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カメラケースの効果

カメラ毎日'68全国産カメラ白書のコラム記事で、カメラケースについて触れていました。
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これには、カメラケースはカメラを雨、風、光、熱衝撃からの保護、美観、防音、携帯に便利な効果の為にあるとしています。反面、操作し難くなったり、速写性が阻害されるといったマイナス面もあり、ベテランカメラマンにはケース無しで使っている方も多いとも書いています。
ただし、ことカメラ保護に関しては厚い皮のハードケースの場合、かなり有効で、場合によってはケース無しに比べ5倍~15倍高い処から落としても同じ衝撃ですむと書いてあります。当時はカメラが大衆化して来たとは言え、まだ高価でしたから、このような記事を読み、ケースに入れて大切に使っていた方も多かったのではないかと思いました。


私ももっぱら古いカメラはケースに入れて持ち歩く場合が多いのですが、それはカメラ本体にストラップを付けず、ケース側に付いている物を積極的に利用する為なのと、やはり保護が主な目的となっています。
例えば、ニコンSPやF,F2、ライカM3はケースにストラップが付いていますのでよく使いますが、M3の場合上カバーが外せない物を使っている都合上、純正品よりキヤノン7型の物に押し込んで使う事もあります。
また、ニコンF2ではDS-1、2、12を付けてEE仕様で遊ぶ時は専用のハードケースCH-11に入れますと、こちらもケース側にストラップが付いていますので、本体に付けなくても済み重宝しています。

余談ですが、個人的にはEEコントロールアタッチメントとモータードライブを付けた状態で収まるエバレディケースも出して欲しかったと思っています。とは言え、モーター付きF2やデータバック付きF2をケースに入れて持ち歩こうと考える方はそんなにはいないでしょうから、メーカーも懸命なというか常識的な判断をしたと思います。(^^ゞ
なにせ、ケースに入れているとフィルム交換や三脚使用の際は不便ですからね。

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コメント

ニコンS2とM42改のアサヒフレックスⅠAの時代はカメラケースに入れて使っていました。

銀箱を手に入れてからは、カメラはケースから出して使うようになり、ケースごと落下させてしまった時に備えて、タオルをクッション材に使い、レンズはレンズケースに入れて撮影に行きました。

投稿: ガタピシ | 2011年1月27日 (木) 16時47分

はじめまして。いつも楽しく拝見させてもらっています。

私はフォトミックFTn(前期)を長年使っているのですが、純正のエバーレディーケース(特にボトムケース)は私にとってはFを使う上で欠かすことの出来ない必需品です。グリップ的な役割がやはり最も大きいでしょうか。些細な部分では屋外でのフィルム交換時の裏蓋の置き場所という役目も外せなかったりします。

私の使っているケースは光学マークのついた黒のいわゆるセミハードと呼ばれているもの(中期Fの時代もの)なのですが、先日同タイプの光学マークなしのもの(後期Fの時代のもの)を手に入れ比較する機会を得ました。興味深かったのは設計的にはほぼ同じなものの、造りの丁寧さに相当な差があると言わざるを得なかったことでしょうか。残念ながら後期用のものは同じメーカーのものかと疑うほど造りが雑なものでした。この辺は個体差なのかもしれませんが。

記事中のコラムは1968年のもののようですが、カメラケースの役割としてはこの頃までが最も必要性が高く、その後は必要性の低下とともに質も低下していったようにも思います。F2以降に慣れ親しんだ方はどちらかというとケースを使わない方が多いようにも感じますが、そのあたりも要因のひとつなのかもしれません。ケースはF2のヒンジ式の裏蓋の利点をスポイルするものと言えなくもありませんし。

投稿: Luno | 2011年1月31日 (月) 21時47分

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