« ニコン10cm屈折赤道儀 カタログ | トップページ | 日本カメラのデザイン »

ハンザキヤノン他2種そろい踏み

昭和14年初め頃のキヤノンの見開き広告です。
142s(アサヒカメラ昭和14年2月号より)
これの左側には、ハンザキヤノンの他、最新型と普及型の2種類が揃って載っています、また、右側にはキヤノンフィルターやファインダー、現像タンクといった用品の宣伝が載っています。

標準型(ハンザキヤノン後期型)に付いているニッコールレンズは5cmF3.5で以前紹介しました発売広告の物と同じ仕様ですが、こちらはレンズ先端が黒色ではなく白色となっています。番号はNr.50576と見てとれます、また、上の最新型のレンズですが、こちらはやや不鮮明ですが3015という数字が読み取れます、ほかにNikkorの文字に続いて1:2?のような数字が見えますし、レンズ口径から、こちらは5cmF2だろうと想像できます。
普及型に付いているレンズの文字は生憎読み取る事はできませんが、F4.5付きでのみ販売と言う事で画像の物が該当するのでしょう。
また、標準型の価格は発売当初275円でしたが、3年ほどの間に350円に改定されたことになります。

訂正、補足
標準型をタイトルではハンザキヤノンとしましたが、画像を確認しましたところ、ハンザ銘の取れた新型でした。
これはレンズ先端が白色になった当初ハンザ銘付きで販売された後、ハンザ銘が取れ、いわゆるキヤノンオリジナルと呼ばれた新型キヤノン標準型となるようです。
また、広義では、近江屋写真用品が発売元となっているキヤノンカメラをハンザキヤノンと呼ぶ場合もあるようで、混乱を避ける意味で、今後はキヤノン標準型などの表記にしたいと思います。


さて、この頃のアサヒカメラでは各種企業の広告に使う写真の懸賞募集をしており、下はその参加企業である森永製菓とキリンビールの広告です。
142ss
Ss
昭和初期の風情ある広告で、今見ますと、返って新鮮に映ります。

|

« ニコン10cm屈折赤道儀 カタログ | トップページ | 日本カメラのデザイン »

Nikon RF Camera」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/185882/49028296

この記事へのトラックバック一覧です: ハンザキヤノン他2種そろい踏み:

« ニコン10cm屈折赤道儀 カタログ | トップページ | 日本カメラのデザイン »