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片手で連写出来る数十年前のカメラ

ニコンS2が発売されて数カ月も経たない1955年3月の写真工業誌に載っていた写真です。
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これはドリウカメラ株式会社が関係機関の応援を得造った特殊用途の小型カメラで、写真上がドリウ1-9.5型、下がドリウ2-16型です。
記事によりますと、ドリウ1-9.5型は1949年開発終了でしたが、耐久性やフィルム入手の難しさで発売は見送りになりました。翌l年1957年16ミリフィルム判の2型が完成し発売に至りました。

現在珍品として高価なカメラの1つですが、それは希少性はもとより、特徴的な外観やユニークな閃光弾使用といった内容も理由の1つだと思います。

ただし、これにフィルムを詰めて町で撮影すると、今のご時世ではすぐに通報されそうですね。

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F2(PhotomicA)であるための1605。

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2009年8月22日にF2であるための、100。という広告を紹介しました。
今回はその関連広告で、ニコンF2フォトミックAの部品を並べた画像とその部品点数を示す1605という数字を使っています。

画像を見ますと、調整用と思われるワッシャ―が多数使われているのが分かります。
このように、細かなワッシャ―などによる微調整では、生産性は良くはないでしょう、しかし、前出の100%の視野率や高い耐久性、安定した作動による信頼性は日本光学の造るニコンカメラならではと言えるのではないでしょうか。

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F3用モータードライブ 修理用検査規格

F3用モータードライブMD-4の修理指針に載っている検査での規格を一覧にしたものです。
Md4
これを見ますと、駒速の計測に使うフィルム(トライX)や、計測器具も7~20ボルトが出せる安定化電源やデジタルマルチメーターなど、ある程度手持ちの器具で個人的に一部検査・判定出来る項目もあります。
ただし、扱いを間違いますと故障の原因ともなりうる危険性もあり、お勧めはしません。

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1970年頃のニコマートシステム

Systems

1970年4月頃のニコマートカタログに掲載されていたシステム図です。
ニコマートFTnカタログは初めはニコンF同様に正方形に近い形の物でしたが、この頃からA4サイズに近いものへと切り替わりました。
これは「NikomatSystem」の文字のSystem部分の頭の「S」がまだ普通の文字です、以前紹介ましたようなデザインへの切り替わりはもう少し後の版で見られます。

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画期的な“クイック・リターン”のAsahiflex II型

写真工業1955年3月号のアサヒフレックスII型の広告です。
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国産カメラで初めてクイックリターン機構を組み込んだ一眼レフを発売した時の広告で、これ以降ミラーが撮影後すぐに復帰するものを「クイックリターン」と呼ぶようになったように思います。

*:この時のパテント(出願中)と後年のペンタックスK型時のクイックリターンのパテントとの違いの有無を知りません、私は一応ペンタックスK型時の特許と初期ニコンFのクイックリターンミラー機構が問題になったという認識を持っています。詳しい方のフォローを期待しています。<(_ _)>

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1984年 ニッコールレンズ一覧表

下は日本カメラ社刊 '85カメラ年鑑にあった各社交換レンズ一覧のうちのニッコールレンズの部分です。
All1s
この頃はまだニコンF3AF用のオートフォーカスレンズ以外のAFレンズは有りませんでしたが、この後は皆さんご存じのようにF-501以降徐々にAiAFレンズが増えて行きました。
今のニッコールレンズカタログなどは一覧表の項目が多すぎて必要としているデータが見つけ難くなってしまっていると思いこんでいる事もあるのですが、個人的にはこのような一覧表の方が見易いと感じてしまい、ついついこういった一覧表を用意して参考にしてしまいます。

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ツノ型 砲隊鏡 

カニの目玉のように対物レンズ部分が上に飛び出ているユニークな外観の双眼鏡で、ニコン好きな方なら一度はこのような写真を見た事があろうかと思います。
S日本光学四十年史より

