ニコンF4 ファインダーDP-20展開図
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1958年5月のアサヒカメラ誌の旭光学工業株式会社の広告です。
これには、8大カメラとしてアサヒペンタックス、キヤノン、ニコン、ライカ、コンタックス、エキザクタ、プラクティナ、アルパが選ばれていました。
しかし、機種名は載っておらず、国産カメラで当時の現行機種で推察しますと、アサヒペンタックスはAP型(後に命名)、キヤノンはVT/VL型、ニコンはSP型であるように思います。
広告中の文言に『これらカメラは自動車でいえば、キャデラックかロールスロイスのようなものだ。』
といったものが見られます。さすがに少々大袈裟な感は否めませんが、カメラが大衆化してきたとは言え、まだ、この頃は高級カメラはある種のステータスシンボルであった事は間違いなかった時代でもありましたし、一眼レフカメラはその中にあって、最新のカメラでもありましたので、この文言を引用したあたり、アサヒぺンタックスの相当の自信の現れでもあったのでしょう。
その後、アサヒペンタックスの一眼レフは、いち早くTTL露出計内蔵のSPを発表し、大ヒットした事は皆さんご存じのとおりです。
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この表紙だけを見ますと、ニコンSPのカタログのように思えます。
しかし、実際は下のように、昭和37年当時のニコンカメラ(S系)用総合カタログと言えるものです。
これには、先日紹介しました、日本光学の製造した全天カメラが、「魚眼ニッコール付きカメラ」としてカタログに載っていました。
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写真工業1987年1月号に掲載されていた「未来カメラ談義」記事の終わり部分には、1986年5月上野の科学博物館で開かれていた「日本のカメラ発達展」で紹介されていた未来カメラについて触れ、その中でデジカメや手ぶれ補正などの予想が出てきました。これら予想は23年を経た現在実現していますが、本文最後に結んでいるように、何年後に実現するかには一切触れられていないのが残念です。
記事はこちら
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接写用レンズとしてポピュラーなマイクロニッコールPオート55mmF3.5の使用説明書です。
TTL測光での使用を前提としたレンズで、それ以前のマイクロニッコールオート55mmのように、レンズを繰り出すと絞りが開けられて行く(())といったような仕様にはなっておりません。
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オリンパスの本格35ミリ一眼レフシステムカメラとして登場したMシステムの一覧図です。
登場当初より顕微鏡撮影や接写関係の充実ぶりや、データバックも早くから開発されている事、コンパクトな秒5コマのモータードライブ、現在ではポピュラーになった、ファインダーを外さず交換するフォーカシングスクリーンなどが特徴といえるかと思います。
因みにM-1(OM-1)にモータードライブ1と200mmF5レンズ、18Vのバッテリーグリップを付けても約1500グラムで、
ニコンF2にニッコールオート200mmF4を付けた物が約1470グラムとほぼ同じ重さでしたから、大雑把ではありますが、ニコンF2のモータードライブシステム分軽いと言えそうです。確か、当時の広告でも、こう言った比較をしたものがあったように記憶しています。
ただし、これらシステムも発表当初から用意されていた訳ではなく、下の価格表を見て分かりますように、OMシステムと改名された後に発売された物もいくつか有りました。
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下はニコンFマニュアルに載っていたニッコールT50cmF5の説明部分です。
ニコンFに付けますと、マウント面からフードを含めない鏡筒先端まで約55cmと長く、しかも重量は8.5kgもあります。
これはなんとAiニッコールED300mmF2Sや同600mmF4Sより重く、レフレックスニッコール2000mm(17.5kg)やAiズームニッコールED1200~1700mmF5.6~F8(16kg)、レフレックスニッコール1000mmF6.3(10kg/9.9kg)に次ぐ歴代4番目の重量級レンズです。
めったに見かけないレンズですが、当時は報道機関で多くが使われていたようですから、もしかしたら、まだ何処かの新聞社などに眠っているかもしれないですね。
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上はニッコールクラブバッジとキヤノンクラブ(現キヤノンフォトサークル)のバッジです。(大きい方が古い物です。)
ニッコールクラブは以前紹介しましたとおり昭和27年発足、キヤノンクラブは下の広告のように昭和29年の発足です。
余談ですが、これらキヤノンレンズが、もし、改名されず、セレナーレンズだったとしたら、もしかして「セレナークラブ」とでもなっていたのでしょうか?
余談ついでに、私は過去にこれら2つのクラブの他にオリンパスカメラクラブ(OCC)にも入っていた時期(1972年頃~数年間)がありましたが、こちらも現在はズイコークラブ支部?と改変されたようです。
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何年か前に亀倉雄策氏デザインのニコマートのポスターを紹介しました。
今回はニコマートポスター第二弾です。
前回同様蝶をモチーフにした物です、私は、これら蝶に少し興味を持ちました。タテハ蝶の仲間、柄からイチモンジ蝶のような印象を持っていますが何でしょうね?それと、背景は波しぶきでしょうか?
