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戦艦 武蔵

日本光学工業株式会社の四十年史に載っていた戦艦武蔵の画像です。

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日本光学工業の製品として、前檣、後檣、砲塔用の各測距儀と指揮装置、探照灯反射鏡が使われていたと書かれています。

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日本光学工業四十年史に戦艦大和級二番艦の戦艦「武蔵」が使われているのは、日本光学は三菱系の会社であり、武蔵は三菱重工長崎造船所で建造されたからではないでしょうか。

また有名な15メートル測距儀を装備し、艦橋最上部にある射撃指揮所にデーターを処理して送る方位盤(いまでゆう射撃用の機械式コンピューター)も、砲戦を行うためには200のデーターの入力が必要だったそうです。

この時代の艦載砲は自動砲ではなく、指揮装置で処理されたデーターが砲塔に送られ、砲塔内の砲手は砲を操作して送られて来たデーターを示すアナログ式の計器の針に大砲の射角を表示する針と重ねないと、射撃指揮所にいる砲術長が引き金を引いた時、大砲の弾は発射されない構造でした。

日本光学工業製の光学兵器により、戦後の世界の海軍の水上艦艇が駆逐艦になる戦いも行われています。

第二次大戦までは駆逐艦は巡洋艦に勝てない。巡洋艦は戦艦に勝てないとゆう定理で海戦の戦術は組み立てられていましたが、日本海軍の最も精強を誇る第二水雷戦隊(現在の海上自衛隊では第二護衛艦群の前身)により、夜間、連合軍が巡洋艦隊を配置し待ち伏せしていた巡洋艦隊に大打撃を与える海戦を行っています。日本海軍の魚雷は連合軍のものよりも強力で性能が良く、駆逐艦のような小艦艇にも強力な武装を施せば有力な戦力になるとゆう、それまでの海戦の定理を覆し、駆逐艦を最も有効に使った海戦として、現在の各国の海軍の教科書にも書き継がれている歴史的な海戦に日本光学製の指揮装置は使われています。

また武蔵が沈んだレイテ沖海戦の中、重巡洋艦「利根」の艦長は日本光学製の測距儀と指揮装置を駆使して指揮を行い、古今東西どこの国の海軍の艦長もなしえなかった戦闘艦4隻を沈めています。当然、ギネスブックに出ています。

日本の海軍は日本光学工業製の製品によって、連合軍と戦ったのです。

投稿: ガタピシ | 2011年9月 3日 (土) 12時15分

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