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真実に迫る心と眼。

1974年頃のミノルタカメラの雑誌広告です、当時のプロ用高級一眼レフ「ミノルタX-1」と開放測光TTL一眼レフの「SR-T SUPER」が載っています。
1974s

ミノルタX-1、スペックは素晴らしく、高機能で、ニコンF2、キヤノンF-1と並ぶ当時のプロ機として先端を行ったカメラでしたが、個人的には、モーター仕様のX-1MOTORの登場が遅れたので少し水をあけられた感じを持っていました。

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NikonF2」カテゴリの記事

コメント

ミノルタのレンズは女性を撮るのにとても良い。と言う事で、女性を撮影するカメラマンの定番カメラだと聞いた事があります。

モーター仕様が同時に出ていれば、その後のカメラ界の勢力図が変わっていたのではないかという方もいます。
モータードライブに関してはニコンS2EとしてS2の後期型の時期に登場し確か世界初の電気モーター仕様機だったのではないでしょうか。
その後、SP/S3/Fとランダムの組み合わせは出来ませんでしたが、サービスステーションから工場に送られ、ボディーの取り付け改造と調整を必要としましたが、モータードライブ仕様に関してはニコンがリードしていたことも影響したのかもしれません。

最近、書き込みが見られないプロカメラマンのしんじさんが以前使っていたこともあるカメラですから、プロカメラマンから見た使用感などを知りたいものです。

投稿: ガタピシ | 2013年4月23日 (火) 18時55分

 すいません、最近なかなか参加できませんで。
 ミノルタはXEとX-1(AE-S)を使用していました。巻き上げレバーの滑らかさとシャッター音のよさではXEが当時のカメラとしては最高だったのでは?シャッターはコパル製だったかと記憶しています。
 ただし、スクリーンが交換できなかったので、特に望遠レンズ使用時に画面中央のスプリットが黒くなり、マット面のざらつきも目障りで、せっかくの一眼レフのレンズ交換のメリットが半減した感じでした。ミノルタのサービスで前面マットのスクリーン交換をお願いしましたが断られ、「それならX-1を買ってくれ」とのつれない答え。何とか無理してX-1後期型のAE-Sファインダー付きを買いました。
 X-1(AE-S)のLED表示はなかなか便利でした。XEでも慣れていましたが、オート露出には結構助けられました。雑誌の原稿にはポジが中心だったので、コダックのエクタクロームかコダクロームが標準的なフィルムです。しかもISO(当時はASA)は64。早いシャッタースピードはなかなか得られません。
 人物を撮影して、女性のピンク系のメイクアップと緑葉や服の原色などが自然に写るのが、70年代半ばに出たMCロッコールレンズでしたね。新設計の200mm/F4を愛用していました。当時からキヤノンのレンズはマゼンタ系でピンクぽく写る傾向がありました。ニコンはやや黄色傾向だが、自然な感じとか。
 ただし、人物撮影などで大量撮影の機会が増えると、ワインダーかモータードライブが欲しくなります。そのどちらもが用意されていなかった70年代半ばのミノルタはユーザーにとって悩ましい状況でしたね。
 確かに、それ以前にSR-T Motorという機種があったり、X-1 Motorという超高級機種もありましたが、ちょっと特殊でなかなか手が出ません。76年頃のキヤノンAE-1やオリンパスOM-1、OM-2、ニコマートEL-Wなどの出現はどれも画期的で、ワインダーやモードラが付かないシステムなんて、、、というムードでしたね。
 結局ミノルタはXD投入と明るいスクリーン交換式(新開発のアキュートマット)、コンパクトでより色がくっきり出るMDロッコール群で打開を図るのですが、その頃には他社はより進歩した普及型モードラなどを備えたキヤノンA-1とか、ニコンFM、FE、ペンタックスMX、MEへと進化し、XDの秒2コマのワインダーでは物足りなさを感じたのではないでしょうか?
 残念ながら、私はXDの発売の頃に完全にニコンに移りました。というのも、勤め先の新聞社ではニコンとキヤノンを採用していましたが、70年代後半には社内でもニコンが9割以上の比率になったので、機材に慣れる意味で、私物のカメラもニコンにしました。

投稿: しんじ | 2013年4月24日 (水) 01時12分

ありがとうございました。
しんじさん。

アマチュアですが、KRは随分使いました。曇りや雨の日の撮影で、キヤノンのレンズだと色が濁らなかった理由が分かりました。
プロの目で厳密に見ると濁ってはいるのでしょうが、好きな色調でした。

投稿: ガタピシ | 2013年4月24日 (水) 19時44分

 X-1のAE-S付きは今見てもそんなに古さを感じない、面白いデザインだと思います。懐かしくなって、中古のそこそこの美品を買おうかなと探していますが、なかなか適当なのに巡り会わないですね。露出計が作動する個体も少ないようで残念です。
 SR-Tシリーズもスポーティーで若者受けするデザインでしたが、金属製ゆえにOMやAE-1の登場で「重く」「大きい」が課題となりました。
 ミノルタのこの時代のバヨネットマウントはよくできていたと思います。300mmクラスの望遠レンズを付けてもカチッと止まり、ぐらつきが少なく、自動露出機構にも対応していました。途中でレンズのマウント部分を変更したキヤノンやニコンに比べるとその完成度の高さがわかります。

