1962年日本カメラショーカタログより
1962年日本カメラショーのカタログより、日本光学製品紹介部分です。
この頃は、ニコンF系とS系がバランス良く生存?していて、私が、もし、この時期に行けるなら、機材を買えるだけ買ってしまいたいと思ってしまいます。(残念ながら、S系ニコンマウントの2.1cmF4は載っていません。)
仮にこのカタログの中の品を現在1点のみ購入出来るとしますと、皆さんは何を選びますか?
反則技を使うなら、私は5cmF1.1付きのS3Mでしょうか、しかし、カタログの価格部分には残念ながら載っていませんので、あくまで、このカタログに載っている物だけから選ぶとしたら、今流行りの3Dブームに便乗して(嘘)、ステレオ写真装置一式としておきましょうか。
昨日、ニコンより多数の新製品が発表されました。
「AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G」、「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」、「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」を発売
「COOLPIX S5100」を発売
デジタル一眼レフカメラ「ニコン D3100」および「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」を発売
「COOLPIX S1100pj」を発売
「コンパクトデジタルカメラブラケット FSB-7」を発売
| 固定リンク
「Nikon Camera」カテゴリの記事
- なめらかな動作が品質を保証する Nikon(2014.08.27)
- 標準レンズ付きカメラ修理料金 (43年前)(2014.08.23)
- 新製品ガイド ニコノス(2014.08.12)
- 1690年日本カメラショー 日本光学新製品(2014.08.09)
- 3つに働く・・・(2014.08.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
nikonSシリーズも非常に捨てがたいですが、やはり自分の所有しているレンズがFマウントである事を考えたらFを購入すると思います。おそらく当時にもし行けたと仮定して、資金もあってFを購入する事ができたとしたらその新品の輝きに大きく驚かされるでしょうね(笑)
投稿: igay | 2010年8月21日 (土) 00時26分
この当時のカメラはいまよりも相対的にかなり高いので、指をくわえてみるしかないだろうなと思ってしまいます。
このカタログをさかのぼること4年。
父はM42改造のアサヒフレックスⅠAのマニュアル絞りの50ミリF3.5を中古で。135ミリF3.5を新品で。
これから数ヵ月後、ニコンS2の後期型5cmF2付きを中古で手に入れていますが、ローンで購入していないのが怖いです。
このカタログの頃はクラシック大好きだった父は、学校の体育館でフルパワーで再生してびくともしないAV機器を購入しているので、私が苦労してこのカタログに出ているレンズ、出ていないレンズを苦労して購入したか。
大卒の残業代込みの初任給の手取りが1万の時代、この他に当時1800円したLPをばんばん買い込み、この頃から20年かけて800枚のクラシックのレコードを収集しています。
もう少しカメラに興味があったらなあと、いまでも思います。
igayさん。
ニコンのカメラは怖いですよ。
この前年販売されたニコンFを2台持っていますが、片方は写真館のオーナーがほぼワン・オーナーで使い、外観にこの時代のFの特徴がほとんど残っていないものと、ダイレクトのシンクロターミナルのパーツ交換した以外は当時の外観をかなり残しているFを持っていますが、片方はものすごく調子が良く、片方はここまで堅牢に造られていのかと思えるほど作動感が硬いです。
投稿: ガタピシ | 2010年8月21日 (土) 06時41分
S3Mにモードラ着けて購入してもSPより安い価格設定...。現代人から見れば信じられませんね。それだけSPの光学系はコストがかかってるということなんでしょうか。
しかし当時の人だと、高いフィルムをバシバシ消費するのは無理ですし、用途も限定されますし、画質が悪くなるハーフサイズになってしまうのでは一般ユーザーにはメリットはなさそうです。当時の人に聞いてみたいところです。
投稿: spotmaticianII | 2017年4月 9日 (日) 00時25分