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何度か紹介しています、お馴染みのニコノス用ワイドニッコール35mmF2.5のカタログ(初代ニコノス)紹介部分です。 このレンズは多少のマイナーチェンジを繰り返しつつも1963年発売から、2001年末に終了したニコノスVまでの標準レンズとしての役割を担ってきましたから、約40年間(レンズ自体の在庫払底時期は未確認)発売が続いた事になります。
2010年5月26日 (水) Nikkor Lens | 固定リンク Tweet
このレンズのカタログを見ると、ニコノスが欲しくなります。
初めて手に入れた広角レンズが、このレンズに基本設計が転用された、ニコンSシリーズ時代の3.5cmF2.5でした。 このレンズはなかなか優秀で、モノクロではネオバンF(1980年代以降ではISOは32となっているものの、実効感度は50あったとゆわれていました)やトライXをよく使いましたが、最終タイプのELニッコールの50ミリF2.8でプリントすると、Ai-S時代のニッコールと比べても分からないぐらいの現代的プリントになりました。
このレンズが元となったニコノス用35ミリF2.8の最終タイプでのカラーの撮影をしてみたいです。
投稿: ガタピシ | 2010年5月26日 (水) 09時34分
「NIKONOS」の製品化にあたり、元になったフランスのスピロテクニーク社の「Calypso」のメカ機構は、ほぼ踏襲されましたが、レンズに関してはニッコールに置き換えられていますね。
ニコノス用の標準レンズ的な水陸両用レンズの「W Nikkor 35mm F2.5」は、ニコンS型用の「W-Nikkor 3.5cm F2.5」の設計が元になっていますが、ニッコール千夜一夜物語でも「S用ニッコール3.5cmF2.5は定評があり、生産もしやすかったため、硝材を変更し、曲率半径を変更し、修正設計することで、ニコノス用の標準レンズに生まれ変わります」と解説されていますね。
ニコノスとW-Nikkor 3.5cm F2.5については、ニッコール千夜一夜物語の第八夜でも詳しく述べられています。 http://www.nikon-image.com/enjoy/interview/historynikkor/2001/0104/
投稿: MARK12 | 2010年5月26日 (水) 20時31分
ニコノスIVとコダクロームの組み合わせで愛用していました、水中では適度のコントラストも陸上ではシャドーが スコンと落ちる感じが大変好きです。 昨年発売されたニコンのフィールドスコープの接眼部が Oリングの嵌ったFマウントになってはめ込みの感触が ソックリなのにはおどろきました。
投稿: tune | 2010年5月26日 (水) 21時15分
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久野 幹雄: ニコン―レンジファインダーニコンのすべて (★★★★★)
青山 祐介: 究極のニコンカメラ (★★★★★)
佐藤 治夫 /大下 孝一 : ニッコール千夜一夜物語―レンズ設計者の哲学と美学ニッコールクラブ会報に連載されていた記事に加筆して1冊にまとめたものです。 ニコンサイトでも閲覧可能 (★★★★★)
豊田 堅二著: ニコンファミリーの従姉妹たちニッコールクラブ会報に連載されていた記事に加筆して1冊にまとめたものです。 ニコンサイトでも閲覧可能 (★★★★★)
落合 泰之著: ニコンカメラレンジファインダーニコンを紹介。コレクターの方必携です。 (★★★★★)
コメント
このレンズのカタログを見ると、ニコノスが欲しくなります。
初めて手に入れた広角レンズが、このレンズに基本設計が転用された、ニコンSシリーズ時代の3.5cmF2.5でした。
このレンズはなかなか優秀で、モノクロではネオバンF(1980年代以降ではISOは32となっているものの、実効感度は50あったとゆわれていました)やトライXをよく使いましたが、最終タイプのELニッコールの50ミリF2.8でプリントすると、Ai-S時代のニッコールと比べても分からないぐらいの現代的プリントになりました。
このレンズが元となったニコノス用35ミリF2.8の最終タイプでのカラーの撮影をしてみたいです。
投稿: ガタピシ | 2010年5月26日 (水) 09時34分
「NIKONOS」の製品化にあたり、元になったフランスのスピロテクニーク社の「Calypso」のメカ機構は、ほぼ踏襲されましたが、レンズに関してはニッコールに置き換えられていますね。
ニコノス用の標準レンズ的な水陸両用レンズの「W Nikkor 35mm F2.5」は、ニコンS型用の「W-Nikkor 3.5cm F2.5」の設計が元になっていますが、ニッコール千夜一夜物語でも「S用ニッコール3.5cmF2.5は定評があり、生産もしやすかったため、硝材を変更し、曲率半径を変更し、修正設計することで、ニコノス用の標準レンズに生まれ変わります」と解説されていますね。
ニコノスとW-Nikkor 3.5cm F2.5については、ニッコール千夜一夜物語の第八夜でも詳しく述べられています。
http://www.nikon-image.com/enjoy/interview/historynikkor/2001/0104/
投稿: MARK12 | 2010年5月26日 (水) 20時31分
ニコノスIVとコダクロームの組み合わせで愛用していました、水中では適度のコントラストも陸上ではシャドーが
スコンと落ちる感じが大変好きです。
昨年発売されたニコンのフィールドスコープの接眼部が
Oリングの嵌ったFマウントになってはめ込みの感触が
ソックリなのにはおどろきました。
投稿: tune | 2010年5月26日 (水) 21時15分