スピードライトSB-10の内部
1970年代代表的な外光式オートストロボの内部としてニコンSB-10の画像が使われていました。
(カメラレビュー15号より)
モノクロ画像なのでやや分かり辛いですが、部品構成と配置は分かるかと思います。
以前紹介しましたスピードライトのメカニズムと合わせて見ると分かり易いかと思います。
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コメント
SB-10は、Ai方式のNikon F2用のSB-7やNikon EL2、Nikomat FT3等用のSB-8にFEなどの新しいボディへの対応機能を追加した改良型のようなスピードライト(ストロボ)ですね。
SB-7、SB-8、SB-10は1970年代の外光式オートストロボですが、いずれも自動調光に於いて発光を停止させるのに半導体素子のサイリスタ(SCR)を使って発光電流を阻止する直列制御方式(シリーズ方式)となっていました。
発光を制御(開始と停止)するメインのサイリスタのオン、オフは、別のスイッチング素子により制御される転流コンデンサの充放電により行われるのが今でも一般的な制御方式のようです。
今回のSB-10の内部構成部品の写真は、リンク先の「スピードライトのメカニズム」の記事に掲載の回路図と併せて見ると参考になるかと思います。
投稿: MARK12 | 2013年1月17日 (木) 20時47分