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新聞写真の舞台裏2

先日の続きです。
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3s(アサヒカメラ1960年2月号より)

古い記事ですが、要求された画を撮る為に、たぶん今でもこのような体を張った仕事をされているのでしょうね。

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コメント

 新聞カメラマンはマクロレンズを携行していました。私の場合は、Ai55mm/F2.8でした。事件、事故の犠牲者の写真の複写などで必要品でした。
 株主総会の潜入撮影では、シャッター音が目立たず、比較的明るいレンズのコンパクトカメラが選ばれ、カバンに隠されて持ち込まれます。
 夜のトルエン密売現場の撮影では、200mm/F2とか135mm/F2レンズの出番。ストロボやライトが使えない状態での撮影です。フィルム感度も限界があるので(ISO3200くらい)粒子ザラザラです。
 どの新聞社にも、山岳部やダイビング経験者という強者がいるようです。1985年の日航機墜落事故では山経験者が活躍しました。逆に山の経験がなく、遭難者の取材に向かったカメラマン、記者で2次遭難者となり、命を落とした人もいます。
 暴力団の取材でも神経を使いますね。組関係者の葬儀では、葬儀場に組員があふれているので、なかなか近づけません。変に喪服で変装しても、顔でばれてしまいます。警備の警察官に密着して、私服警官のように装って気迫でシャッターを押します。
 また、警察から「真性拳銃押収したよ」と連絡を受けて警察に出向くと、数十丁の銃器が床に並べられていて「この角度から撮るとワルサーの特徴がわかるんや。このクラスは末端価格で250万円くらいやな」などレクチャーを受けました。
 昼夜を問わず、容疑者の車での連行シーンを撮る時は、集合写真撮影用のミニカムストロボをカメラのシューに付けてフル発光します。
 中には、護送される容疑者を空港で待ち伏せして撮影したものの、警察官に逆にボコボコにされてしまった不運なカメラマンの例もあります。

投稿: しんじ | 2012年4月 6日 (金) 02時23分

暴力団の情報収集力は警察よりも優れているとゆわれていますから、しんじさんの苦労が伝わってきます。

暴力団の間で売買されてる写真に、警察官があると聞いたことがあります。もしかすると記者やカメラマンの写真もの可能性がありますね。

とことん詰めてくと暴力団と間接的にかかわっている人は少なくないはずです。表に出ないだけで。このデフレ不況ではカメラマンも撮影に成功したら命の保証がないような話すら私は聞いたことがあります。

後、怖いのは国際関係の情報関係でしょうか。取材によっては記者やカメラマンの方でも各国のスパイ組織の下請けに尾行された方もいられるのではないでしょうか?

脱線になりますが、日本のスパイ養成学校として有名な陸軍中野学校卒業者は、卒業すると日本国籍も戸籍も末梢され、帰国しても親兄弟、親戚が戦災で亡くなったため、日本国籍が戻らなかった方々もいるそうです。

投稿: ガタピシ | 2012年4月 9日 (月) 16時59分

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