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膜速16ミリセカンドの威力!

ニッコールレンズを付けて販売していた事で有名なニッカ3Lの広告宣伝です。
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シャッターの幕速が16ミリセカンドと高速で安定したシャッターが切れる事を宣伝しています。
この場合、X接点も1/60秒となり、1/1000秒のスリット幅も2.25mmと開いていて安定した高速シャッターといえると思います。ただし、幕速が安定して16ミリセカンド出ていたらの話ですから、ニコンのように軸受にボールベアリングと多用するなどしていないと、誤差は大きくなってしまった事でしょう。

因みに、この広告の時期は1959年6月で、ニコンFが発売された頃です、ご存知のように、ニコンFやSPは幕速14.5ミリセカンドと更に高速で安定し、高耐久のものとなっていました。

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コメント

広告では幕速ではなく膜速と表現しているのが面白いですね。

この広告の時期は1959年6月とのことですので、ニッカカメラがヤシカの傘下に入った1958年からは少し経ってからのものですね。当時のヤシカの会長だか首脳だかの配慮だったと思いますが、ニッカカメラのヤシカへの完全吸収合併は時間をかけて少しづつ行われたようです。
先ずヤシカの子会社の大邦光学となり、ヤシカに吸収合併されたのは1966年のようですね。
と言うことで、この時点ではまだニッカカメラが会社として存続していたのでしょうね。広告の右下には、「ニッカカメラ株式会社」と社名が表記されています。

広告の製品名にはニッカⅢLとヤシカ YEの両方のブランドの製品が載っていますね。
ニッカⅢLは1958年6月に発売されたものですが、1959年にはヤシカ フェアウェイ(ヤシカYF)として販売されたようです。

ヤシカ YEは、ニッカカメラの最終開発品のニッカ 33をヤシカE(ヤシカ YE)として発売されたものですね。
又、1959年にはLV(ライトバリュー)方式を採用したヤシカ35 YLなども発売しています。

投稿: MARK12 | 2012年10月24日 (水) 21時34分

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