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マイクロニッコール55mmF2.8 テスト記事

写真工業1980年9月号には各社の標準域の接写用レンズの特集が組まれ、その中のマイクロニッコール55mmF2.8のテスト記事を紹介します。

Micronikkor50mmf28aistest
マイクロニッコールやウルトラマイクロニッコールといった接写複写分野(拡大/縮小撮影)は昔から定評があり、結果は概ね良い評価でした。
仕様などは以前紹介しましたものを参考にしてください。
Aiマイクロニッコール55mmF2.8は存在したのか?
Aiマイクロニッコール55mmF2.8は存在したのか?続編

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カメラでは唯一の五ヶ年間品質保証付 キヤノンIV-SB

現在では販売店独自の補償を含め、3~5年保証の電化製品も多々見られ、あまり珍しくは感じていない方が多いのではないでしょうか。
しかし、当時のカメラは信頼性も低く、5ヶ年間の品質保証はほとんど無かったように思います。
キヤノンの五ヶ年品質保証、それだけ技術力を付けて来たのでしょう。
ただし、この画面上の保証書には保証期間を書き入れる欄はありますが、明確な期間を示す文言は見られません。
恐らくは裏面には記載があるのでしょうが、裏を良く読まない、慌て者の方なら、好きなだけ期間を延ばして書いてしまわないでしょうか?
Ivsbs1954年頃のアサヒカメラ誌広告より

因みに当時の日本光学ではカメラもレンズも一ヵ年間の保証でした。永い間一ヵ年の保証でしたが、近年ニコンF5辺りから三ヵ年の保証の機材も出て来たように思います。

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小さな水準器

以前にキャラメルくらいの大きさのアクセサリーシューアダプターを紹介しましたが、今回も同様に小さなアクセサリーを紹介します。
レンジファインダーニコンカメラの時代からニコンFの頃に掛けて発売されていたパノラマヘッドの附属の水準器で、ヘッドの上に載せたり、アクセサリーシューに差し込み、水平を出す目安にする物で大きさはおよそ15ミリ角です。
Photo

これは後期のニコンF時代、ヘッドもレンズの距離表示がミリに変わった頃の物です。
価格は550円でした。

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世界のレンズ・世界のカメラ

1953年9月頃のニッコールレンズとニコンSの広告です。
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これにはタイトルのように世界の・・・とありますが、その表現の初めにレンズを使っています。
この頃より少し前、有名になったダンカンを撮ったニコール8cmが話題に上がったのをはじめ、ニッコールレンズが世界で注目を浴びた為でしょうか?

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ニコレックス8F広告

ニコレックス8Fカメラには当初からズームコンバージョンレンズとの組み合わせを想定した販売をしていました。
8fs
これはそれまでのニコレックス8とニコンズーム8の折衷案のように感じました。

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眼底カメラ

カメラ工業誌昭和39年2月号には、あまり知られていない眼底カメラを紹介していました。
ただし、こちらは日本光学製ではなく、マミヤ光機株式会社(当時)の物で、一式63万円という事です。
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眼底カメラは、当時、日本光学でも製造しておりましたが、私はあいにく詳しい資料を持ち合わせておらず、やむなく今回マミヤ製を紹介しましたが、各社それぞれ特徴があるようで、日本光学のものとの違いなど知りたい所です。

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N-FリングとL-Fリング

これはN-FリングとL-FリングのニコンFマニュアルで紹介されていた部分です。
Nfrings
単純な物ですので、それほど説明は必要なく、内容は簡潔なものとなっていますが、L-Fリング説明文を見ますと、Lマウントの望遠レンズは18cm、25cm、50cmの3種で、35cmは無かった事が分かります。

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ニコンF2時代のガゼットケース

1974年11月現在のバッグ、ケース類のカタログのうち、ガゼットケースの部分です。
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時代的にはF2時代で、以前に紹介しました>Nikon ガゼットケース カタログの2世代後くらいの物です。
この中のFB-12と13は同じ側バッグを持つ兄弟のような物で、中の仕切りがモータードライブ付きカメラをそのまま収納できるようにした物がFB-13で、歴代モーター付きカメラ収納ガゼットケースの型番がFB-4、7、10、13と3番飛びで付けられているのが面白いです。

