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有名写真家の使っているF2を載せた広告シリーズの第十弾です。 藤原氏の機材は、足元の雑草の生えた地面にさりげなく置かれた50mmF1.4付きクロームのF2フォトミックA です。
2010年6月22日 (火) NikonF2 | 固定リンク Tweet
この広告が掲載された1979年8月頃というと、藤原 新也氏の作品史としては第一期にあたり、インドを中心にしたものですね。 1979年の作品には「印度拾年」などがあります。
氏は写真だけでなくエッセイや小説も書いていますし、絵も描いています。 今日まで続く膨大な著作もあります。生き方や考え方など、哲学的に影響を受けた方も少なくないかもしれません。 新しいところでは、2009年に藤原 新也氏の小説「渋谷」が映画化されました。
この広告写真も藤原 新也氏らしいと思いました。 雑草が生えた地面にF2が仰向けで倒れているようにも見えます。 このなんでもない日常の風景の中にある非日常的な光景が、当時の氏の写真らしいと感じました。
投稿: MARK12 | 2010年6月23日 (水) 20時57分
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久野 幹雄: ニコン―レンジファインダーニコンのすべて (★★★★★)
青山 祐介: 究極のニコンカメラ (★★★★★)
佐藤 治夫 /大下 孝一 : ニッコール千夜一夜物語―レンズ設計者の哲学と美学ニッコールクラブ会報に連載されていた記事に加筆して1冊にまとめたものです。 ニコンサイトでも閲覧可能 (★★★★★)
豊田 堅二著: ニコンファミリーの従姉妹たちニッコールクラブ会報に連載されていた記事に加筆して1冊にまとめたものです。 ニコンサイトでも閲覧可能 (★★★★★)
落合 泰之著: ニコンカメラレンジファインダーニコンを紹介。コレクターの方必携です。 (★★★★★)
コメント
この広告が掲載された1979年8月頃というと、藤原 新也氏の作品史としては第一期にあたり、インドを中心にしたものですね。
1979年の作品には「印度拾年」などがあります。
氏は写真だけでなくエッセイや小説も書いていますし、絵も描いています。
今日まで続く膨大な著作もあります。生き方や考え方など、哲学的に影響を受けた方も少なくないかもしれません。
新しいところでは、2009年に藤原 新也氏の小説「渋谷」が映画化されました。
この広告写真も藤原 新也氏らしいと思いました。
雑草が生えた地面にF2が仰向けで倒れているようにも見えます。
このなんでもない日常の風景の中にある非日常的な光景が、当時の氏の写真らしいと感じました。
投稿: MARK12 | 2010年6月23日 (水) 20時57分