一覧表を見ますと、戦中には二式の26mm有口径の物から75mm径の物まで4種類が製造されていたようです。
ただし、あまり詳しく解説された資料が無いのが残念です。


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ニコンFM 新発売カタログ

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ニコンFM新発売時のカタログです。
個人的には、日本光学のカメラとしてはそれまでの重厚で長大なカメラというイメージを払拭する販売路線への転換?を始めたカメラと思っています。
また、オーソドックスなスペックのカメラですが、決して軽薄短小な物ではなく、日本光学らしくしっかりした造りで(Nikon銘を除き)好感のもてるカメラという第一印象でした。
販売期間、製造台数などは以前に紹介しました記事を参考にしてください。

ニコンFM紹介記事


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シフトとティルト アオリ付きは便利 ベローズアタッチメントPB-4

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1970年代のベローズアタッチメントの代表格のPB-4とあおりとスライドレールの無い、いわばベローズ2型のリニューアル版PB-5の仕様などです。

これも初登場から40年以上経ちます、そろそろPB-4のようなアオリ付きの新型PB-7などをニコンさんで出していただけないでしょうかねぇ。

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今は無縁?のステッカー

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日本光学時代のまだデジタルカメラが一般に普及していない頃は、カメラケースにこのようなシールを貼り、おまじない程度?の鉛のサンドされたフィルム収納袋に大切な撮影済みフィルムを入れて空港のチェックを通ったものでした。
今はフィルムカメラを海外に持ち出す方はおそらくは中判以上のカメラくらいで、他にはデジカメが主役となっているのではないかと想像しています。
そんな事から上のようなシールも今では無縁、無用の長物といったところではないでしょうか。


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2代目 超望遠ズーム 200~600mmF9.5

200~600mmまでの超望遠ズームレンズの歴史は古く、1961年10月発売のオートニッコールテレフォトズーム200~600mmF9.5~10.5が初めでした。それから約10年を経て下の画像の2代目へと切り替わりました。
200600mmf95auto
このレンズ(同構成)も意外と長寿で、オートニッコール、ニューニッコールからAiーSタイプ終了の1984年初め頃までおよそ13年間続きました。
下はその最後のAi-Sタイプの仕様などです。
200600mmf95ais
これは1982年4月の発売でしたが、1984年春には在庫払底で2年足らずの販売期間となりました。
このAi-Sタイプは販売期間の短さと、EDレンズ採用の180~600mmF8の高性能版が出ておりましたので販売数もそれほど多くはないようで、市場でもめったに見かけません。
価格はオートニッコール時代には160000円でしたが、最後は250000円と1.5倍以上の上昇で、時期の長さがこれからも伺えます。

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記憶回路実装 一眼レフのパイオニア アサヒペンタックスES

Asahi_pentax_es_catalogss
これはアサヒペンタックスESの簡易カタログの表紙部分です。
ESはニコンF2とほぼ同じ時期の1971年10月に登場しました。
表紙の底板を外した回路部分の画像は、当時電子化され自動露出を実現したESを強烈に印象付けるに充分なものでした。この頃から写真をやっていた方なら、これを覚えている方も多いのではないでしょうか。

さて、この自動露出実現の決め手となる記憶回路が上の底板を外した回路画像に含まれているそうで、この記憶回路は旭光学の特許とのことです。
ESの価格は50mmF1.4にケース付きで85000円と高価でした。因みに同時期のニコンF2フォトミックに50mmF1.4付きは105000円でした。
ニコマートELと同時期の1973年春にESは回路をIC化したESIIへと改良発展しました、こちらはニコマートELのライバルと言えるかと思います。

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ファインダー内情報

下に30~20数年前に登場したニコンカメラ6機種のファインダー内の画像をまとめてみました。
皆さん、それぞれの機種名が分かるでしょうか?
Nikon_s

マニュアルフォーカスの少々古い機種ばかりですので全て分かる方はかなりのニコン通と言えるかと思います。








































































































答え①NikonFE ②NikonosIV-A ③NikonF3 ④NikonFM2 ⑤NikonEM ⑥NikonFG

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TTLブースター ニコマートFTnのライバル キヤノンFTb

