空くじなし抽せん券付 サービスセール
これは8ミリカメラ、アルコ8や同映写機、アルコファミリーを下のような売り出し期間に購入した場合、空くじなしの抽せん券が貰えるセールの広告です。
私は、この昭和32年当時の景品に何か懐かしさを覚え、目が行ってしまいました。
特賞は日産がノックダウン生産したオースチンA50ケンブリッジスタンダードモデル、1等は14インチのテレビか電気冷蔵庫、2等は電気洗濯機かサイクリング車といった、当時のいわゆる3種の神器といわれた家電品類などでした。
この中で、個人的にはオースチンや自転車に特に興味が行きました。一般庶民には、車はとても購入できませんでしたが、自転車でも当時の英国風クラブモデルといった外観の物で、学生には高嶺の花で、価格もこの頃発表されたニコンSPのボディ価格に近いものではなかったかと思います。
| 固定リンク
「Nikon etc.」カテゴリの記事
- カメラ名を当てて下さい。(2014.09.23)
- フジカラー広告(2014.09.22)
- 1960年頃の月販定価と月々の支払額表(2014.09.14)
- 簡易複写装置(2014.09.12)
- 永久保証(2014.09.11)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
これだけの景品を付けられていたのは付加価値が高かったからでしょうね。
テレビも高価でしたが、トランジスタラジオもこの時代三万弱でしたから。
自動車は当時のあこがれですね。
昭和30年代、父がマツダクーペ、それから中古でいすずがノックダウンで生産していたヒルマンに乗ってました。
ヒルマンは乗り心地が良いものの、この時代の車にはサスペンションにショクアブソーバーがなかったので、急なカーブではスピードダウンしていたのを思い出します。
私はあまり自動車には興味がありませんが、いすずの117クーペかFR時代のジェミニにいまでも乗りたいですね。
投稿: ガタピシ | 2011年4月27日 (水) 18時18分