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新製品 ニコンS型用B.C.B.フラッシュガン

アサヒカメラ1951年8月号の日本光学の広告です。
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この広告を見ると、ニコン用アクセサリー B.C.B.フラッシュガンがニコンS型用に改良したウェスト特製である事が分かります。

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高速1/2000秒。 何よりも確かさを大切にして。

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ニコンF2のシャッター、それも1/2000秒の正確さをアピールした広告です。
右側の画像は1/2000秒時のスリット幅を現しているのでしょうか。幕速が36mm幅をおよそ10ミリセカンドで走りきるシャッター幕ですので、1/2000では1.8mmのスリット幅となる計算です。私は、画像を見るとなんだかそれよりも広く感じます。

まあ、画像のものはイメージなだけで、必ずしも1/2000秒とは限らない訳でして、私の勝手な思い込みだけなのですが、なんとなくこれを見ると1/2000秒時のものと思えてしまいませんか?

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アメリカにおけるニコンの評判

下は1952年6月号モダンフォトグラフィー誌「ニコン報告書」をアサヒカメラ同年6月号で要旨を紹介したものです。
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この中にはその前年12月のニューヨークタイムス紙の記事にも触れています、この誌面がモダンフォトグラフィー誌の記事掲載の切っ掛けになったのかもしれません。

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ニコンF2データ 初期型?

写真工業1975年6月号の連載記事『「システムカメラ思考」16回データ・システム』にニコンF2用データ装置として下の250枚撮りフィルムバックが載っていました。
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ニコンF2データの発売は1976年11月で、この記事にあるカメラは特注品もしくは試作品ではないかと思われます。
あまりハッキリとした画像ではありませんが、データバックのデザインや、マスクされ、データの写る範囲の違いが分かると思います。


記事によると、250枚撮りフィルムバック・モータードライブ用で、画面左側に幅3.5ミリ×12mmの大きさで3針式の時計と年月日、メモ板に記入した文字が写し込め、AC電源利用時には秒あたり3コマまでの写し込みが可能とあります。データ写し込み範囲が大きく時計ユニットもしくはデートユニットとメモ書きの両方写せるようですが、画面左3.5ミリ分がそっくりマスクされてしまい、製品では改良の後が伺われます。

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ニコン双眼鏡 セールスチャート

ニコン双眼鏡セールスマニュアルに載っていた双眼鏡の一覧図です。
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これは1970年頃の物ですから、製品のラインアップにダハプリズムタイプの物はありません。
価格は以前に紹介しました1970年ニコン双眼鏡価格表を参考にして下さい。

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新製品!ニコン及附属品携帯ケース

1952年6月アサヒカメラの日本光学の広告です。
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これにはニッコールレンズやニコンSと共に携帯ケースも新製品として紹介されています。
このケースでトランク型は角型で稀に市場で見かけますが、数はあまり多くはないようです。
一方、画像のようなガゼット型は比較的見かけますが、この新発売当時の物と同じ型なのかは分かりません。

さて、この画像を見ますと、ケース収納品が大まかに分かりますが、面白いと感じたのは、カメラとレンズ全てがそれぞれ革製ケースに納められた状態で収納されている事です。それだけ大事に扱われる高級品と言う事でしょうか。
また、レンズケースの革紐が短いのも、このようなガゼットカースから取り出し易いようにという配慮からとも思いました。

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ライツミノルタ 6面写真と仕様

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写真工業1974年3月号で紹介されていたライツミノルタの仕様などです。
ミノルタ製造の為とはいえ、私にとっては、ライカMマウントのカメラが65000円(本体のみ)で買えるようになったのは当時としてはかなり魅力に写りました。しかも、シャッター幕直前に受光素子を持ってくるTTL測光の露出計も備えており、実用性も満足できる物でしたが、唯一、コンパクトなカメラの泣き所は、有効基線長が18.9mmと短い事でしょうか。とはいえ、この技術資料では90mmレンズでも満足して使用できるとあります。
まあ、ズマレックス85mmやスミクロン90mmといったレンズは鏡胴が太く、測距窓を隠してしまい、実用には供しないと思えますので、実質エルマー90mmやMロッコール90mmを使う事になるのを想定したものとなっています。

