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その確かな描写力が創造への意欲をかきたてる。

上のコピーはニコンの大判カメラ用ニッコールレンズのカタログの表紙に書かれていたものです。
1977年4月に出たこのカタログには、同年3月~4月にかけて発売された4種のレンズが、1965年登場の2種に加え追加されて載っています。
12s
34s
56s
78s
また、この年の年末には、更に2種類が発売されました。この2本は1965年に出た300mmF9、450mmF9からのモデルチェンジで、1977年はFマウントレンズのAi化の年でしたが、大判カメラ用ニッコール発売の再スタートとでも言える年でもあった訳です。

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コメント

●いつも楽しく拝見させていただいております。
●小生にとって大判カメラは「雲の上」、手の届かない世界です。EDガラスを採用したモデルのレンズカタログだけを頂戴したことがあります(笑)。シートフィルムの黒縁まで見せるこだわり、カタログのキャッチコピーを超越する描写力であったのではと思います。450ミリはアポ・ニッコールの光学系を採用したと拝見しましたが、硝材はもちろん検査精度も神話化さえている高精度レンズと同じとは・・・さすがはニコン、恐れ入るばかりです。

投稿: ふみとパパ | 2010年7月 6日 (火) 11時48分

いまはデジカメが巾をきかせているので、大型カメラも恐ろしいまでに安いものも見ます。

大型カメラ用ニッコールレンズも、普通の収入があれば手が出せるところまできています。

が、あくまで普通の収入があればの話です。

いまの私には大型カメラもレンズも、デジカメおよび周辺機器も手が出ませんので、いまある銀塩の機材が総てですね。

投稿: ガタピシ | 2010年7月 8日 (木) 08時01分

広告に掲載の写真類はシートフィルムの枠まで含めた全面で示されていますね。完全なノートリミングであることも示しています。

おかげでシートフィルムのノッチ(コードノッチ)が見てとれます。
ノッチでフィルムの種類や表面(感光面)や裏面(観賞面)が分かりますが、掲載のものには2種類のノッチがありますね。
ノッチの形状を確認しないと分かりませんが、いずれもコダックのリバーサルフィルムのようです。

近年の大判カメラでの撮影には国産のレンズが使われることが多く、大判用のニッコールやフジノンを多く見てきました。
最近では大きなアオリを使わなくてもよい撮影では高画素数の35mmフルサイズのデジイチ等にかなり移行しているようですね(アオリ付レンズも数種類出ていますし)。

大判カメラの真骨頂は、モノレール式のビューカメラではないかと思いますが、作りの良さでの最高峰には芸術品的な1948年発表のジナーノルマ(Sinar Norma)/日本ではジナーS(Sinar S)の名称で販売されたものがあります。精密さや見た目の凄さでは、1970年発表の後継機のジナーP(Perfection)あたりではないでしょうか。
ジナーSは、ビューカメラのお手本となって多くの類似品が生まれたと思います。名称のS(Standard)の通りにビューカメラの「標準」になったカメラと思います。

近年のジナーSは、その緑灰色の結晶塗装の美しさ、銀色のパイプ類の仕上げ良さとシンプルなフォルムの美しさから実用品と言うよりも収集品としての趣があったと思います。
私もできれば記念品あるいは部屋のインテリアとしても欲しいと思っていた時期もありましたが、やはり高価で結局手が出ませんでした。
最近は大判カメラの投げ売りとかもありますが、さすがにまともなジナーSは、そうは出てこないようです。

投稿: MARK12 | 2010年7月 8日 (木) 21時03分

●ガタピシさん、 MARK12さん、色々御教示賜り感謝です。フレームの隅々まで見てくれといわんぱかりの写真、仰るとおりノートリミングですね。高級な道具を扱うフォトグラファーは安易なトリミングはしない、自らの安易さに改めて反省です。 ●電車の公式撮影ではリンホフを使って撮影されている方がいらっしゃいました。車両がパースペクティブで誇張して撮影されることを避けるため、あおり機能を使い、かつマニアの精緻な要求に応えるためであったと思います。●あおったりするので、大判レンズはイメージサークルが大きく、かつ周辺部もばっちりな画質でした。

投稿: ふみとパパ | 2010年7月11日 (日) 22時13分

ふみとパパさん。
私が印象的なのは廣田尚敬氏が平機関区で国鉄職員がC61を手入れしている写真ですね。

時代もありますが、カラー原稿が35ミリではダメだったことがありますが、大型カメラならではの精密描写と構図を見ていると撮りたいものがハッキリ見えていなければ大型カメラは使えないな。
とゆうのを感じたのをいまもハッキリと覚えています。

投稿: ガタピシ | 2010年7月13日 (火) 09時32分

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