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ニコンF3の製品テスト

下はニコンF3テクニカルマニュアル英語版に載っていた製造過程で行われていた各種テストの一部を紹介したものです。
F31s
F32s
振動、衝撃、耐久、漏光、耐寒/耐熱などの各試験を紹介しています。
この辺りの試験は現在のデジイチにも通じるものではないかと思います、果たして同一試験をして比較してみたら、
D3系やF6のほか歴代のF一桁機やニコンカメラではどれが一番成績(歩留り)が良いのでしょうかね。少し興味があります。

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NikonF3」カテゴリの記事

コメント

私が一番気になるのが、液晶表示の耐寒試験です。
露出計がデジタルの液晶表示なのですが、冬の東北でも液晶表示が鈍く、液晶表示の早朝の一番寒い時間帯で液晶が凍り表示しなくなるのではないかとゆう恐怖を味わったことがあります。

投稿: ガタピシ | 2011年6月18日 (土) 08時17分

F3に使用されている液晶表示(LCD)は、外形寸法が6×15×1.1mmと小型で、表示数字のサイズも高さ1mmと非常に小さく、消費電流も少ないものですね。
その分、寒冷時に能力がダウンした電池への負担も少ないものと思います。
このF3用のLCDは、-20~+60℃の温度範囲内で実用に支障がないものとなっています。

一般的なLCDの温度特性からいっても、確かに-10℃以下の温度では表示の動作速度がかなり遅く(例えば1/10とかに)なることは考えられます。
F3用のLCDでも更に-20℃以下の温度になれば表示が実用に耐えられなくなるかもしれませんね。
しかし、このLCDの液晶の凍結温度って、一体どれくらいの低温なのでしょうね。
そんな凄い低温なら液晶だけでなく電池は凍らないのか?、フィルムは凍らないのか?、人間は大丈夫か?なんて心配してしまいます。
(動画を表示する液晶TVとスチルカメラの液晶表示などは別な話になると思います)

投稿: MARK12 | 2011年6月19日 (日) 20時10分

天体写真をやっていると-20℃位ならわりと経験しますが、
デジカメのモニタの液晶は内部から多少でも暖められる
せいかあまり変化は感じられません、時計等の変化の早い
表示は遅くなるのがよくわかります。
寒さに弱いのはバッテリーが一番でしょう、-10 ℃あたりになると容量が1/10ほどになったかんじになるので外部電源が必須です。
フィイルムはわりと耐寒性は良くてドライアイスで冷却なんてのもありましたが巻き戻しの軸を引き上げておくとか巻き上げはゆっくりとか急なテンションをかけなければ切れる事はありませんでした。ただ高山の場合は低湿のため静電気の発光が問題と聞いた事あります。

投稿: tune | 2011年6月19日 (日) 22時30分

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