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ニコンFのネームプレート

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上の画像はニコンFの銘板です。微妙に形状が違っていますが、ニコン通の方ならどちらが古いタイプかお分かりだと思います。
正解は下の物が古いタイプで、その上の銘板の両裾脇がカットされたような形状になったのは、ニコンフォトミックFTnファインダーを確実に装着するため、厳密な厚みを持たせ安定板の役目を担うようにした為と言う事です。
さて、ニコンフォトミックFTnの発売は1968年9月でしたが、実はこのように銘板の両脇がカットされた物が使われ出したのは、もう少し早く、同年5月頃からだそうです。また、それまでのユーザーがフォトミックFTnファインダーを着ける為に銘板を交換する場合は当時1000円の実費で行っていました。

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コメント

ニコンF入門された方にとっては重要な情報ですね。ヤ●オフなどでファインダーを落札したものの、付かないとクレームが発生しているのも見ます。

ニコンFはハンドメイドのカメラで、時代の過渡期に製造販売されていて、時代の最先端に合わせた改造もしてくれているので、ニコンF入門はよく調べるしかありませんね。

店の人でも、newニッコールの35ミリF2.8のAi改造されたものをAiニッコールで販売しているくらいですから、ニコンFの時代も遠くなりにけり。ですね。newニッコールのレンズ構成と同じAiニッコールの初期型はnewニッコール35ミリF2.8とAi-Sまでレンズ設計が使われたAi35ミリF2.8の後期型と比べると極端に数が少ないレンズの割には安いので価格的には手に入れやすいレンズですから、探してみるのもおもしろいかと思います。中にはちゃんと前期型、後期型を見分けて販売している所もあります。

ちょっと脱線しましたが、ニコンFを手に入れたならネームプレートを含めてよく調べてからTTLファインダーを付けたり、付け替えたりした方が良いと思います。

私の持っている最若番の644Fは関東カメラサービスでセルフタイマーと巻き上げレバーをプラスチック付きのものにしてしまうと、知らない人には富士山マークのニューFだ。珍しいだろうと、知らない人をからかえそうな位改造されて使い続けられたFです。持ってはいませんがFTnファインダーは付けられます。

投稿: ガタピシ | 2011年11月 9日 (水) 09時10分

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