片手で連写出来る数十年前のカメラ
ニコンS2が発売されて数カ月も経たない1955年3月の写真工業誌に載っていた写真です。
これはドリウカメラ株式会社が関係機関の応援を得造った特殊用途の小型カメラで、写真上がドリウ1-9.5型、下がドリウ2-16型です。
記事によりますと、ドリウ1-9.5型は1949年開発終了でしたが、耐久性やフィルム入手の難しさで発売は見送りになりました。翌l年1957年16ミリフィルム判の2型が完成し発売に至りました。
現在珍品として高価なカメラの1つですが、それは希少性はもとより、特徴的な外観やユニークな閃光弾使用といった内容も理由の1つだと思います。
ただし、これにフィルムを詰めて町で撮影すると、今のご時世ではすぐに通報されそうですね。
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