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ニコンF2広告 名機の精神を名機が受継ぐ。

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「名機の精神を名機が受継ぐ。」とは、右の文言にあるようにニコンFとF2の事ですが、その前のニコンSP、S3のS系とニコンFとも同じ事が言えるかと思っています。

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ニコンF2S+DS-1、キヤノンF-1+サーボEE、ミノルタX-1 簡易技術資料

写真工業1974年5月号には「35ミリTTL・EE一眼レフを検討する」が特集され、その中に機種ごとの簡易技術資料が掲載されていました。


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上はその中のニコンF2フォトミックSにEEコントロールアタッチメントDS-1付き、キヤノンF-1にサーボEEファインダー付き、ミノルタX-1のEEファインダー付きそれぞれの簡易技術資料です

この頃はフジカST901と言ったようなファインダー内にLEDでシャッター速度の表示がでるカメラも登場しだした時期でもありました。キヤノンF-1の開発が進みだした1960年代半ばの技術での上のようなEE系ファインダーと、ST901ようなLED表示のAEとは同じ誌面の同じ特集でも随分開きを感じ、技術の進歩を感じたものです。

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ファインダーシステムについて

これはまだフォトミックTファインダーとフォトミックTnファインダーが併売されていた時期のセールスマニュアルの1ページです。
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平均測光と中央部重点測光のTTLファインダー、どちらも同じ時期に売られていたら、あなたはどちらを選ぶでしょうか?

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ニッコールオート50mmF2(C)

先日のニッコールレンズの広告でカットモデルが出ていたニッコールオート50mmF2の仕様などです。
レンズ構成などが同じである事が分かるかと思います。

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しかし、カットモデルを見ますと距離環や絞り環部分が非常に薄く見えます、これは恐らくローレットの谷部分で意識的にカットしたのではないかと思います。

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あのライツ社とミノルタの技術提携、第1号 ライツミノルタCL―新発売

ライツミノルタ新発売の広告です。
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ミノルタとライツとの間に技術提携が成立したと発表されたのが1972年6月、翌年8月、ライツ設計ミノルタ製造と言われたライツミノルタの発表があり、同年末に発売されました。(日本以外ではライカCLとなっての発売でした。)

1972~3年と言えば、ニコンカメラ関係では、ニコマートELやニコンF2フォトミックS+EEコントロールアタッチメントDS-1と言ったTTL自動露出カメラが出た頃ですね。
余談です、もし、この提携が日本光学とライツだったなら、ライツニコンCLとでもなったのでしょうか?私はライカCLとニコンCLといったような、双方の銘のみでの発売になったような気がします。
尤も、ニコンカメラにはS系ニコンマウントのカメラを持っていた経緯がありますので、当時の情勢から言って、Mマウントのカメラを出す筈もなく、提携自体の話も考えられなかったであろうとは思います。

*カタログを探したのですが、見つからず、近いうちに技術資料だけでも紹介したいと思います。

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光学ガラスの種類

写真工業1974年2月号巻末には光学ガラスのデータが載っていました。

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ガラス一覧図はショット社と小原光学のものです。この頃は既にEDレンズを完成していますので、日本光学で作っていた光学ガラスのデータがあると、これらガラスでどれに近いのか比較出来、面白いのですが・・・

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膨大なデータが光を一点に結集。

1973年夏頃のニッコールレンズの広告です。
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この広告には、丁度レンズのカットモデルが出ています、これを見ると、ほとんどの鏡胴部品がアルミ系素材である事が分かります。
それ以外の部品は、マウント部分と一部が真鍮のような素材であろうと思います、総合的に硝子と金属意外は使われていないように見受けられます。それに比べ、現在はいわゆるエンジニアプラスチック系の素材が結構な比率で含まれているようですから、更に軽量化されています。しかし、重厚感、質感といった、いわゆる持つ喜びと言ったものは希薄になってきているように感じます。とはいえ、個人的には、近年発表されているレンズには魅力的なレンズも多数あり、それらに絞り環とカニの爪が装備されていたなら、無理しても買ったかもしれません。

余談ですが、広告に載っているカットモデルはニッコールオート50mmF2(C)だと思います。これを見ますと、距離環がダブルヘリコイドとなっている事や、カニの爪が下になっている事により上下逆さになっている事が分かりますね。