先日ニコマートFTnの回路図などを紹介しました、ニコマートはニコンF/F2の下のクラスのカメラという位置づけですが、このキヤノンFTbもキヤノンF-1の下のクラス、プロ機のFやF2、F-1に次ぐコンシューマー向けカメラがニコマートFTnやキャノンFTbといえるかと思います。
FTbはキヤノンF-1と同時期に登場し、大雑把には、FLレンズでの絞り込み測光のFT(QL)をF-1同様にFDレンズでの開放測光を可能にしたもので、FLレンズでの絞り込み測光も可能です。
下はキヤノンFTbカタログのFT/FTb用ブースターの説明部分です。
Fts
さて、ニコマートに無くユニークな存在なのが、キヤノンのペリックスQL、FTやFTbには夜景や接写など暗い場合のTTL測光の際のアクセサリーが用意されており、それが上のカタログのブースターでした。
これはFTbのカメラ本体側面上部にある電池室内にあるブースター用接点を介して本体のCdSに繋がり、ブースター回路へ導き低輝度側を測光するものでした。
少し面白いのは、本体電池室内にあった電池はブースター側へ入れなおし、電池室のふたもブースター側へ使いまわす事でしょうか。
ブースター側の値を読み取り後は、その秒数をシャッターダイヤルに移し、もしくはバルブにして読み取った秒数を露光することになり、秒時の計測と露光はやや煩わしい気がします。
これを元に改良進化させたのがF-1用ブースターTファインダーなのだと思っています。

私はこれらアクセサリーを使った事がなく、詳しく知らないので申し訳ないのですが、測光は絞り込み測光レバーを倒しロックして使うようなので当然絞り込み測光なのでしょうが、電源は記載がメーター照明用しか触れられていない為よく分かりません、詳しい方のコメントをお待ちしておりますので宜しくお願いします。

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ニコンR10/R8スーパーズームのメカニズム

ニコンテクニカルマニュアルに掲載されていたニコンR10/R8スーパーズームの技術資料の冒頭部分です。
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これによりますと、従来スーパー8フィルムカートリッジを使用したカメラはカートリッジの構造上巻き取り軸に逆転防止の爪が設けられている為、巻き戻しは不可能でした。これを日本光学では制限(100コマまで)はあるものの巻き戻しを可能としそれを利用した特殊撮影も可能となりました。この巻き戻しとカウンターは日本光学の特許となっているとの事です。
詳しくはこちらのR10・R8技術資料を参考にしてください。
このカメラは日本光学として最後の民生用8ミリカメラでしたが、レンズや機構など高級機そのもので、価格も新発売時R10が140000円(R8は110000円)で、最高級一眼レフニコンF2フォトミックSに50mmF1.4を付けた物(135000円)より高価でした。

ただ、登場時(1973年)は8ミリカメラのブームは陰りを見せはじめた頃で、いささかタイミングは遅かったように思ったものでした。

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ニコマートFTnの電気回路

下はニコマートFTn修理指針に載っている回路図などの部分です。
Photo
Photo_2
上が旧回路、下が新回路です。
Sは巻き上げレバーによるスイッチ、Gはメーター、R1、Rgはメーター補正抵抗、CdSセルは外光により変化する抵抗、R2はその補正用、Eはバッテリー、R0は外光によってメーター指針を定点にもってくる為の摺動抵抗となっています。
説明によりますと、この摺動抵抗はマイラーをベースとしたカーボン抵抗でレンズマウント基部に抵抗体リングとして設置され、シャッター速度、フィルム感度および開放絞りF値で変化し、その範囲は約15Ω~50KΩとの事です。
現在ではCdSや摺動抵抗自体が不良になったり、使用できるH-D型などの水銀電池の入手は勿論、代用アルカリ電池入手も一般的ではないこともあり、内蔵露出計を使われていない方も多いのではないでしょうか。