投稿: しんじ | 2013年4月24日 (水) 23時15分

しんじさん、お久し振りです。
しんじさんのコメントには他では得難い内容のお話が多いので大変参考になっています。今後もコメントを期待しております。

私はミノルタの愛用者でもあるのでSRやXシリーズの一眼レフを何台か持っています。
その中でもお気に入りは露出計なしのP(Professional)ファインダー付のX-1(前期型の比較的美品)とXE黒の美品です。

先ずは1973年2月に発売されたX-1ですが、Pファインダー美品付のX-1は長年探し求めいたもので、2010年になってやっと見つけて入手しました。
次の目標はAE-Sファインダー付のX-1後期型の良品です。時々出物があるのですが、良品だと今でも6万円位しますね。
X-1はボディとファインダーは別売でしたが、露出計内蔵ファインダーは、出来るだけ同じ時代のボディと組み合わせるのが原則のようですね。前期型とか後期型とかで安全対策回路がボディ側にあったりファインダー側にあったりして組合わせの相性があるようです。
AE-Sファインダーは、元々1976年発売のX-1 MOTORに合わせて出現したものですが、X-1の初期型や前期型ボディに装着するとどんな問題が有るのか気になります。
その他にもX-1はミラーアップロック時の解除を底面の電池蓋の開け閉めで行いますが、きちんと定位置にセットして巻上げないと壊れ易いとか、ファインダーの開放測光用の絞り連動ピンを赤点マークの位置に手動セットして着脱ロックを解除しないとファインダーがボディに取り付かず、無理に行うと連動機構を壊してしまうとか、色々と守るべき作法もあるちょっと変な設計が多い感じのカメラでもあります(ファインダーやスクリーンは着脱式なのに裏蓋は着脱式でないとかもあります)。

次に1974年に発売されたXEですが、コパルとライツが提供して開発したCLS(コパルライツシャッター)が使われていて縦走行のユニットシャッターながらショックや音も小さく感触が良いですね。
CLSは、その後にXEの派生型モデルのようなライカR3にも使用されていますね。
XEの巻き上げレバーの作動の軽さやレリーズ(シャッターボタン)の感触の良さは特筆もので素晴らしいですね。最初に入手のXE黒は回路不良(完全に死んでしまいました)、2台目のXE白は巻上機構等の不調(頻繁にロック、結局直らず)となってしまいましたが、3台目に電気、メカ共に作動良で外観も美品のXE黒を入手し、これは今でも快調です。
私にとってX-1とXEはペアで使いたいXシリーズのカメラです。

投稿: MARK12 | 2013年4月25日 (木) 20時37分

X-1のAE-S付きはしんじさんのおっしゃる通り、いま見ても古さを感じないせいかX-1の時代のを知らないと思われる年代の人もかなり探して購入しているようです。

あの時代300はアマチュアでも手に入れてももてあますレンズでした。
私は80年代に手に入れましたが、ピントの山をつかめるようになるまで、苦労しました。

バヨネットマウントといえば、ニコンのSシリーズが採用していますが、アマチュアでは5cmを除くと3.5cmから13.5cmまでの間の一本を持つのも大変な時代のものですが、外爪使用のバヨネットマウントのぐらつきはかなりのものと言えます。
ねじ込みのライカマウントや、ペンタックスマウントしも言えるM42プラクチカマウントの方がしっかりしていました。
M42のSMC時代のペンタックスの300ミリは、プリセット絞りの当時の大口径レンズといえる200ミリF3.5とほぼ同じデザインで大きさも似ているので、簡単に比較していいのかは分かりませんが、200ミリF3.5同様ぐらつきはほぼ皆無と思えますが、バヨネットマウントのカメラはレンズ交換が早く行えますね。

X-1の実物を見た事はありませんが、SRT-101のミラーから推測するに300でもミラー切れはなかったと思いますが。

ミノルタのボディーの製造技術はニコンなどの影に隠れていますが、出来は良いですね。
M型は人気がありますが、ライカの一眼レフは今一つ人気がありませんが、ライカもキヤノン同様、一眼レフでつまづきましたが、なんとか売れるようになった一眼レフは口の悪い人は、「ありゃあライカの一眼レフのマウント付けたミノルタじゃないか」と言っていましたが、内部構造はコパルの縦走りシャッターを使用したミノルタの一眼レフと同じ時代がありましたから仕方のないことでしたが、裏を返せばそれだけミノルタのボディーの完成度は高かったとも言えますね。

投稿: ガタピシ | 2013年4月25日 (木) 21時55分

 MARK12さんのミノルタコレクションには恐れ入ります。
ファインダーとボディーそれぞれ新・旧タイプの組み合わせによる不具合については私もわかりません。
 ニコンもF2前期(非Ai)まではファインダーとレンズの取り付けはデリケートだったと思います。交換式だからといって、取り外してみたり、また付けてみて、絞り連動の爪の部分を壊してしまってサービスを訪れるユーザーもいましたね。
 ちょうど昨年、コニカミノルタ社長を取材した際に、引っ越したばかりの新本社にも、あの懐かしいX-1(AE)とXEが資料として保管・展示してありました。会社の方も昔私がミノルタユーザーだったのをご存知なので、ちょっとXEの話で盛り上がりました。ちなみに、社長の撮影はニコンD4を使いました。

投稿: しんじ | 2013年4月26日 (金) 00時27分

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