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Nikon ガゼットケース カタログ

1960年代末頃のニコンガゼットケースカタログです。以前にニコンF時代のガゼットケースを紹介しましたが、それの画像部分の次の世代にあたるかと思います。
この頃はバッグ毎に収納品を想定した内容となっていました。
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革製品の為、現在でも実用可能な物を見かけますが、フォームラバーケース2型は、残念ながら、内部クッション材のスポンジが劣化(加水分解?風化?)した物を結構見かけます。(2型、FB-8はクラリーノ)

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オプトテクノロジーの未来へ。  Nikon新聞1985年1月号

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Nikon新聞1985年1月号中面の画像です。
当時のニコンの製品や使われている場面を掲載しています。
この中では、私は下のF3で撮られたシャトルでの選外活動写真が好きです。
一番下の物は、背景の地球からの日の出?の端部の光でしょうか、幻想的な色が美しいですね。

このような写真は、今はNASAのサイトなどでかなり公開されているようですので、それほど珍しくもないのかも知れませんが、当時はあまり紹介されていなかったよう感じています。
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S2そっくりさんの仕様

以前にS2そっくりさんとして紹介したメルコンII型とタナックSDの仕様などです。
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Sds(カメラ年間1958~9年版 日本写真機工業会編より)

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ムル井フムーロク 菊

国産化最初のロールフィルム、菊クロームフィルムの広告です。
変わったタイトルで?と思われた方も居られるかと思います。
下の画像を見ると一目瞭然なのですが、昭和初期頃まではこのような横書きの場合も縦書き同様に右から表記する場合が見られたのです。
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広告は昭和10年頃のもので、この頃は既にさくらフィルム(小西六写真工業)は発売されて居ましたが、富士フィルムは翌年の発売でした。

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ライカM3の速報 フォトキナ特報

以前に写真工業25号に出ていたライカM3の詳報を紹介しました。
今回はその前号(写真工業24号)に載っていたフォトキナでの特報という形でライカM3を3頁にわたり紹介しています。

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記事最後に載っていますが、M3発表前日に書き上げ、カメラ雑誌でのM3紹介ではかなり早い物だったと思います。
その為、記事は、カタログの内容に沿うもので、北野氏の私見は次号のライカM3の詳報となりました。

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世界初のAFズームマイクロレンズ、誕生。

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AFズームマイクロニッコールED70~180mmF4.5~5.6Dのカタログです。
カタログの説明にあるように、距離一定で撮影倍率を変えて撮ったり、同一倍率で遠近感を変えたりと言った使い方を考えて作られたレンズです。
当時より以前にも、巷にマクロ機構の付いたズームレンズも多数出ていますが、一般にそれらはあくまで、近寄れるだけで、近接撮影での描写性能はある程度犠牲になっています。しかし、近年の物はそれも改善されてきてはいるようです。

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待望の新望遠レンズ新発売!! ニッコール10.5cmF:2.5

以前に「ニッコール10.5cm F2.5 新発売」として写真工業の広告を紹介しましたが、今回はアサヒカメラの1954年10月号のものです。
「軽合金鏡胴 主要部分黒色美麗仕上げ」とあるように、この頃から黒色鏡胴のレンズがいくつか見られるようになってきました。因みに、これより前には8.5cmF1.5や25cmが黒色鏡胴で発表されています。
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このレンズは後にコンタックス用や特注(か改造品)でしょうかM42マウントの物も市場に出ました。

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ニコンF2カタログ 最終版

ニコンF2カタログの内容的には最終にあたる物です。
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初期カタログとは8年の開きがありますので、レンズAi化を筆頭に、データバックなどシステムが進化、充実してきました。

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超小型カメラの最高級品 ミノックス

光画月刊1950年12月号には「注目すべき内外二ツのカメラ」という特集が組まれ、その中の外国製カメラとして、ミノックスが取り上げられていました。(国産はミノルタフレックス)
1950年ですと、ミノックスのII型と言う事になるようで、それまでの物よりレンズ構成が変わったとのことです。
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これは下の記事の断面図をもう少し見易く大きくしたもので、こちらで新型のレンズ構成などが確認できます。

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関連記事:ニコン16ミリカメラ


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