オリンパスマリーン
1958年夏、安価な水中撮影用アクセサリーの走りと言えるかと思います。
ニコンマリーンやキヤノンの水中撮影装置とは違い簡易ですが、その分気楽に使えそうですね。
このビニール袋に納まり外部から操作可能なカメラなら、勿論オリンパス製以外のカメラにも使えますね。
これは、見た通り柔らかくて丈夫そうなビニール?の袋にガラスのレンズ全面窓とその枠と一体化したスポーツファインダーで構成されています。袋の外からフィルムの巻き上げやシャッターレリーズを行いますが、巻き上げレバーにあらかじめゴムのキャップを付けて滑り止めとするようです。
大きなファインダーだからでしょう、サイドはシャッターボタンに干渉しないようなデザインとなっていますね。
露出の変更をする際は、袋の中に入れたままでカメラをいったん外し、鏡筒部を操作し、再び戻すといった操作が必要です。測距は目測です、ピント操作も露出同様にカメラを外さないと難しいので、パンフォーカス的な使い方となるでしょうね。
一応、水深10MまでOKとの事で、カメラの重さや操作しやすいボリュームに空気量を調整して使うよう勧めていました。
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