テレ・コンバーターTC-14の兄弟
以前にテレコンバーターTC-14を紹介しました、これには後継モデルがいくつかあり、それぞれにTC-14AS、TC-14BS、TC-14CSと型番が振られました。
それぞれには、主に焦点距離が200mm以下のレンズ用のTC-14AS、主に焦点距離が300mm以上の望遠レンズ用のTC-14BS、Ai300mmF2S専用の14CSとなっていました。TC-14CSは光学系は14BSと同一ですが、大きく重いサンニー用に鏡胴が強化されているようです。
さて、余談ですが、下の適応表は初代TC-14の物ですが、これには適応レンズの抜けがあります。
それは135mmF2.8で、このレンズは後玉がマウント面より入り込んでおり干渉しませんし、ケラレも生じないようです。こういったレンズの抜けや間違いが当初はいくつか見られ、確か1982年5月以前のニッコールレンズカタログでの適否では180mmF2.8が可であり、135mmF2.8は否でした。これらカタログを見て180mmとTC-14を組み合わせて使うと、レンズが干渉し傷を付けてしまう恐れがあった訳です、永い間放置されていましたので、もしかしたら実際に傷を付けてしまった方も居られたかもしれません。とはいえ、私個人の見解では、慌て者で無ければ、気がつくような気もしますが・・・・
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