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ニコンF3、MD-4、F3HPの三面図です。
2011年11月24日 (木) NikonF3 | 固定リンク Tweet
はじめまして。毎回楽しく拝見させて頂いております。先日、650万台のFを入手しました。当時、三角?環はD型だったと記憶しております。また、ストラップに“エスロン”は存在したでしょうか?革製だけではなかったかと…?幅広のストラップを付けましたがシックリしません。“純血主義”に拘る訳ではないのですが、オリジナルは尊重したいと考えます。ご教示よろしく。m
投稿: musasabi | 2011年11月24日 (木) 23時10分
musasabiさん、 当時は革ケース全てにストラップが固定?(表現が変ですが)されていて、ケースに入れて使う限り、カメラ本体に付ける必要が無かったので、ほとんど私は使っておりませんでした。
さて、ネックストラップはいわゆるAタイプ(革製)、Bタイプ(エスロン製)が登場したのは1968~9年頃だったと思います。それ以前は革製ストラップで長さの調節の利かない1枚革のニコンS型と共用の物があっただけだったと記憶しています。それに付属したD環が有ったのかは覚えていませんが、有ったとしたら三角では無かったように思います。 記憶があいまいで申し訳ありませんが、たぶんストラップ側にカシメられていたナス環だけだったような気がします。
650番台のFでしたら1963年頃ですからご指摘にようにエスロン製のストラップは無かったかと思います。かと言って、いわゆるAN-1のような革ストラップが出ていたかと言うと、先に記したニコンS型から続いている1枚革の物しか私には記憶がありませんので、時期を考えるならば、吊革の長さで紹介した物を探して使うのが宜しいかと思います。前置きが長くなってしまいましたが、結局、実用となるとAN-1相当品を使うのが使い勝手と丈夫さで現実的かと思います。
投稿: MARU0 | 2011年11月25日 (金) 00時13分
Nikon Fのラグ(耳環)に付けられていたオリジナルの三角環は、最初の64Fから最後のNew Fまで、全てD形のものしかないと思っていましたが、△形の三角環もあるのでしょうか? 少なくとも1970年代初頭までに見た店頭にあった新品のF、知人のも含めて新品で購入したFにはD形の三角環が付いていた記憶しかありません。 中古ですが私が購入した3台のNew Fも全てD形環が付いていました。 中古で購入したFで、三角環が付いていなかったものには、D形環か共用品として販売されている丸形環を取付けています。
最近は入手が困難になってきたニコン製の皮革ストラップのAN-1ですが、AN-1は非常に耐久性があり、10年、20年と使ってもボロボロになったものは一本もありません。ある程度使い込むと皮革は柔軟になりますが、ほとんど劣化が感じられません。 私は、ワイドでも細いものでも短いストラップが好きなので、所謂ショートストラップと呼ばれるものを中心に使ってきました。 ニコンのAN-1も加工してショートストラップとして色んなカメラに付けて使ってきました。 AN-1の延長用の金具が付いた片方の部分は、金属製の鼓形の止め具のみ残して他は破棄し、もう片方の端の方に鼓形の止め具を付けられるように切れ込みと穴を追加して一本のひも状の皮革ストラップにしています。 こうするとちょうど80cm位の長さになって具合が良いのです。 ニコンのAN-1には邪魔にならない程度の大きさながら厚みが有って丈夫で滑り難い肩当てのゴムパッドも付いていますが、このゴム製の肩当ては優れもので、どんな布地の服装でも肩から滑り落ちたことがありません。 又、私の場合は、この改造AN-1の鼓形の取付け金具部分を覆うように黒色の熱収縮スリーブを被せてカメラを傷つける可能性を排除しています。 熱収縮スリーブは、程よい長さと収縮でスライドさせることも可能なようにしていますので、ストラップの着脱は何度でも可能です。
投稿: MARK12 | 2011年11月25日 (金) 20時27分
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コメント
はじめまして。毎回楽しく拝見させて頂いております。先日、650万台のFを入手しました。当時、三角?環はD型だったと記憶しております。また、ストラップに“エスロン”は存在したでしょうか?革製だけではなかったかと…?幅広のストラップを付けましたがシックリしません。“純血主義”に拘る訳ではないのですが、オリジナルは尊重したいと考えます。ご教示よろしく。m
投稿: musasabi | 2011年11月24日 (木) 23時10分
musasabiさん、
当時は革ケース全てにストラップが固定?(表現が変ですが)されていて、ケースに入れて使う限り、カメラ本体に付ける必要が無かったので、ほとんど私は使っておりませんでした。
さて、ネックストラップはいわゆるAタイプ(革製)、Bタイプ(エスロン製)が登場したのは1968~9年頃だったと思います。それ以前は革製ストラップで長さの調節の利かない1枚革のニコンS型と共用の物があっただけだったと記憶しています。それに付属したD環が有ったのかは覚えていませんが、有ったとしたら三角では無かったように思います。
記憶があいまいで申し訳ありませんが、たぶんストラップ側にカシメられていたナス環だけだったような気がします。
650番台のFでしたら1963年頃ですからご指摘にようにエスロン製のストラップは無かったかと思います。かと言って、いわゆるAN-1のような革ストラップが出ていたかと言うと、先に記したニコンS型から続いている1枚革の物しか私には記憶がありませんので、時期を考えるならば、吊革の長さで紹介した物を探して使うのが宜しいかと思います。前置きが長くなってしまいましたが、結局、実用となるとAN-1相当品を使うのが使い勝手と丈夫さで現実的かと思います。
投稿: MARU0 | 2011年11月25日 (金) 00時13分
Nikon Fのラグ(耳環)に付けられていたオリジナルの三角環は、最初の64Fから最後のNew Fまで、全てD形のものしかないと思っていましたが、△形の三角環もあるのでしょうか?
少なくとも1970年代初頭までに見た店頭にあった新品のF、知人のも含めて新品で購入したFにはD形の三角環が付いていた記憶しかありません。
中古ですが私が購入した3台のNew Fも全てD形環が付いていました。
中古で購入したFで、三角環が付いていなかったものには、D形環か共用品として販売されている丸形環を取付けています。
最近は入手が困難になってきたニコン製の皮革ストラップのAN-1ですが、AN-1は非常に耐久性があり、10年、20年と使ってもボロボロになったものは一本もありません。ある程度使い込むと皮革は柔軟になりますが、ほとんど劣化が感じられません。
私は、ワイドでも細いものでも短いストラップが好きなので、所謂ショートストラップと呼ばれるものを中心に使ってきました。
ニコンのAN-1も加工してショートストラップとして色んなカメラに付けて使ってきました。
AN-1の延長用の金具が付いた片方の部分は、金属製の鼓形の止め具のみ残して他は破棄し、もう片方の端の方に鼓形の止め具を付けられるように切れ込みと穴を追加して一本のひも状の皮革ストラップにしています。
こうするとちょうど80cm位の長さになって具合が良いのです。
ニコンのAN-1には邪魔にならない程度の大きさながら厚みが有って丈夫で滑り難い肩当てのゴムパッドも付いていますが、このゴム製の肩当ては優れもので、どんな布地の服装でも肩から滑り落ちたことがありません。
又、私の場合は、この改造AN-1の鼓形の取付け金具部分を覆うように黒色の熱収縮スリーブを被せてカメラを傷つける可能性を排除しています。
熱収縮スリーブは、程よい長さと収縮でスライドさせることも可能なようにしていますので、ストラップの着脱は何度でも可能です。
投稿: MARK12 | 2011年11月25日 (金) 20時27分