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昭和14年 国産フィルムの広告

画像は昭和14年頃のカメラ雑誌に載っていた国産フィルムの広告です。
142s「時局下に輝く 純国産! 富士のフイルム」

142s_2「オリエンタル 寫眞愛國」


142s_3「さくらフヰルム 健康を贈る スキーに スケートに 總てのスポーツに」

各社フィルムの表現に違いがあり面白いですね。
富士は「フイルム」、オリエンタルは「フィルム」、さくらは「フヰルム」、因みに菊は「フ井ルム」でした。

音的には「フィルム」派(さくら、オリエンタル)と「フイルム」派(フジ、菊)に分かれますね。(笑)

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コメント

昭和14(1939)年前後の富士フイルムのロールフィルムや35mm判フィルムの発売状況は下記の様です。
今回の記事に掲載の当時の富士フイルムの広告は、ネォパンクロ、ネォクロームとなっていて、フィルムもカメラも中判ですね。

・1936(昭和11)年4月:富士クロームフィルム、富士ネオクロームフィルム(ロール)発売
・1937(昭和12)年6月:富士ネオパンクロマチックフィルム(ロール)発売
・1938(昭和13)年6月:富士35mmフィルムSP(35mm判)発売
・1940(昭和15)年10月:富士35mmフィルムFP(35mm判)発売

1934(昭和9)年1月に創立の富士写真フイルム株式会社ですが、2006年10月に富士写真フイルム(株)の事業を引き継ぐ形で富士フイルム(株)が新たに設立されています。
同じく2006年10月には富士フイルムホールディングス(株)が設立され、二大事業会社の富士フイルム(株)と富士ゼロックス(株)を傘下に束ねる持株会社体制に移行しています。
富士フイルム(株)への社名変更時にもフィルムとせずに従来のままのフイルムとしたのは興味深いです。

今日でもフィルムではなくフイルムと発音する人も多く、フイルムの発音でも十分通用しますし、違和感も特にないと思いますので、これまでの伝統を重んじて昔のままの表記にしたのかもしれませんね。
TVのコマーシャル等でも日本語の発音では、しっかりと「フイルム」と発音させいて、拘りを感じました。
対照的にCanonの場合は、カタカナ表記の場合のみキヤノンで、TV広告でも発音は英語でも日本語でも全て「キャノン」ですね。
「カンノン」と言う人は偶にいますが、「キヤノン」と発音する人にはこれまで会ったことがありませんし、聞いたこともありません。

投稿: MARK12 | 2011年2月23日 (水) 21時10分

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