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ニコン新聞「新カメラの豆知識」コラム記事です。 (ニコン新聞246号より) 同様なコラム記事はトップアイにも掲載されていました。 (トップアイ80号より)
非球面レンズについての簡単な解説です。20数年前の記事で、この頃は普及価格帯のレンズにはあまり使われてはおりませんでした。しかし、現在は多彩なカメラ/レンズに使われ、私は、このコラム文末のように“非球面レンズの用途も一層広がりつつあります。”がごく普通になった感を持っています。(続きは明日)
2010年12月11日 (土) Nikkor Lens | 固定リンク Tweet
距離計連動レンジファインダー機のニューマミヤ6が登場した頃、光学ガラスもモールド成形ができるようになったと書籍で読んだのか、テレビの技術番組で見たのかは忘れましたが、たぶんテレビの新技術紹介のニュース番組で紹介されたものを見たのだと思います。
さすがに溶解した光学ガラスが特殊チューブから出てくる映像だけだったと思います。 その先はそれこそ産業界の製造の秘密の塊だと思います。
驚いたのは、ニューマミヤ6の距離計のパーツに、ライカM3に使用された小型のペンタプリズムが使われていたことです。 この小型ペンタプリズムがカメラの距離計に使われたことにより、ニコンもキヤノンも距離計連動式のレンジファインダー機から撤退して一眼レフの製造に経営の舵を切ったのですから。
ニューマミヤ6の価格からすると、この技術が使われたとしか、私には結論が出せませんでした。
現在、非球面レンズが普通に使われるようになったのは光学ガラスのモルド成形技術が一般化したとゆうことでしょう。
ただこの技術を使うには、この技術の使用に適した光学ガラスが必要なようです。 ニコンのHPを見ると、ニコンが販売している光学ガラスの種類が紹介されていますが、モールド成形用の光学ガラスも出ていました。
現在、レンズメーカーのレンズでも安心して使えるのは、光学ガラスが販売されるにようになったこともあるからかもしれませんね。
しかしレンズ・メーカーのシグマは光学ガラスの製造、AFレンズのモーター製造、レンズ側のCPUに至るまで、レンズの製造に必要なものは総て自社で設計から製造までを一貫で手掛けているそうです。
非球面レンスがいまでは普通に使われている感がするのは、たゆまぬ技術革新があったからですね。
MARK12さんへ。 以前、潜水艦の潜望鏡技術にファイバースコープが使われたのではと思ったのは、7年前、余病をから眼底出血をして失明した母の手術のため大学病院で手術を受けたのでが、この時、紹介状の一つを書いてもらった眼科医がゆうには、目を眼窩から取り出し、目を切開して血を洗いだし縫合するため、最低でも傷口がふさがるのに3週間の入院とゆわれていたので覚悟を決めて大学病院に行ったところ、この頃、新しい術式が行われるようになっていて、目の角膜部分に3か所の小さな穴をあけ目の中を自由に見れる極小ファイバースコープを入れ、さらに目の中の血を洗いだすための液を通す極小チューブを入れてもう一つの穴から洗った液を出す手術を受けた時の印象が強かったからかもしれません。
いま冷静に思い出してみると、この術式を決定した医師(大学教授ですね。母の担当をしたのは女医さんでした)の診察室は大学病院なので研修医たちが先生が見ている目の中が見えるように小型デジタルカメラが組み込まれている診察用具からの映像が一緒に見られる液晶のモニターがあったのですから、我ながら思い込みによる、このHP荒らしになる寸前にまで行ってしまった自分の滑稽さに恥じ入るばかりです。
どうもすいませんでした。
ただいえることは、アメリカ軍の改装されたミシガンの潜望鏡も、そうりゅう級の潜望鏡も私たちの想像を絶する先端技術の塊なのは確かですね。
投稿: ガタピシ | 2010年12月11日 (土) 15時17分
ガタピシさん
ファイバースコープと光ファイバーの件は、単なる用語の勘違いかと思っていましたが、そう思った背景の理由があったんですね。 どちらも電子画像で見たりしていますのでややこしいですね。
潜望鏡や焼夷弾の件では、当方も言い過ぎたと反省しています。 ガタピシさんのコメントで正しい、良いと思うものは以前もその旨書いていましたように、書込内容自体が対象でした。 今後も疑問に思うことは、突っ込みを入れるかもしれませんが、もっと、おおらかなものにしたいと思います。 細かいことは、あまり気にしないようにします(自分の書込みも含めて)。
投稿: MARK12 | 2010年12月11日 (土) 21時36分
