ニコンF2のライバル ミノルタX-1初期カタログ 前編
キヤノンF-1初期カタログに続きミノルタX-1の初期カタログです。
こちらもページ数が多く、2回に分けてのスキャン予定です。
また、価格表はこちらを参考にして下さい。
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コメント
私も1970年代半ばにミノルタを使用していました。XEとX-1(後期のAEファインダー)でした。
XEはシャッターの軽快な音、巻き上げレバーのスムーズさやフィルム送り状態が表示される安全機構が気に入っていました。後にライカにOEMされました(R3)。ただ、ファインダースクリーンが交換できず、交換レンズが当時としては豊富でしたが、唯一の欠点です。
X-1の後期AEファインダーはよくできていました。マウントが各社共通だったら、ボディーはそのままミノルタを使ったでしょう。結局、300ミリ以上の望遠レンズを仕事で必要とするようになって、ニコンに変えました。
X-1はモータードライブが専用ボディーのみで、F-1やF2のコンポより高かったのです。
後期のAEファインダーだけを考えると、F3を先行していましたね。
投稿: しんじ | 2010年8月18日 (水) 00時11分
XEは、XシリーズのフラグシップたるX-1の後に出たモデルですが、しんじさんも書かれているようにXEは、シャッター音の軽快さ、巻き上げレバー作動のスムーズさ、レリーズの押し具合などの感触の良さは特筆に価する一眼レフだと思います。
ライカR3のベースとなったのも頷けます。
それまでの縦走行メタルFPシャッターの代表だったコパルスクェアS/SE系シャッターのショックや音に比べるとXEで採用されたライツとコパルが提携して開発したCLS(コパル・ライツ・シャッター)は、ミノルタXEやライカR3に組み込まれますが、シャッター作動の感触が非常に良くなった感じがしたものです。
ミノルタのXシリーズの中では、X-1とXEが特に好きで、XD/XDsも好きです。
XEは、メーター作動が良好なものは2台を所有しています(1台は白黒パンダ外装に改造、もう1台は比較的最近入手の黒モデルの美品です)。
X-1は発表当時から気になっていた一眼レフで、いつかは欲しいと思っていましたが、長年の憧れで探していたアイレベルファインダー(Pファインダー)の美品が付いたX-1をやっと今年になって入手しました。
ボディの方は今回紹介されているカタログに載っている前期型です。
いずれはAE-Sファインダーが付いた後期型ボディも欲しいのですが、最近は中古市場でもあまり見かけなくなりました。
ミノルタX-1初期カタログに掲載されているX-1モーターは試作品のようで、SR-Mのイメージに近いグリップ型バッテリー式になっていますね。
X-1発表からおよそ2年後の登場となった実際のX-1 Motorは、一体式ながらF2のモータードライブに近いフォルム・形式となりました。
この形式は、70年代中期のコンタックスRTSや80年代のキヤノンNew F-1に継承されていると思います。
外付け式のモータードライブに関しては、やはりニコンは進歩的で、一世代分前を進んでいたといえるでしょうね。
投稿: MARK12 | 2010年8月22日 (日) 11時45分