを空けると長尺のフィルムがまだ続いていて露光してしまった、という逸話もあります。
使い終わった100フィート缶には、パトローネが約10本詰められるので、フィルムケースとして重宝します。フジの他コダックやアグファなどのモノクロネガ、カラーネガ、カラーポジ各種がありましたが、小売店ではあまりカラーフィルムは目にしないようでした。
投稿: しんじ | 2014年5月24日 (土) 14時15分