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ダイキャストボディ―ニコンカメラの堅牢性・精度のルーツです。

ニコンFMの1977年初夏頃のカメラ雑誌広告です。
19777s

ニコンカメラのカタログには良く登場するダイキャストボディの宣伝です。
日本光学の時代からこれら宣伝を見続けた私は、今でもエンプラボディよりダイカストボディに、「ニコンはこうでなくては」と言ったような根拠のない(汗)安心感に近いものを感じてしまいます。

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コメント

作例を掲載しないで作りの良さを訴えるタイプの広告は好きですね。FMやFEよりコンパクトな一眼レフは他社から数種類出てましたけど、持った感じでFM&FEの大きさは私の掌ではジャストサイズでした。

投稿: 空歩人 | 2013年6月23日 (日) 07時07分

この広告の記事には、FM用ダイキャストボディの素材として、組成Cu約3.0%、Si約11%及びその他を含む含銅シルミン系アルミ合金が紹介されていますね。
Al-Si-Cu系合金の含銅シルミン系アルミ合金で、溶融金属を金型に圧入するダイキャスト用は、JIS規格での分類ではADC10やADC12がありますが、Si(シリコン)の含有率からみて多用されているADC12の類ではないかと推定します。

Cu(銅)を含めるのは耐食性の面ではマイナスですが、強度を大きくするためですね。Siは圧入時の流動性を良くするものですね。
元々、巣(す)の発生が少ない含銅シルミン系アルミ合金ですが、それでも溶融したアルミ合金を圧力をかけて金型に注入する時に空気やガスを巻き込んで内部に空洞が発生する丸い形の空孔の「巻き込み巣」や、凝固の祭の収縮によって発生する裂かれたような形状の空孔の「ひけ巣」などの「巣」を出来るだけ抑える工夫は必要でしょうね。
注入の仕方や注入後の金型の冷却のやり方などにも色々とノウハウがあることでしょう。
又、F3の場合ですが半完成品の銀色に輝くダイキャストボディのプレートを木槌で叩いて微妙な歪みを修正する作業などもありましたが、アルマイト等の表面処理や塗装前にも色々と作業があると言うことですね。

投稿: MARK12 | 2013年6月23日 (日) 18時58分

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