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レンズの製造工程

昭和27年頃のニッコールレンズ製造工程を分かり易く説明しています。
今まで、何度か出来るまでの画像を紹介しました、今回のもそれらと同じものですが、説明は詳しく載って居て参考になるかと思います。
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56s(35mm精密カメラ アサヒソノラマ刊 小秋元隆輝著より)


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セレナー誕生

キヤノン(当時は精機光学工業株式会社)でのレンズ自社生産への流れとセレナー命名などがキヤノン史に簡単にではありますが載って居ますので紹介します。
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これらレンズ製造までには日本光学の協力があったとキヤノン史では記されて居ます、また荒川龍彦氏の著書にもそのような記述と、その後袂を分かつような関係になってしまう事も記されますね。

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国産双眼鏡第一号

昭和18年発行の光学回顧録(藤井龍蔵著、日本光学工業株式会社産業報国会発行)に日本光学の前身の3社の一つで自身が興した「藤井レンズ製造所製」の国産双眼鏡第一号のビクトル号が紹介されて居ました。
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レフレックスニッコール1000mmF6.3の使い方

ニコンFマニュアルに載っていた1000mmF6.3の使い方を簡単に説明していた部分です。
1000mmf63s

随分前ですが、レフレックスニッコール1000mmF6.3を紹介した部分も参考にして下さい。

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アサヒペンタックス(AP)広告Version2

以前に「世界最初の完全正像カメラ」としてアサヒペンタックスの宣伝広告を紹介しました。
今回はそれの写真部分をイラストに直したものです。
195711as
当時はコンピュータ処理などという物無かったでしょうから、当然写真から手描きで修正したものと思われます。
時期も同じ1957年11月のアサヒカメラ誌です、このようにイラストへ変更した理由は、私は、印刷結果において写真では細かいディテールがつぶれてしまう事の懸念からではなかったかと想像しています。
とは言いましても、写真版のものでも十分表現されて居ますね。

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コーワ・スーパーワイド発表

1964年春、広角レンズ専用機、コーワSW(スーパーワイド)が発表された時のグラビア記事です。
19644sws(写真工業1964年4月号より)

これには発売は8月頃とあり、発売前の資料です、以前紹介しましたコーワSWの技術資料は同年8月で発売頃か発売直前頃のもので、レンズとファインダーの光学系に若干の変更が見られ興味深いです。

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このカメラ名は何?

Photo

この図のカメラ名を当てて下さい。
前日の分は易しかったかと思います、本日は判別箇所が少ない少々いやらしい問題ですが、ニコン通の方なら当てられるでしょう。

※正解とコメントは後日追記します。

続きを読む "このカメラ名は何?"

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このパーツはどのカメラに使われていますか?

画像のFPCを使っているカメラ名を当ててください。
細かい機種などではなくとおり名、一般名で結構です。

Fpc2s
特徴が分かり易く、難度は低いですね、サービス問題です(笑)
いつものように正解とコメントは後日追記します。


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光ディスクの誘惑

19904s
今から23年前の写真工業にはタイトルのような記事が載って居ました。
これには、最後に「“書換え可能な光ディスクを使った電子カメラが作れないかなあ!”の誘惑ではないだろうか。」と結んでいます。皆さんご存知のようにこの技術はデジタルビデオカメラでも一般化し、現在はフラッシュメモリを使ったカメラが主流ですね、僅か四半世紀足らずで「誘惑」は現実のものとなり、いろんな物にデジタルカメラが仕込まれています。隔世の感がありますね。


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スペックに現れないニコンF5の話

ニコンF5やF6といったニコン銀塩最後の最高級AF一眼レフカメラでは、その下のクラスのカメラと比べ、価格差に見合うかそれ以上に見えない部分にコストが掛かっていると言えそうです。

例えば、フィルムのコマ間写し込みに対応できる正確さも、それを保つためのギヤ機構を採用し、さらに手動での巻き戻しも可能にする為にクラッチ機構も組み込まれているとの事です。

