記憶回路実装 一眼レフのパイオニア アサヒペンタックスES
これはアサヒペンタックスESの簡易カタログの表紙部分です。
ESはニコンF2とほぼ同じ時期の1971年10月に登場しました。
表紙の底板を外した回路部分の画像は、当時電子化され自動露出を実現したESを強烈に印象付けるに充分なものでした。この頃から写真をやっていた方なら、これを覚えている方も多いのではないでしょうか。
さて、この自動露出実現の決め手となる記憶回路が上の底板を外した回路画像に含まれているそうで、この記憶回路は旭光学の特許とのことです。
ESの価格は50mmF1.4にケース付きで85000円と高価でした。因みに同時期のニコンF2フォトミックに50mmF1.4付きは105000円でした。
ニコマートELと同時期の1973年春にESは回路をIC化したESIIへと改良発展しました、こちらはニコマートELのライバルと言えるかと思います。
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