Ai 200-400mm/F4Sは今でも現役でD3で使っています。ニコンが威信をかけて作っただけに画質はデジタルでもいい感じです。ただ、ピントリングがIFではないので、腕力が入ります。一方で、オーソドックな直進ズームは操作性がいいので速写に最適です。
三脚座はちょっと重心が悪く、ボディのタテ・ヨコ切り替えがやや難ありです。素材が基本的に金属で重く、延長フードもなかなかの重さです。
サラエボ五輪→ロス五輪と報道需要の想定があったようですが、同時期にあったIFタイプの望遠レンズに比べると使い勝手が悪く、90年代前半で新聞社もあまり使わなくなりました。唯一、必需品として活躍させたのは、国会担当の写真記者でした。
私のは新聞社の払い下げ品を買い取ったものです。ロス五輪でピンぼけながらカール・ルイスを撮った思い出が染み付いたレンズなので、上記のように扱いが難しいとは重々知りながらも手放せません。ニコンの歴史を物語る逸品でもあります。
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Ai 200-400mm/F4Sは今でも現役でD3で使っています。ニコンが威信をかけて作っただけに画質はデジタルでもいい感じです。ただ、ピントリングがIFではないので、腕力が入ります。一方で、オーソドックな直進ズームは操作性がいいので速写に最適です。
三脚座はちょっと重心が悪く、ボディのタテ・ヨコ切り替えがやや難ありです。素材が基本的に金属で重く、延長フードもなかなかの重さです。
サラエボ五輪→ロス五輪と報道需要の想定があったようですが、同時期にあったIFタイプの望遠レンズに比べると使い勝手が悪く、90年代前半で新聞社もあまり使わなくなりました。唯一、必需品として活躍させたのは、国会担当の写真記者でした。
私のは新聞社の払い下げ品を買い取ったものです。ロス五輪でピンぼけながらカール・ルイスを撮った思い出が染み付いたレンズなので、上記のように扱いが難しいとは重々知りながらも手放せません。ニコンの歴史を物語る逸品でもあります。
投稿: しんじ | 2011年3月23日 (水) 03時21分