光電センサーによるシャッターモニタ機能も地味ですが、安心できる機能ですね、これも狂いを一気に補正するのではなく、徐々に誤差を補正するようになっているとの事です。これは隣接誤差が大きく出ないようにとの配慮と言われています。そして、誤差がある基準以上に出てしまうと故障と判断してシャッターは降りないようになっていますね。


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視野率100%

トップアイvol.6の「カタログに載っていないニコンの話」です。
100s
複写や接写は勿論ですが、視野率100%の恩恵は大きいですね。

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百貨店のカメラ宣伝

サンケイカメラ1958年3月号の三越百貨店の宣伝広告です。
19583s

桃の節句が近い事もあり、雛人形の宣伝とカメラの宣伝の2段構成になっていました。
百貨店のカメラ雑誌へのカメラの広告はサンケイカメラにこの頃三越が入れていたようですが、他の百貨店のカメラ雑誌への広告は見た記憶が有りません。

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ネオパンF

1958年夏頃のフジフイルムネオパンFの宣伝広告です。
19589fs

ネオパンFはもちろんモノクロームフィルムですが、カラーページって言うのが面白いです。
確かに超微粒子で質感描写に優れていますので、このような静物にも向いてますね。

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お願い

過去のブログで、画像などのリンク切れがあります。
それらの中で、再度画像をアップロードして欲しいものがありましたらコメントを入れて下さい。
現在パソコンが壊れてしまった為にすぐには出来ないかもしれませんが、順次対応したいと思います。

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オリンパスマリーン

1958年夏、安価な水中撮影用アクセサリーの走りと言えるかと思います。
ニコンマリーンやキヤノンの水中撮影装置とは違い簡易ですが、その分気楽に使えそうですね。
19589s
このビニール袋に納まり外部から操作可能なカメラなら、勿論オリンパス製以外のカメラにも使えますね。
これは、見た通り柔らかくて丈夫そうなビニール?の袋にガラスのレンズ全面窓とその枠と一体化したスポーツファインダーで構成されています。袋の外からフィルムの巻き上げやシャッターレリーズを行いますが、巻き上げレバーにあらかじめゴムのキャップを付けて滑り止めとするようです。
大きなファインダーだからでしょう、サイドはシャッターボタンに干渉しないようなデザインとなっていますね。
露出の変更をする際は、袋の中に入れたままでカメラをいったん外し、鏡筒部を操作し、再び戻すといった操作が必要です。測距は目測です、ピント操作も露出同様にカメラを外さないと難しいので、パンフォーカス的な使い方となるでしょうね。
一応、水深10MまでOKとの事で、カメラの重さや操作しやすいボリュームに空気量を調整して使うよう勧めていました。

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ペンタ式一眼レフの全貌

サンケイカメラ1958年2月号には「ペンタ式一眼レフの全貌」が特集として組まれ、この当時の代表的な3機種が取り上げられて居りました。
その中のグラビアページには「一眼レフのメカニズム」として3機種それぞれの部位のアップやレンズ、アクセサリー等が紹介されて居りました。
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各段毎に機種の区別が付くように統一されて居ました。(上段ミランダ、中段アサヒペンタックス、下段トプコン)

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パララックス自動匡正装置の偉力

1958年初め頃のニコンSP搭載のパララックス補正装置を宣伝した広告です。
19582s
S系ニコンカメラではSPだけが(復刻版も含む)唯一のパララックス補正装置付きでしたね。

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ニューフェース診断室 ニコンF-501AF

アサヒカメラ1986年5月はニコンF-501特集でした、その中にはカメラを購入し分解してのテストもするニューフェース診断室にもこのカメラが取り上げられて居ました。
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ニッカ普及型 TYPE33

1958年夏頃のニッカ33型の宣伝広告です。
195833s
従来のニッカの普及型でもニッコールレンズを標準レンズとして付けて販売して居ましたが、これは脱ニッコール?でニッカ銘の50mmF2.8が付いて居ました。因みにニッカカメラはヤシカに買収されてニッカ銘から翌年ヤシカYEへと名前も変更になりました、販売期間もこちらの方が長く、この名前の方が広く知られていますね。

