ライカスクリューマウントレンズの知識
ニッコールレンズにもかつては所謂ライカマウントのニッコールレンズがいくつか出ていましたので、現在でも使っておられる方も居るのではないでしょうか。
下は写真工業1999年4月号の「特集/ライカスクリューマウントレンズの復権」の中のスクリューマウントの知識に関する記事の冒頭部分です。
また、こちらはこの記事に載っていた、ライカマウントの初期ズミクロンレンズのマウントネジなどの実測値などです。
これら測定には日本写真機工業会会員企業である各カメラメーカーの協力がありましたので、信頼性の高い実測値を出しています。(以前に「ズミクロン5cmF2とゾナー」のデータの一部を紹介しました。)
この記事の頃は不況下の中にあって、中古のカメラ業界は好調で、古いカメラ/レンズが見直され高値で取引されていた時期でもありました。また、新規でもライカマウントなどのレンジファインダーカメラ用レンズもいくつか発売もされるようになり、それを受けての特集だったのでしょう。
余談ですが、この時期、もし、ニッコールでもライカマウントのレンズを出していたなら一体何を作っていたでしょうね。
因みに、私の希望は2.1cmF4ですが、本体価格15万円、ファインダー3万円程度なら国内、海外それぞれ1000本位なら割合すぐに売れたような気がします。価格の根拠など全くありませんが、当時コニカヘキサノン60mmF1.2が800本限定、ファインダー、フードなど付属品込で190000円でしたので、それに倣った価格帯を入れてみました。
参考資料:ライカスクリューマウントレンズの知識
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