ニッコール400mmF5.6ED
FマウントEDレンズとしては300mmF4.5より半年以上もあとに出たのですが、以前に紹介しましたようにニッコールオート400mmF5.6(C)で既に高屈折低分散レンズとして採用されており、実質F用市販EDニッコールのトップバッターでした。
ニコンセールスマニュアルより
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コメント
まだガチャガチャが主流のころの(装着カメラから推定して)レンズなのに余り古臭さを感じないのがいいですね。あとこの頃は自分の想像ですが、EDは本当の高級レンズのみの特権だったのではないでしょうか。もし自分がこの頃生きてましたら、きっとカタログに穴が開くほど食いついているでしょうね(笑)それだけ欲しくなりそうなレンズです。
投稿: igay | 2009年12月18日 (金) 18時56分
EDガラスはキヤノン現在もこの分野で唯一とゆっても良い人工蛍石の結晶を作り、FLレンズの時代からサンニッパが受注製品として存在し、プロ仕様とゆっても良い、300の5.6のLレンズなどに対抗するために造られた光学ガラスで、普通の光学ガラスで製造されていた、キヤノンの旧FDの300ミリF5.6の最後のモデルで写した写真と切れが違うのを感じましたが、アマチュアでは人工蛍石のキヤノンのLレンズや、ニコンのEDガラスを使った300ミリクラスの購入は夢の夢と思っていましたね。
人工蛍石の製造分野ではいまでもキヤノンが最先端で、現在世界最大の直径40cmのレンズを製造できる人工蛍石の製造に成功し、このレンズは「すばる」に現在取り付けられています。
中古でようやっとEDガラス使用のAi-S300ミリF4.5を手に入れた時は、長かったなとつくづく思ったものでした。
投稿: ガタピシ | 2009年12月19日 (土) 14時07分