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キヤノンフレックス 分解レポ

1959年8月号のアサヒカメラのニューフェース診断室は、およそニコンF発売の1か月ほど前に登場しました、ニコンFのライバルと言えるキヤノンフレックスでした。
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コメント

ニコンFのライバルに当りますが、キヤノンに取って悲運のカメラとなり、一眼レフ市場でニコンに大きな遅れを取ることになりました。

私の資料に寄ると製造期間は三カ月だったとあります。

キヤノンフレックス用のRレンズはマウントはFL/FDレンズと同じですが自動絞り機構が違うため撮影は手動絞り、絞込み測光になります。

AE-1の使用説明書に寄りますと、RレンズとFLレンズの一部はAE-1ではレンズ後部がボディーの開放補正ピンを押しこむため、メーターは使用できないとあります。

レンズはFL19ミリF3.5、FL35ミリF2.5、FL50ミリF1.8、FL58ミリF1.2、R35ミリF2.5、R50ミリF1.8、R100ミリF2です。

また、上記のレンズのレンズの取り付けは、フィルム巻き上げ後に行ってください。
と、あります。

AE-1以降AEが普通になったため、AE-1以降の機種は総て当てはまるのではないのかと思います。FL19ミリF3.5はニコンF用の21ミリF4と同じでミラーアップを必要とするレンズで外付けファインダーを必要とするレンズなので、AE-1以降のミラーアップ機能のない機種は、フィルムを巻き上げた後ミラーを手で上げてセロハンテープで固定した方がミラーを傷めないのではないかと思うので、ミラーアップ機構のない機種には使わない方が安全だと思います。実物を見たことはありませんが。

投稿: ガタピシ | 2012年9月23日 (日) 10時58分

FL19ミリF3.5は調べてみたら、FL19ミリF3.5とFL19ミリF3.5RとがありAE-1の説明書にあったのはFL19ミリF3.5Rの方だと思います。

FL19ミリF3.5はニコンの21ミリF4と同じレンジファインダー用のレンズから転用したレンズですが、FL19ミリF3.5Rは広角レンズの設計の標準になっているレトロフォーカスに設計が変更されているので、AE-1の説明書にあるようにして使えます。

ニコンだけでなくキヤノンも外国の方が研究者が多いのには苦笑するしかありません。

投稿: ガタピシ | 2012年9月23日 (日) 11時22分

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