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世界の映像芸術は、1971年3月1日最高の武器を入手しました。

ニコンF2のライバル機、キヤノンF-1が登場して間もない頃の広告です。
F1s
当時の35ミリ一眼レフ自動化を具現化したモデルの代表とも言える、機種ですが、「最高の武器」という表現はキヤノンの自信の現われでしょうか。
武器=凶器と言う意味では、ニコンFのとんがり頭のファインダーも結構強力な凶器?になりそうですね。(笑)

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コメント

対F用だったので、F2の方が使いやすかったですね。35ミリのカラー原稿用指定のコダクロームの曇りの日などの発色に濁りのないFDレンズが魅力でした。ファッション関係にはよかったようですが、しんじさんのようなプロの方はピントリングの回転方向がニコンと逆だったことが、プロカメラマンにニコンのシステムと同じラインナップを無料交換する営業までしましたが、商売的にはうまく行かずやはり時間が必要でした。

設計計算用のコンピューターの発達がF-1システムとゆわれる完成度で発売となりましたが、やはりいまの私たちが使用しているパソコンよりも計算速度は遅かったですが、当時としては画期的なことではありました。

F-1にしてもF2にしてもAE機構の巨大さは当時のエレクトロニクス技術を感じます。

F-1はニコンFに対抗するため、一台一台感触が同じになるように熟練の職人による組み立て調整がされていたとの話もありますので、売れば売るほど赤字が増えたのではないでしょうか。対ニコン戦略をにらんだカメラとの位置づけだったのでしょうか。FDレンズはエレクトロニクス技術の進歩をにらみ、A-1、NewF-1、T90に使えるようにレンズ後部に信号ピンを付けていたのですから。

メカニカルシャッターの高級一眼レフ最期の時代にF-1とF2とゆう完成形が出来たことをカメラ好きとしては、素直に喜ぶべきことでしょう。

投稿: ガタピシ | 2011年8月30日 (火) 09時29分

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