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映像電池

1984年頃のソニー・エバレディ社のカメラ用電池の広告です。
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この頃はカメラ用電池も既に銀電池やリチウム電池を使うカメラが多かったように思いますが、水銀電池もまだ市民権が残って?いた時代でした。

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ソニーの電池事業への経緯ですが、
外資との合併等による事業多角化を進めていたソニーは、1965年3月に米大手の電子計測器メーカーのテクトロニクス社(Tektronix,Inc.)と折半出資によるソニー・テクトロニクス(株)(2002年に合併を解消し、日本テクトロニクス(株)となる)を先ず設立しました。
そして1975年2月には米大手化学メーカーの(当時世界最大の電池メーカーでもあった)UCC(ユニオン・カーバイド:Union Carbide Corporation)社と折半出資で電池の生産・販売を行うソニー・エバレディ(株)を設立しました。

当初はUCC社の電池ブランドだったEVEREDYの電池類を輸入してSONY EVEREDYの商品名で販売しましたが、1977年に酸化銀の生産を開始し、1978年6月には福島県の郡山工場が完成してボタン形酸化銀電池の国産化を始めています。

その後の1986年3月にUCC社との合併契約解消に伴い、(株)ソニー・エナジー・テック(現在のソニーエナジー・デバイス(株))と社名を変更しました。UCC側のの持ち株分を譲り受けて経営権を完全取得し、その後は独自の経営体制とビジネス展開を進めました。

今回の広告が1984年頃のものとすれば、ソニー・エバレディ時代の末期に近い時期になりますね。
広告には、Energizer(エナジャイザー)名の乾電池も掲載されていますね。これは、1980年以降にアルカリマンガン電池の製品名として使われていたものです。
ユニオン・カーバイドは、1986年に電池事業部門を売却してエバレディは独立することになり、その後の2000年設立のエナジャイザー・ホールディングス(Energizer Holdings,Inc.)につながるわけですが、EVEREDYの商品名は今日でも低価格帯の電池に残していますね。

独立したエバレディは、日本市場において富士フイルムと電池事業の提携を行い、1989年からマンガン電池がFUJIFILMとEVEREDY、アルカリ電池、リチウム電池、ボタン形電池がFUJIFILMとENERGIZERのダブルネームで販売されていました。
しかし、2008年9月に富士フイルムは電池事業から撤退して、以降はカミソリ等で知られるシック・ジャパン(Schick Japan)が製造・販売を継承しています。
ちなみにシックやシック・ジャパンの親会社は、エナジャイザー・ホールディングスになります。

投稿: MARK12 | 2011年6月 9日 (木) 20時13分

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