« ライバル物語 | トップページ | コリメーター »

最高賞にニコンS2と5万円贈呈!

このタイトルは、昭和30年の第3回ニッコールフォトコンテストの最高賞の副賞と賞金の事をさしています。
19554s
昭和30年の第3回締め切り4月前の広告ですから、ニコンS2が発売されてから3~4カ月程度しか経っていない時期になります。
当時、一般の平均月収がおそらくは2万円には達して無かったでしょうから、月収半年分以上の高額なカメラと賞金で、まして人気の最新型ニコンが賞品とあっては、腕に覚えのあるカメラマンには良い目標になった事と思います。

|

« ライバル物語 | トップページ | コリメーター »

Nikon RF Camera」カテゴリの記事

コメント

カメラは誰でも持てる時代ではありませんでしたから、インパクトあったでしょうね。

大卒の残業なしの初任給で6000円。残業代込みで、10000位でしたから、恐ろしく高価だったと思います。

友人の母親が急逝して最近の写真が見つからないので、昭和31年にプレゼントされたカラーのポジからプリントした写真使ったのがいました。私もビックリしましたが、友人の親戚の彼の母親と同世代の人もビックリしていたそうです。この時代のカラーはものすごく貴重ですから。

投稿: ガタピシ | 2011年12月15日 (木) 12時15分

続です。

ニコンS2は登場する前からプロの間でも、シルミン(シルミン系アルミ合金ですね)を使ったカメラが出ると評判になっていたカメラですから、当時、写真を趣味にしていた人には話題になったでしょうね。

東京オリンピックが終了し、昭和40年代の賃金アップ、インフレが進行する前で、昭和39年で地方で一戸建ちの家に住み、一家4人が6000円の給料で生活出来たのですから、ちょっと死語になりますが、実にセレブなコンテストだったと思います。

この3年後、ニコンS2後期型5cmF2付きを父が中古で購入していますが、母によると、46500円だったとゆっていましたから、ニコンS2プラスの賞金は破格とゆってもいいでしょう。

投稿: ガタピシ | 2011年12月15日 (木) 19時14分

昭和30年(1955年)当時、一般的な平均月収が2万円以下であろうと言うのは統計的データーにも合致していると思います。
総務省・統計局の公表データーによれば、昭和30年の二人以上の世帯の勤労者世帯で1世帯当たりの全都市の平均月収(世帯主の本業収入)は、約2,400円です。
また、30人以上の規模の事業所の常用労働者の平均現金給与額という都道府県別のデーターもあり、昭和30年では約12,500円(福井県)~約22,000円(東京都)となっています。
職業別の決まって支給する現金給与額と言うのもあって、昭和30年ですと平均年齢28歳で事務系員が約16,600円、技術系員が約17,500円でした。
一般的には平均月収が2万円以下が多かったと言って良いと思います。

大卒男子初任給ですが、昭和30年のデーターは統計局のものでは見あたらなかったので、他を色々と調べてみましたが、業種や職種で幅があるようです。
調べた範囲では約6,000円~12,900円程でした(公務員は9千円位だったようです)。

投稿: MARK12 | 2011年12月16日 (金) 21時53分

昭和30年の1世帯当たりの全都市の平均月収(世帯主の本業収入)は、約2,400円ではなく約24,000円です。桁を間違って書いていました。

昭和30年(1955年)は、丁度造船ブームの頃ですね。輸出用タンカーなどの建造で、ほとんどの造船所がフル操業状態でした。
翌年の昭和31年は日本が世界一の造船国にもなった年ですね。

投稿: MARK12 | 2011年12月16日 (金) 22時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185882/53488481

この記事へのトラックバック一覧です: 最高賞にニコンS2と5万円贈呈!:

« ライバル物語 | トップページ | コリメーター »