1980年代のニコンカメラユーザー統計
下はニコンFA販売の手引きに載っていたニコンカメラユーザーの年齢層の統計グラフです。
これを見ますと二十代後半の年齢層が最も多く、次いで僅かな差で三十代前半、やや少なく二十代前半から十代後半へと下がっていってます。その他は三十台後半から五十代くらいまでは8%台で推移しており、この手引きには「ニコンユーザーと一般ユーザーの間に差異が出るはずもなく、ほぼ同等の結果である。」と記してあり、私もほぼ同等の結果なのだろうと思っています。
一か月ほど前に紹介した中にニッカカメラの広告に載っていた昭和30年頃の年齢別分布状況のグラフがありましたが、こちらともそれほど違いが無い事を意外に思ったものでした。
と言いますのも、1950年代(昭和30年当時)と30年前とはいえ1980年代では生活レベルや意識に違いが大いにあり、カメラは、前者では高価で言わば贅沢な趣味、後者では一般化して手軽に記録出来る手段、といった認識が私にはあり、カメラを持つにも前者と後者では経済的な負担の重さに(参照 ニコンの価格と月給比較その2)大きな開きがあったからです。
結局、いつの時代も独身貴族は変わらないといったところなのでしょうか・・・
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コメント
興味を引く統計ですね。山になってる20代後半から30代前半の世代は今は50代位の人達ですね。FAが出た頃は私も二十歳そこそこだたんですけど(笑)。
投稿: 空歩人 | 2010年4月26日 (月) 19時51分