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探求の目にこたえる

1968年春頃の広告です。
196802matftn
この頃はシステムの充実度の高さを宣伝しているニコマートFTnの広告が多く目につきました。

画像はニコマートFTnに当時代表的な接写システムのベローズII型とベローズニッコール135mm+BR-1リングの組み合わせです。
余談ですが、上の広告のような状態ですと撮影倍率がかなり高く、露出倍数も結構かかってしまいファインダー像も暗いのではないかと想像できます。プリセット絞りは付いておりますが開放F値が4と暗く、補助光などを当てながら焦点を合わせないと大変ですね。

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FA 好ライバル オリンパスOM-4

1984年の第一回カメラグランプリにニコンFAが栄誉を受けたのは皆さんご存じのとおりです。
この時、FAと票を別ったのがオリンパスOM-4で、TTL-AEの精度を高めFA同様の目的で開発されたカメラでしたが、アプローチの方向性は真逆?で、同時期に対照的な好ライバルのカメラが出現したという非常に印象の強いものでした。
下はそのOM-4の簡易版カタログの内容です。
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56s表紙・裏表紙を除いた内部のページです。


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オリンパスペンより小さい? ローライ35

今回もニコンネタではありません。下はローライカメラ総合カタログ内のローライ35の部分です。
35ss

35ミリフィルムの収まる必要最小限に近い大きさである事を見せ、ローライ35の小ささをうまく表現しています。
このカメラは1966年秋のフォトキナで登場し、現地では487マルクで発売されました。
翌年には日本にも入ってきて、価格は69000円と高価でしたが、他のドイツカメラや現地価格を考えると、個人的には妥当な価格設定ではなかったかと思っています。
とはいえ、高価で当時は憧れてはいてもなかなか買えるカメラではありませんでした。
私は12年くらい前に海外オークションでクセナー付きブラックボディを約200ドルで落札し、当時としては安価に入手できたと喜んだのもつかの間、レンズの距離表示が上下反対でフィート表示が上になっていて(目測な為)使いづらく、がっかりした苦い経験があります。既にこれも手放してしまいましたが、ハンドストラップやケースなどはなぜか今も残っています。
そう言えば、このレンズの絞りは3枚で3角形をしていました。枚数は3枚ではありませんが、3角形絞りと言えば後に出たコンタレックス用プラナー85mmF1.4が有名です、こちらはその先輩と言えそうですね。

当時、コンパクト化とかダウンサイジングとは無縁?な印象の日本光学でしたが、ニコンにもこんなカメラを出して欲しいと思ったものでした。

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アポ・ニッコールの画角を広げ性能を高めました。

ワイドアングルアポニッコールカタログです。
Waaponikkor_a1s
Waaponikkor_a2s
写真製版などに使われるレンズという印象が強いのですが、意外とビューカメラ用レンズや複写用としての応用も勧めていますように汎用性は高いのかもしれません。


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AIズームニッコールED200~400mmF4S

200400f4edaisss
上は「The Complete Nikon System」にあるレンズエレメント図などです。
1984年2月1日発売、受注生産品で価格は700000円でした。
仕様
レンズ構成:10群15枚
画角:12.20°~6.10°
自動絞り、最少絞りF32
最短撮影距離:4M
三脚座360度回転式
フィルター径:122mm
専用ゼラチンフィルターホルダー付属
フード組み込み+HE-2
大きさ:144mmφ×338mm、約3650g

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キヤノンF-1 データバック

キヤノンF-1用データバックの広告です。
S(写真工業1976年1月号より)
キヤノンF-1用データバックは12桁の任意の数字を打ち込めるものでしたが、画像のように専用の端末の接続が必要でした。当時、私はこの端末より時間の入力とモータードライブ装着時のインターバロタイマーとしても機能出来れば良いのにと思ったものでした。

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いま、あえて問います。モータードライブとは何か。

表題のコピーはミノルタX-1モーター新発売広告のものです。
X1motors(写真工業1976年6月号より)
X-1発売から3年ほど遅れてボディ一体の専用モデルで、ニコンF2、キヤノンF-1などのライバル機からは数年あとの登場となっています。それも踏まえてのコピーなのかもしれません。


