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ニコンレンズシリーズE 35mmF2.5の販促用カタログです。 以前にニッコールレンズの35mmF2.8の変遷を話題にしましたが、このレンズも明るさと名前は若干違いますが、その仲間に加えても良いと思えるほど良く写るレンズでした。
2012年4月27日 (金) Nikkor Lens | 固定リンク Tweet
コシナのOEMらしいですが、ニコンは光学ガラスの販売をしていますから、ニコンの光学ガラスで製造されているのでニッコールの発色の統一されているのでしょうね。
レンズの構成は35ミリF2.8のDタイプと同じに見えます。F値が0.3暗いのは何故でしょうか?
投稿: ガタピシ | 2012年4月27日 (金) 12時48分
この35mmF2.5 SeriseEレンズは、コシナからのOEM供給と言われていますね。 コシナは、自社でガラスの溶融からレンズ製造を行なう工場を持つ数少ないカメラ・レンズメーカーですから、このレンズも全てを一貫生産したものではないかと思います(OEM供給なら当然かもしれません)。 1980年代初頭で、この一貫生産が出来たのは、コシナ、フジ、ミノルタ、ニコンの4社程度しかなかったようです。 (1982年には、フジが自社製造から撤退しているようですが)
レンズ構成は、ニッコール35mm F2.8のDタイプに確かに似ていますが、細部は色々と違っているようですね。 ニッコールを参考にしたかもしれませんが、コシナの光学設計ではないかと思います。 もし色調が統一されているのならコーティングなどでニッコールの特性に合わせているのでしょう。 35mmF2.5になったのもコシナの拘りではないかと推定します。 ちなみにコシナのLマウントのVoigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5Cは、私の愛用のレンズでもあります。
投稿: MARK12 | 2012年4月27日 (金) 22時23分
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久野 幹雄: ニコン―レンジファインダーニコンのすべて (★★★★★)
青山 祐介: 究極のニコンカメラ (★★★★★)
佐藤 治夫 /大下 孝一 : ニッコール千夜一夜物語―レンズ設計者の哲学と美学ニッコールクラブ会報に連載されていた記事に加筆して1冊にまとめたものです。 ニコンサイトでも閲覧可能 (★★★★★)
豊田 堅二著: ニコンファミリーの従姉妹たちニッコールクラブ会報に連載されていた記事に加筆して1冊にまとめたものです。 ニコンサイトでも閲覧可能 (★★★★★)
落合 泰之著: ニコンカメラレンジファインダーニコンを紹介。コレクターの方必携です。 (★★★★★)
コメント
コシナのOEMらしいですが、ニコンは光学ガラスの販売をしていますから、ニコンの光学ガラスで製造されているのでニッコールの発色の統一されているのでしょうね。
レンズの構成は35ミリF2.8のDタイプと同じに見えます。F値が0.3暗いのは何故でしょうか?
投稿: ガタピシ | 2012年4月27日 (金) 12時48分
この35mmF2.5 SeriseEレンズは、コシナからのOEM供給と言われていますね。
コシナは、自社でガラスの溶融からレンズ製造を行なう工場を持つ数少ないカメラ・レンズメーカーですから、このレンズも全てを一貫生産したものではないかと思います(OEM供給なら当然かもしれません)。
1980年代初頭で、この一貫生産が出来たのは、コシナ、フジ、ミノルタ、ニコンの4社程度しかなかったようです。
(1982年には、フジが自社製造から撤退しているようですが)
レンズ構成は、ニッコール35mm F2.8のDタイプに確かに似ていますが、細部は色々と違っているようですね。
ニッコールを参考にしたかもしれませんが、コシナの光学設計ではないかと思います。
もし色調が統一されているのならコーティングなどでニッコールの特性に合わせているのでしょう。
35mmF2.5になったのもコシナの拘りではないかと推定します。
ちなみにコシナのLマウントのVoigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5Cは、私の愛用のレンズでもあります。
投稿: MARK12 | 2012年4月27日 (金) 22時23分