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背景と同じ場所を円周魚眼レンズで撮った中にニコンF2を合成した広告でしょうか。
これらは以前紹介しましたニコンF2新発売広告の時、私のお気に入りの画像として写真工業の表紙カラー画像で紹介しましたものと同様のものです。
アサヒカメラなどの誌面ではカラーだったと記憶していますが、生憎残っておりませんので、今回はモノクロの写真工業版となりました。
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ピカイチカリブの広告です。
今では生活防水の携帯電話やコンパクトデジカメもいくつか見られますが、当時は少数派でした。
因みにニコンのコンパクトデジカメで生活防水を謳った初めのカメラは、キッチリ調べた訳ではないので間違っているかもしれませんが、おそらくクールピクスS2でJIS保護等級では4級だったと認識しています。
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GNニッコール分解手順図を以前に紹介しましたが、組み立てに関する要点などを知りたいという方が居られ、今回それを紹介します。(分解手順図を参考にしながらのものとなります。)
GNニッコールは故障品をいくつも見ていますので、割合困っている方も居られるのではないでしょうか。
とは言え、カメラ全般に言える事ですが、こういった物は、初心者が安易に修理出来るものではありませんので、御自身で最後まで面倒を見る事が出来る方限定です、その点は肝に銘じておいてください。
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「レンズのボケ味を解剖する」という記事が51年前のアサヒカメラに載っていました。
これには「ボケ味こそ写真の特徴」「ボケ味とは何か」「ボケの調べかた」「市販レンズのボケの形」「普通撮影でのボケかた」「ボケ味を自由に作る」といった副題があり、調べたレンズも個人的には興味を持っていたレンズがテストに多数含まれていた事もあり、楽しく読む事ができました。
最後の「ボケ味を自由に作る」では以前に紹介しました「世界初 ボケ味コントロールレンズ AiAFニッコール135mmF2S」のような内容のレンズを連想してしまい、いささか期待外れになってしまいましたが、面白い試みではありますね。
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これは1978年春発行のカメラレビュー誌に乗っていた35ミリ判用交換レンズの一覧の冒頭部分です。
冒頭文にありますように、1978年春当時日本国内で発売されている462本をメーカー問わず焦点距離別に分け、スペックの比較が出来るようになっています。
32年前の一覧ですから、現在では価格などは参考にはならないかと思いますが、メーカー問わず横断的にまとめた貴重な資料の1つだと思います。
一覧表はこちらです。
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以前にカラーで見るニコンの内部 ニコンFMを紹介しました、今回はニコノスIV-Aを紹介します。
ニコノスは水深50メートルまでの防水構造となっていますので、ファインダーを含む外箱部とOリングを持つ裏蓋部、内部機構部と前板を組み込んだ本体部に分かれています、これを見ると本体部のおおよその様子が分かるかと思います。
ニコノスIIIまでは外殻とファインダーを含んだ本体部に分かれていて前板部も確認できましたが、このモデルから、裏蓋開閉式とし、外箱と本体は通常一体のようになっていますので、上の画像のように本体前板部を見る事はありませんね。
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先日、>ニコンF3AFの透視図を紹介しました。
今回はそれを見ながら、こちらと照らし合わせて見ていただくとメカニズムがより分かりやすいかと思い、カメラレビュー連載の最新カメラ分解シリーズNo.21 ニコンF3AFを紹介します。
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この記事のように、各カメラ店へ資料が配布され、お客様へおおよそでも修理料金の目安を示す事ができるようになったのは案外と近年になってからの事なのです。
(この記事は28年以上前のものですから、料金は参考にはなりませんので注意してください。)
これに関連して(少々こじつけですが)、ニコンでは今年春から、現行機種をはじめ、普通修理可能なモデルに関しては一律修理料金制を開始しましたので参考にしてください。
余談ですが、私は修理依頼する時、必ず修理の際交換された部品の返却もお願しています。
言ってみればゴミなので、それを再利用するつもりは毛頭ありませんが、交換された部品でも永い間使ってきたカメラの物ですと、何か捨てがたい愛着のようなものを感じてしまう事があります。
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1977年3月にFマウントニッコールレンズがAi化された当初すぐにズームニッコールの80~200mmF4.5もAi化されたレンズの1つです。
しかし、このレンズ、実はひっそりと世代交代がなされていた事を知っている方は案外少ないのではないでしょうか?
1977年3月登場のAiモデルは旧来のズームニッコールオート80~200mmF4.5と同じレンズ構成、スペックも変更はありませんでした。
これが、半年から最大でも9カ月以内に新設計のAi Zoom Nikkor 80~200mm F4.5へと切り変わったのですが、ほとんどのカメラ雑誌などの新製品紹介欄には取り上げられなかったようで、先に書いたようにあまり知られていないのです。実は私も変更後のレンズの正確な発売日を知りません。
下はニッコールレンズカタログの同レンズの外観を比較しやすいよう並べた物です。
上が1977年7月1日現在のカタログからのもの、下が1977年12月1日現在のカタログからのものです。
これが新設計のスペックを記したデータシートです。
サイズや重量、レンズ構成、撮影距離などのスペックは同じですので、旧型Aiモデルの仕様はこちらのズームニッコールオート80~200mmF4.5を参考にしてください。因みに価格は新旧とも101000円で変更はありません。
さて、この改良され描写性能の向上や軽量化がなされたAi Zoom Nikkor 80~200mm F4.5ですが、こちらも1981年10月Ai-S化モデル登場の際には新設計のAi Zoom Nikkor 80~200mm F4Sへと切り替わってしまいましたので、4年足らずで幕を閉じてしまった事になります。
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