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ニューニッコール135mmF3.5

New135mmf351s
New135mmf352s
ニューニッコール135mmF3.5、望遠レンズの入門用的存在のレンズですね、このレンズ構成は昭和44年9月発売のニッコールQオート135mmF3.5(新)から始まり、このニューニッコール135mmF3.5で終わりました。
このレンズの在庫がいつまで残っていたのか資料が無いので分かりませんが、便宜上新構成のAIニッコール135mmF3.5が出るまでは販売されていたと思われますので、最低昭和52年2月までは販売されていた筈ですから、
都合10年以上この構成でした。 

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コメント

このレンズ構成になる前の135ミリF3.5をAi135ミリF2.8とペアで使っています。

このタイプのオートニッコールも持っていますが、レンズ構成が同じだと思っていたので予備レンズとして持っていて使っていません。
おもしろいことに、新旧のレンズ構成が変わるシリアルナンバー帯で持っています。

このタイプになる前のレンズ構成では遠景の描写が辛口に評価されていますが、逆光で撮影するとAi135ミリF3.5とは比べようもない程強く、フレアーやゴーストを気にすることなく使えます。
逆光で使うと本来ならばカラーバランスの違いがあるのでしょうが、ポジでAi135ミリF2.8を順光で撮ったものと比べてもカラーバランス見分けは付きません。

実はこのニューニッコールのレンズは押さえてあるのですが、まだ使っていません。

この時代までは今のストレス社会から来る、人や器物に対して変な行動を取り迷惑をかける者が余りいなかったこともあり、50ミリと135ミリがあればそう撮影に困ることがなかったように思います。

現在サッカーのゲームを撮るのに報道関係者は300ミリが広角、600ミリで標準の環境で撮っていますが、日本のサッカーが初めてオリンピックでメダルを手にしたメキシコオリンピックで銅メダルを手にしたゲームでは105ミリと200ミリで報道の仕事が出来たのですから隔世の感を感じます。

いまではズームも高性能化したこともあり135ミリの単体のレンズは消えてしまいましたが、このレンズの時代は135ミリは広告のコピーにもあるようにスタンダードな望遠レンズとして十分実用になるレンズだったのです。

投稿: ガタピシ | 2012年10月26日 (金) 18時03分

以前ここで教えてもらった外国のニッコールレンズのHP見ましたら、ニューニッコールのこのレンズは昭和52年3月が生産終了になっていました。

おもしろいことにニューニッコールは、Newではなく、Kで出ています。

オートニッコールの新旧交代のシリアルナンバーはそこの資料によりますと、84万代で旧タイプは終わりでこのレンズ構成のものは86万代(正確には865×××)から始まっています。
シリアルナンバーを見なくても、最小絞りがf22かf32か見ればすぐ分かる事ですが。

投稿: ガタピシ | 2012年10月27日 (土) 03時02分

オートニッコールの135/3.5になりますが、中玉(前から2枚目)の周辺が曇ったものをよく見かけます。磨いても取れないものが殆どです。中古店で買うときは、店内ではまず発見できませんので、LEDライトを持参するか、お店の方に断って屋外で確認されたが良いでしょう。
また、前期後期とではレンズユニットの形状が違い、入れ替え不可能です。私はそれで失敗しました(汗)

投稿: しんの字 | 2012年11月 2日 (金) 23時50分

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