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お金の取れる写真がうつせます マーシャルプレス

中判用ニッコール105mmF3.5を付けた6×9判カメラですが、プレスと名が示すように速写性を考慮したカメラでした。
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広告ですので、仕様などは記されておらず、「詳細はカタログ進呈券添付のうえご請求ください。」とあり、カタログを請求するよう促す文言が見られます。しかし、このページを含む誌面には進呈券はありませんでした。進呈券の印刷漏れなのでしょうか、珍しいですね。

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コメント

Marshal Press は、この6×9cm判カメラ用に設計されたNikkor-Q 105mm F3.5レンズとマミヤプレス用のものに似たフィルムバックは交換式ではなく共に固定式ですね。
それで135mm F4.7と150mmF5.6に変換可能な日本光学製のテレコンバージョン(テレアタッチメント)レンズが用意されていました。
ロールフィルムの120又は220フィルム用の各中枠もありますし、1枚撮り用の乾板用取り枠やピントグラスの装着もできました。

マーシャル光学は、マミヤ光機の創立者の一人で、マミヤシックス等の多くの中判カメラを設計した間宮精一氏を顧問に迎えて創立された会社ですが(販売は特約店の美スズ産業)、1966年(昭和41年)に発売したこの6x9cm判のマーシャルプレス一機種だけで終わってしまったのは残念です。
間宮精一氏設計のこのユニークなカメラの存在は、初期のマミヤプレスやホースマンプレスなどと共に昔から知っていましたが、中古カメラ店で数回見かけたことがある程度です。

投稿: MARK12 | 2010年4月 7日 (水) 22時37分

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