古いものと新しいもの 鈴木八郎氏
写真工業1977年6月号からズーミングアップという1ページの記事の連載が始まり、その1回目は鈴木八郎氏でした。
戦前からカメラ書や写真術などを多数著していましたので、皆さんも鈴木八郎氏の著書を目にした事があると思います。
鈴木八郎(すずき はちろう)
1900年3月3日 北海道余市に生まれる。
1916年 早稲田工手学校建築科入学。後に中退し、前島写真館、小野隆太郎スタジオなどで写真を修める。
1921年 出版社アルスに入社し、『カメラ』『芸術写真研究』編集に携わる。
1924年 「表現社写真会」を斉藤鵠児、魚住励らと結成。
1926年 日本初のコマーシャル写真スタジオ「金鈴社」を金丸重嶺と共に設立。
1931年 コダック・ジャパン・リミテッドに入社し、『コダック知識』『スタジオライト』編集に携わる。
1936年 アルスへ再入社し、編集長として『カメラクラブ』創刊。
1943年 興亜写真報国会理事
1951年 玄光社に入社し、編集長として『写真サロン』を復刊。
1953年 出版社カメラハンドブック社を興し、編集長として『カメラハンドブック』創刊。
1957年 旭光学商事株式会社に入社し、宣伝部長、サービスセンター所長を歴任。
1968年 編集長として『ペンタックスファミリー』創刊。ペンタックスギャラリー館長となる。
1971年 日本写真協会賞功労賞受賞。
1975年 勲五等瑞宝章受章。
1985年9月14日 85歳で逝去。
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コメント
鈴木氏は、あるカメラ評論家(作家?)の著書に載っていた牢名主(失礼!)様でしょうか?
でも現代のカメラ開発者はこの文を読んでより良い製品を作って欲しいですね。半年で陳腐化する製品なんて...。
投稿: 空歩人 | 2012年3月 8日 (木) 07時08分