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水深200MのニコノスV

25年ほど前のNikon TODAY10号には水深200Mでの潜水実験でニコノスV型が使われ、十分に役目を果たした事が紹介されていました。
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最初のAFズーム2本のテストレポート

アサヒカメラ1986年5月号はニコンF-501の特集でそれと同時期に登場したAFズームニッコール35~70mmF3.3~4.5と70~210mmF4のテストレポートも載って居ました。

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東京オリンピック用望遠レンズ

1964年春の日本カメラショーに出展された日本光学の新製品レンズを紹介した部分です。
19644s(写真工業1964年4月号より)

およそこの半年後に開催される東京オリンピックでの需要に応える為に用意されたと言っても過言ではない超望遠レンズがいくつか出展されて居ました。
2020年、また東京で開催されますが、その時はどのような機材が発表されるか全く想像がつきませんが楽しみですね。


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昭和27年、富士フイルム製品一覧

1952年秋頃の富士写真フイルム株式会社の製品一覧の広告です。
195211s

連日のフィルムネタご容赦、個人的に銀塩カメラとフィルムが未だに気になり古い雑誌を見ていてもついページに目が留まってしまいます。
さて、この広告、35ミリ判のフィルム、SPは1938年6月登場、FPは1940年10月、ネオパンSSは1952年4月登場ですがこの時点ではまだ35ミリ判は有りませんでした。

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カラーフィルム一覧表 昭和35年5月1日現在

写真工業1960年6月号に載っていたカラーフィルムの一覧表です。
まだ、高価で感度も低く一般に広くは普及して居りませんでしたが、種類も増え普及の兆しは見えていた頃ですね。
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マーシャルプレス ニューフェース診断室

アサヒカメラ1966年9月号にはニッコールレンズを採用したプレスカメラ、マーシャルプレスをニューフェース診断室に取りあげて居ました。
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キヤノンレポート56 メタルシャッター幕とレンジ・ビューファインダーの半透鏡

1958年4月頃のキヤノンレポートです。
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登場間もないステンレス製のフォーカルプレーンシャッター幕と銀蒸着の明るいレンジ・ビューファインダーの半透鏡の解説でした。

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このカメラ名を当てて下さい

下の画像はあるカメラのトップカバーを外した状態です。このカメラ名を当ててみて下さい。
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特徴あるカメラですので、特定する為のヒントになる部分がいくつも見られます。
実際に分解した事が無くても、ニコン通の方なら当てられると思います。
いつものように答えとコメントは後日追記します。

続きを読む "このカメラ名を当てて下さい"

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ライカM3とIIIg

シュミットの1957年末から58年初め頃のライカM3及びIIIGの宣伝広告です。

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ライカM3登場から3年近く経った頃になります、既にM3の好評価は不動のものとなって居ましたね。
そして、下は1957年11月頃のM3の宣伝広告です。
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ちょうどこの頃にニコンSPが発表後の各カメラ誌を賑わす事になりました、「世界でいちばん進歩した写真機ライカM3」それを意識した広告かな?って思うのはニコン党の贔屓目でしょうね(汗)

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ニコンS3新発売記事 その2

以前にニコンS3とキヤノンVL新発売を報じるアサヒカメラのニュース記事を紹介しましたが、今回はそれのサンケイカメラ版です。こちらの方がやや詳細に報じて居ました。
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近年の高速シャッター

写真工業1988年10月号では「一眼レフカメラとビデオカメラの高速シャッター」という記事が載って居ました。
これはその中の一眼レフカメラに関する部分です。
198810s

因みにこの号ではニコンF4の詳報が載って居りましたが、この記事には流石に登場はありませんでした。

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引伸し用レンズと色収差 豆知識

1970年代のニコン新聞連載豆知識の1つです。
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代表的な色消しレンズの組み合わせなどを図示し分かり易い色収差の解説と引伸しレンズでの色収差補正の重要性などを紹介しています。

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