U.S.CAMERAが選んだ世界の8大カメラ 1958年
1958年5月のアサヒカメラ誌の旭光学工業株式会社の広告です。
これには、8大カメラとしてアサヒペンタックス、キヤノン、ニコン、ライカ、コンタックス、エキザクタ、プラクティナ、アルパが選ばれていました。
しかし、機種名は載っておらず、国産カメラで当時の現行機種で推察しますと、アサヒペンタックスはAP型(後に命名)、キヤノンはVT/VL型、ニコンはSP型であるように思います。
広告中の文言に『これらカメラは自動車でいえば、キャデラックかロールスロイスのようなものだ。』
といったものが見られます。さすがに少々大袈裟な感は否めませんが、カメラが大衆化してきたとは言え、まだ、この頃は高級カメラはある種のステータスシンボルであった事は間違いなかった時代でもありましたし、一眼レフカメラはその中にあって、最新のカメラでもありましたので、この文言を引用したあたり、アサヒぺンタックスの相当の自信の現れでもあったのでしょう。
その後、アサヒペンタックスの一眼レフは、いち早くTTL露出計内蔵のSPを発表し、大ヒットした事は皆さんご存じのとおりです。
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