オリンパスペンFT 広告
オリンパスペンFTの広告の中ではメカニカル部分の解説を載せ、人気のあった広告ではなかったかと思います。
当時、ストロボと1/500秒が同調して使える唯一のフォーカルプレーンシャッター搭載の35ミリ判一眼レフで、私は小型ストロボをストレートブラケットでカメラ横にセットし、日中シンクロを多用した事もありました。
余談ですが、このペンF系の標準レンズラインアップの中には上の38mmF1.8、40mmF1.4、42mmF1.2がありますが、他にもパンケーキタイプの薄型38mmF2.8や限定で廉価タイプ3群4枚構成の38mmF2.8、マクロ38mmF3.5が標準域のレンズとして出ておりました。また、ペンF用ではありませんが、オリンパスにはこの他にもいくつか40mmのレンズが出ていまして、過去にはLマウント用の交換レンズとして4cmF2.8とかOM用として40mmF2などがありました。
上は40mm交換レンズとしては元祖的なLマウント4cmF2.8で、昭和25年頃の発売でした。また、このレンズの元となっていると思われるのはニコンI型と同時期に出た、オリンパス35-I型の4cmF3.5(テッサータイプ)で、聞くところによると、オリンパス35-II型にこのF2.8レンズ(5枚構成)が搭載される予定だったそうですが、結局、II型は発売されず、Lマウント交換レンズとして世に出たとの事です。
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