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久野 幹雄: ニコン―レンジファインダーニコンのすべて (★★★★★)
青山 祐介: 究極のニコンカメラ (★★★★★)
佐藤 治夫 /大下 孝一 : ニッコール千夜一夜物語―レンズ設計者の哲学と美学ニッコールクラブ会報に連載されていた記事に加筆して1冊にまとめたものです。 ニコンサイトでも閲覧可能 (★★★★★)
豊田 堅二著: ニコンファミリーの従姉妹たちニッコールクラブ会報に連載されていた記事に加筆して1冊にまとめたものです。 ニコンサイトでも閲覧可能 (★★★★★)
落合 泰之著: ニコンカメラレンジファインダーニコンを紹介。コレクターの方必携です。 (★★★★★)
コメント
距離計連動レンジファインダー機のニューマミヤ6が登場した頃、光学ガラスもモールド成形ができるようになったと書籍で読んだのか、テレビの技術番組で見たのかは忘れましたが、たぶんテレビの新技術紹介のニュース番組で紹介されたものを見たのだと思います。
さすがに溶解した光学ガラスが特殊チューブから出てくる映像だけだったと思います。
その先はそれこそ産業界の製造の秘密の塊だと思います。
驚いたのは、ニューマミヤ6の距離計のパーツに、ライカM3に使用された小型のペンタプリズムが使われていたことです。
この小型ペンタプリズムがカメラの距離計に使われたことにより、ニコンもキヤノンも距離計連動式のレンジファインダー機から撤退して一眼レフの製造に経営の舵を切ったのですから。
ニューマミヤ6の価格からすると、この技術が使われたとしか、私には結論が出せませんでした。
現在、非球面レンズが普通に使われるようになったのは光学ガラスのモルド成形技術が一般化したとゆうことでしょう。
ただこの技術を使うには、この技術の使用に適した光学ガラスが必要なようです。
ニコンのHPを見ると、ニコンが販売している光学ガラスの種類が紹介されていますが、モールド成形用の光学ガラスも出ていました。
現在、レンズメーカーのレンズでも安心して使えるのは、光学ガラスが販売されるにようになったこともあるからかもしれませんね。
しかしレンズ・メーカーのシグマは光学ガラスの製造、AFレンズのモーター製造、レンズ側のCPUに至るまで、レンズの製造に必要なものは総て自社で設計から製造までを一貫で手掛けているそうです。
非球面レンスがいまでは普通に使われている感がするのは、たゆまぬ技術革新があったからですね。
MARK12さんへ。
以前、潜水艦の潜望鏡技術にファイバースコープが使われたのではと思ったのは、7年前、余病をから眼底出血をして失明した母の手術のため大学病院で手術を受けたのでが、この時、紹介状の一つを書いてもらった眼科医がゆうには、目を眼窩から取り出し、目を切開して血を洗いだし縫合するため、最低でも傷口がふさがるのに3週間の入院とゆわれていたので覚悟を決めて大学病院に行ったところ、この頃、新しい術式が行われるようになっていて、目の角膜部分に3か所の小さな穴をあけ目の中を自由に見れる極小ファイバースコープを入れ、さらに目の中の血を洗いだすための液を通す極小チューブを入れてもう一つの穴から洗った液を出す手術を受けた時の印象が強かったからかもしれません。
いま冷静に思い出してみると、この術式を決定した医師(大学教授ですね。母の担当をしたのは女医さんでした)の診察室は大学病院なので研修医たちが先生が見ている目の中が見えるように小型デジタルカメラが組み込まれている診察用具からの映像が一緒に見られる液晶のモニターがあったのですから、我ながら思い込みによる、このHP荒らしになる寸前にまで行ってしまった自分の滑稽さに恥じ入るばかりです。
どうもすいませんでした。
ただいえることは、アメリカ軍の改装されたミシガンの潜望鏡も、そうりゅう級の潜望鏡も私たちの想像を絶する先端技術の塊なのは確かですね。
投稿: ガタピシ | 2010年12月11日 (土) 15時17分
ガタピシさん
ファイバースコープと光ファイバーの件は、単なる用語の勘違いかと思っていましたが、そう思った背景の理由があったんですね。
どちらも電子画像で見たりしていますのでややこしいですね。
潜望鏡や焼夷弾の件では、当方も言い過ぎたと反省しています。
ガタピシさんのコメントで正しい、良いと思うものは以前もその旨書いていましたように、書込内容自体が対象でした。
今後も疑問に思うことは、突っ込みを入れるかもしれませんが、もっと、おおらかなものにしたいと思います。
細かいことは、あまり気にしないようにします(自分の書込みも含めて)。
投稿: MARK12 | 2010年12月11日 (土) 21時36分