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交換可能の対物レンズを有する写真機

昭和30年3月の写真工業巻末には昭和29年11月中に公告された写真関係の特許・実用新案が掲載されていました。
M3s
その中で下線を引いた部分を見ますと、ライツ社の特許で「交換可能の対物レンズを有する写真機」とあります。
これはニコン物語によりますと、昭和28年10月9日に出願されたM3のファインダー機構に関するもので、下の図のような出願図もいくつか添えられていたようです。
M3s_2
M3のファインダーは標準レンズを装着した場合50mmのフレームが表示され、他に90mmや135mmのレンズを装着すると50mmフレームの他にそれぞれ該当するフレーム枠が明るく映し出されるようになっています。
また、それらフレームはボディ左手側にあるレバーによって任意に表示し、レンズ選択の目安にもできました。
上の特許は昭和28年に出願されていた為、特許庁では把握していたものの、公告は冒頭のように29年11月と既にフォトキナでM3が発表された後で、日本のメーカーが知ることになったのは実機が先だったのです。

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フォトレコーザー DH-1

ずいぶん前に少し紹介しましたフォトレコーザーを取り上げたカメラマンよりの記事をIgayさんより提供いただきました。
下の画像はその中にあるDH-1の2型をニコマートELに付けたものです。
Dh1_el(カメラマン1983年4月号より)

記事全文はこちら

1976年の発表時から数年後の1983年4月のカメラマンの記事ですが、価格は48000円~49000円と発表時より安くなっています、この価格が本体のみのものなのか、取り付け工賃まで含んだものなのかは記事では分かりません。

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ニコンカメラ 最も機種の少ない時期

Fsogo2

これは、以前に紹介しましたニコンF時代のカメラ総合カタログ表紙一覧を見ていただきますと分かるように、上段左から2番目のカタログで、僅か(カタログ表示上)3機種しか載っていません。
時期的には昭和37年頃にあたります。しかし、実際には3機種のみではなく、8ミリや流通在庫などのレンジファインダーニコンSPやS3も販売されていたようです。

しかし、総合カタログなのに寂しい陣容ですね。まあ、Fが出るまでのレンジファインダーニコン時代は1機種か重複期間含めた2機種しかないのが通常でしたから、それから言えば少ないとは言えないのでしょうが、現在のカメララインナップに馴染んでいると、やはり寂しいと感じてしまいます。

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ニコンデータバック新発売。

1976年11月1日民生用としてはニコン初?のデータバックがF2専用ボディと共に新発売しました。下はその時の広告です。
S
これは広告にありますように、背景の明るさに影響を受けないようフレーム内の一部をマスクしています。
以前にそのマスク用パーツを紹介しましたのでそちらを参照してみてください。

また、この時はまだ受注生産の表示がなく、初期生産の在庫分が無くなるまでは受注生産ではなかったのかも
しれません。

これの少し前にフォトミックSBとEEコントロールアタッチメントDS-2が発売になりましたが、DS-2はこのデータバックの写しこみに必要な接続コードをつなぐ必要からの改良です。他に、シンクロソケットを必要とする補助光での撮影での不便さの解消目的もあります。

因みにデータ写しこみではメディカルニッコール200mmF5.6オシロスコープユニットなどがありましたが、汎用性は低く限定的なものとなってしまいます。

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カメラの物品税

昭和29年1月の写真工業に寄せられた高級カメラに課せられる物品税引き上げ反対の意見書です。
291s

この時期の物品税は北野氏の付言によりますと30%程だった事が分かります。
これにどれほどの引き上げ案が出ていたのかは知りませんが、消費税に馴染んだ今、この30%でもかなりの高率の税だと感じてしまいます。

さて、この意見書を書いている故森山氏は皆さんご存じのように科学技術庁長官や運輸大臣を歴任された方で、日本写真機光学機検査協会(現・日本カメラ財団)をこの年に設立しています。
また、自ら理事長に就き、亡くなったあとは森山欽司婦人の森山眞弓氏が引き継いでおります。

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