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世界最初の完全正像カメラ

1957年11月、ニコンSP発売の時期に近いこの時期に既にアサヒペンタックス(AP)は登場していました。
195711s
この広告にはカットモデルが使われていますが、このようなカットモデルが使われた初めの頃のものではないでしょうか。

余談ですが、縁のペンタプリズムを並べた模様は同シリーズの広告に何度か登場しています、

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コメント

一眼レフ普及のカギになったのが、ペンタプリズムの量産でしたね。

大和級の15メートル測距儀の要になったのがペンタプリズムで、当時は熟練工がコストと手間を考えなくて良い状態で造ったのが、高級品ではありましたが35ミリカメラに組み込めるまで来た事はすごいことでしたね。

昔は光学ガラス切りだしてペンタプリズムにするための大きさにカットして、荒砥研磨、中砥研磨、製品化するための仕上げの研磨をしていたと思いますが、今は精密金型に熱した光学ガラスを入れるモールド整形で、熱が取れたら仕上げ研磨して完成なのですから。

投稿: ガタピシ | 2012年10月13日 (土) 07時24分

ペンタプリズムの付いた一眼レフが登場し、普及し始めた時、聞いた話ですが、撮影地でペンタプリズムの付いた一眼レフを使っていたら、撮影に来ている人にファインダーを覗かせてあげたら、「あっ! カラーで見える」と驚いた人が多かったそうです。

今では何でと思われる方も多いと思いますが、35ミリは管理人さんのコメントにもあるように、レンジファインダーが主流で、ニコンSPも広角側のファインダーは距離計と連動していないので、カラーで見えますが、距離計と連動しているファインダーはプリズムのコーティングの関係で、色が付いています。

この関係でファインダーを覗くと色が被って見えたからです。

投稿: ガタピシ | 2012年10月14日 (日) 13時20分

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