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ニコンFのライバル機キヤノンフレックス用スーパーキャノマチックレンズの新製品2種の紹介記事です。 記事はキヤノンクラブ(当時)会員向けに平易に解説してあります。
(CanonCircle No.16より) 58mmF1.2と85mmF1.8の発表が1961年秋ですから、1665年12月発売のニッコールの55mmF1.2よりおよそ4年ほど早い事になります。
2011年9月26日 (月) Nikkor Lens | 固定リンク Tweet
この頃まではキヤノンも含めて、レンズはニコンの兄弟とも言えますね。
日本光学工業がカメラ部門に進出したのは、敗戦によって有力なお客であった、帝国海軍も消滅しており、米ソの冷戦がハッキリとするまでは海軍力も含めて日本の軍事力低下政策を占領軍のアメリカは進めたこともあり、日本光学工業の戦後の出発は、従業員の9割リストラから出発したため、レンズの設計、製造技術が日本のメーカーに広がったのですから。
ニコンとキヤノンのおもしろいことは、日本光学工業のレンズ設計をしていた兄弟の技術者が兄はニコンに大形カメラ用レンズの設計者として残り、弟の方はキヤノンに移り35ミリ用のレンズ設計者となっていることです。
投稿: ガタピシ | 2011年9月26日 (月) 08時30分
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この記事へのトラックバック一覧です: スーパーキャノマチックレンズR58mmF1.2など:
久野 幹雄: ニコン―レンジファインダーニコンのすべて (★★★★★)
青山 祐介: 究極のニコンカメラ (★★★★★)
佐藤 治夫 /大下 孝一 : ニッコール千夜一夜物語―レンズ設計者の哲学と美学ニッコールクラブ会報に連載されていた記事に加筆して1冊にまとめたものです。 ニコンサイトでも閲覧可能 (★★★★★)
豊田 堅二著: ニコンファミリーの従姉妹たちニッコールクラブ会報に連載されていた記事に加筆して1冊にまとめたものです。 ニコンサイトでも閲覧可能 (★★★★★)
落合 泰之著: ニコンカメラレンジファインダーニコンを紹介。コレクターの方必携です。 (★★★★★)
コメント
この頃まではキヤノンも含めて、レンズはニコンの兄弟とも言えますね。
日本光学工業がカメラ部門に進出したのは、敗戦によって有力なお客であった、帝国海軍も消滅しており、米ソの冷戦がハッキリとするまでは海軍力も含めて日本の軍事力低下政策を占領軍のアメリカは進めたこともあり、日本光学工業の戦後の出発は、従業員の9割リストラから出発したため、レンズの設計、製造技術が日本のメーカーに広がったのですから。
ニコンとキヤノンのおもしろいことは、日本光学工業のレンズ設計をしていた兄弟の技術者が兄はニコンに大形カメラ用レンズの設計者として残り、弟の方はキヤノンに移り35ミリ用のレンズ設計者となっていることです。
投稿: ガタピシ | 2011年9月26日 (月) 08時30分