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製品名の変更

1952年半ばのキヤノンカメラの広告宣伝です。
19529s

左下に「長い間IV-Fとして御愛顧をうけておりましたが、今般IV-Sと製品名を変更致しました。」
販売期間中に製品名を換えるのは珍しいかと思いました。

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コメント

ⅣFとゆうのは、米軍の軍隊用語で「不合格。使い物にならず」の意味があり、国内でも米軍の市場の方が有力であったため、Ⅳ-FをⅣ-Sに改名したそうです。

フラッシュ電球に全速対応したのでⅣ-Fにしたのでしょうが、国内でも有力な米軍関係の市場で、米軍の軍隊用語で上記の意味があったのでは改名は致し方なかった。
と、ゆうことでしょう。
Ⅳ-FからⅣ-Sになったので、いまではストロボが使えるようになったのかと思う人が多いそうですが、フラッシュ電球に全速シンクロするとゆうことで、FをSに変えたとのことです。

カメラではありませんが、日本が車を輸出するようになった頃、トヨタにパブリカ(後のスターレット、クラス)とゆう車があり欧米に輸出されましたが、イタリアでは営業が困ったそうです。イタリア語でパブリカは「便所」だったので、イタリアでは「日本人は便所に乗るのか」と笑われたそうです。

外国を相手に商売をするときは、マーケティングの他に売る先の言葉まで調べなければならないとゆうことでしょうか。

車種は忘れましたが、トリプルXと日本では車種名の後に付けた人気スポーツタイプの車がありましたが、アメリカではトリプルX(Xが三つですね)を外して別の名称に変わっています。
フィルムではいまでもモノクロフィルムとして絶大な信頼性に裏打ちされた人気のトライX(登場時はASA200)。
トライXの登場の前の高感度フィルムはダブルXでASA100。
ダブルXに対抗して富士が出したのがASA100のネオパンSS。ネオパンSというフィルムがあり、これはASA50。初期のトライXのASA200に対抗して出たのが、ネオパンSSS(スリーエス)なのでしょうが、この感じからすると、コダックもダブルXの後は、トライXではなく、トリプルXになりそうなのですが、XXX(トリブルX)はアメリカでは風紀上余り良い言葉ではなく、性が絡んだよろしくない言葉だそうです。

投稿: ガタピシ | 2012年11月26日 (月) 16時27分

Canon IV F(後のCanon IV S)が発売されたのは1952年(昭和27年)1月ですから、同年半ばの広告で「長い間 IV-Fとして・・・」と書いているのはちょっと変な感じもしますが、海外名称のCanon IV Sに統一したんでしょうかね。
Canon IV F/IV Sは中枠だけでなく外枠も初めてダイキャスト化したモデルですね。

キヤノンはIV型の発売(1951年4月)に前後して、あるいはIV S以降にも仕様が異なる普及型的な多くのIIシリーズやIIIシリーズの発売を行っています。
特にIIシリーズはIIA型からII FやII S型、マイナーチェンジ版も含めて1949年から1955年にかけて12種類ほど発売されていますね。しかも型名と発売順の区別が簡単ではありません。
例えばIIA型は1952年3月発売ですが、IIB型は1949年4月、II D型は1952年10月で、1953年6月にはII AF型とII AX型と言うモデルも同時発売されたりします。
こんな風に1955年4月発売のII D改型まで続く感じです。
1956年8月発売のVT型以降の時代になっても普及型のL1型~L3型が発売されますが、いずれも1957年の発売ながら発売順はL2、L1、L3の順になります。
一見煩雑で支離滅裂な商品ラインにも思えますが、見方を変えれば仕様や価格に応じたきめ細かい設定がなされていたとも考えられますね。同時や同時期に発売のモデルも多く、購入検討者にとっては悩ましい選択の面もあったのかもしれません。

投稿: MARK12 | 2012年11月26日 (月) 19時54分

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