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キヤノンFD 150-600mmF5.6L

キヤノンの85年当時の望遠ズームレンズ広告宣伝です。
Fd150600s
その前年にニコンから出たAIズームニッコール200-400F4Sと同様の大型ズームレンズです。

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コメント

 このレンズはキヤノンのテレビカメラ用の技術が活かされていました。ラックピニオンでのズーミングとフォーカシング一体操作が動体撮影に向いている反面、輸送の際にこの部分をぶつけたり、落下で壊す心配がありました。
 今でもこのクラスの望遠ズームが望まれますが、ズームが発達している現代でも開発は難しいようで、EFシリーズでは発売予告から2年経つのにまだ200-400mm/F4の上市が実現できていません。フィールドスポーツを撮影するのに600mmの領域は便利です。
 価格の88万円は、ニコンの200-400mm/F4が70万円だったのに対して、かなり高価だったといえます。今なら150万円クラスでしょうか。
 また、このレンズをCマウントに改造してシネマ撮影で使用していたプロダクションもありました。

投稿: しんじ | 2012年9月25日 (火) 01時00分

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